うさぎの目は色々と疑問があります。
視力もそうですが、寝ているときにずっと開けていたり、病気はどうなのかなどです。
そんな疑問を解決できるようにまとめていきます。
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うさぎの目の特徴
①うさぎの目は、人間の目とは異なり、少し飛び出していているのもあり、視野が広くなっています。
②光に対する感度が人間よりも高く、薄暗いところでもよく見えます。
③うさぎの視力は人間よりも低く、色を識別するのも限定されています。
うさぎの視野
うさぎの視野は、ほぼほぼ360度であることがわかっています。
死角があり、死角は、うさぎのひげで感知して対応しています。
例えば、うさぎに手でペレットをあげたりするときに、口元にあげるのですが、口元あたりが死角となっていて、どこにご飯があるのかわからないということがあります。
そのため、少しだけですが見つけるまでに時間がかかります。
逆に、うさぎの後ろにいたりする方が、死角でないため、うさぎからは観察している場所となります。
野生で天敵から襲われても逃げれるように進化した目はすごいですね。
うさぎの視力は良くない?
うさぎの視力はあまりよくはありません。
人間でいう0.05~0.1あたりくらいと言われています。
薄暗いところでも見えたりすることも考慮すると、すべての環境に対応できる目というのも難しいということですね。
視野360度と薄暗いところでも見えて、ひげや耳で視力を補えれば問題はないですよね。
うさぎはまばたきするの?
うさぎは、1時間に10回~12回ほどしかまばたきをしません。
人間は1分間に約20回、犬で2~2.4回、猫は3.2回まばたきすると言われています。
人間や犬、猫と比較すると、うさぎのまばたき数は、少ないというのがわかります。
なぜ、まばたきをしなくても問題ないのかというと、うさぎには、瞬膜(第3眼瞼)があり、これが角膜を覆って目の表面を保護して涙液を与えてくれるため、まばたきをせずに過ごせるのです。
まばたきも視野360度と同様に、天敵から逃げるために鍛え上げられた進化の賜物と言えるでしょう。
うさぎは寝ているときに目を開けながら寝ます。
まばたきをしなくてもよいことと関係性があり、目の表面を保護してくれる涙液により閉じなくても潤っているということです。
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白いうさぎの目が赤いのはどうして?
白いうさぎの目が赤いのは、「アルビノ」という種類というのが理由です。
アルビノは、ほかの動物でもいて、目や皮膚、毛などの全身、または目のみが先天的にメラニン色素を作れない体質のことです。
メラニン色素がほとんどない場合、身体も白くなります。
目の色が赤く見えるのは、まぶた周辺にある虹彩が透明になってしまっているため、目の奥の血管の色が影響しているからです。
うさぎの病気
うさぎの目の病気は、パスツレラ症や兎粘液種といった細菌やウイルスによって、引き起こされる感染症のほかに、腫瘍や炎症、緑内障や白内障などの病気があります。
うさぎの眼窩腫瘍の症状としては、眼球突出、琉涙、目やに、重度の食欲不振などです。
うさぎの目が充血していたり、目やにや涙が多かったりするときは、結膜炎や緑内障にかかっているのかもしれません。
【緑内障】
何らかの原因で眼圧が上昇した状態が緑内障です。
眼球が拡張し、目が大きくなります。
結果として、失明する恐れがあるので、早急な対応が必要になります。
症状として、痛みがあったり、流涙や眼瞼痙攣があったりします。
【白内障】
目の水晶体のたんぱく質が参加することで白く濁り、視力が低下する症状です。
水晶体は、ものを見るときにピントを合わせる役割を担っていて、凸レンズのような形をしています。
初期であれば環境変化などに気を付ければ支障がないのですが、ブドウ膜炎や緑内障などの他の眼の病気を併発すると痛みが出てしまいます。
うさぎは、痛みにはあまり強くない動物でもあるため、体調に影響が出てしまうのもあり、早めに病院に連れて行ってあげましょう。
【結膜炎】
目やにや涙が出たり、まぶたが腫れたり、まぶたの裏側が充血する、目のまわりがかゆくなるなどの症状がでます。
結膜炎になる原因として、牧草の細かい粉塵やほこりが目に入ったり、細菌に感染したりすることで起こります。
【鼻涙管閉塞】
鼻涙管が細菌感染などによって、炎症を起こして詰まると、涙目になったり、目やにが多くなったりします。
粘り気のある白っぽい目やにが出たり、結膜炎を引き起こすこともあります。
さらに、目の下がいつも濡れてしまい、涙やけを起こすことで、脱毛したりもし始めます。
〇目の病気への対策・予防
・日々のケージ内の掃除
目に良いのは、日々のケージ内の清掃をしてあげることで、予防できることが多いです。
細菌やほこりもそうですが、日々でのケアが大切ということです。
・歯のチェック
歯の不正咬合から目の病気へと発展してしまうことがあります。
不正咬合によるよだれや食欲不振からの影響もあり、歯のチェックは欠かさず行いましょう。
牧草とペレットをしっかりと食べているかの確認はしましょう。
・うさぎの観察
どの病気にも言えますが、うさぎが目を気にしていたりと少しおかしい行動をしていないかを日々みてあげましょう。
うさぎからなかなか表現しづらいことでもあるので、飼い主さんのお力が必要です。
まとめ
うさぎと一緒に楽しく元気に暮らすために、日々の観察は大事になってきます。
うさぎは、声帯がなく(例外はいますが)、声が出ず、表現でしか表せないのもあり、気づいてあげるというのが大切です。
うさぎのことを一緒にもっと知っていきましょう。
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