うさぎを飼う上で、必要なものが「ケージ」です。

ケージは、うさぎが日々過ごす「家」となります。

そんなうさぎにとって重要なケージに関しての選び方・サイズ・置く場所・必要なもの・注意点などを徹底解説解説していきます。

○ うさぎのケージを選ぶ際のサイズの目安

うさぎのサイズによるケージのサイズの目安

○ 小型種

品種:ネザーランドドワーフ・ホーランドロップ・ドワーフホトなど

サイズの目安:横幅50㎝~60㎝×奥行40~50㎝×高さ50㎝

○ 中型種

品種:ホーランドロップ・ダッチ・ミニレッキス・ミニサテンなど

サイズの目安:横幅60㎝~70㎝×奥行50㎝×高さ50㎝

○ 大型種

品種:イングリッシュロップ・アンゴラ・フレンチロップなど

サイズの目安:横幅80㎝以上×奥行50㎝以上×高さ60㎝以上

○ ケージの置く場所

ケージの置く場所により、うさぎの体調への影響も考えられます。

そのため、自宅の中でケージの置く場所も考慮してあげましょう。

・落ち着けて静かな場所

うさぎは、1日の半日以上は、ケージの中で過ごします。

そのケージの中で、ゆっくりと寝転んだり、丸まったりして過ごしています。

そんな過ごし方をしているのに、ゆっくりできない、落ち着かないケージの場所だと、うさぎがストレスを感じます。

まわりの音がうるさくなかったり、直射日光が当たらなかったりと落ち着ける場所を選んであげましょう。

・風通しの良い場所

うさぎは、何かと敏感な動物です。

気温が暑くなったり、寒くなったりすることで、体調を崩したりもします。

風通しが良い場所の方が、ケージに埃が溜まりにくかったり、夏になり湿気が出てきた際に湿気対策にもなります。

・エアコンの風が直接当たらない場所

エアコンの風が直接ケージに当たると、うさぎの体温の調節が難しくなります。

暑すぎたり、寒すぎたりしてしまうことで、体調を壊してしまうことがあります。

エアコンの風が直接当たらない場所を選びましょう。

○ ケージ内のレイアウト

うさぎのケージ内のレイアウトについて考えましょう。

ケージ内に必要なもの

・ペレット入れ

・牧草入れ

・トイレ

・給水器

・その他(かじり木、スノコなど)

・ポイント①

日々のご飯の入れ替え、ケージ内の掃除をすることを考慮した上で、トイレは奥側に置いたりする方が良いでしょう。

手前の方に、ペレット入れ・牧草入れ・給水器を置く方がスムーズに日々の対応がしやすいと思います。

・ポイント②

うさぎが体を伸ばしてゆっくりできるスペースは作ってあげましょう。

ケージ内にクッションを置いたりして、逆に、ケージ内が狭くなってしまっていたりすると、うさぎにとっては、ストレスが溜まりやすくなります。

・ポイント③

夏場には、体を少しでも冷やせるような涼感グッズなどを置き、夏場の暑さ対策を行ってあげましょう。

人間でも夏場には、暑さ対策を取ります。

その暑さを感じるのはうさぎも一緒なので、夏場対策を取りやすいレイアウトにしてあげましょう。

・ポイント④

冬場には、寒さ対策を行ってあげましょう。

夏場とは逆に寒いと体調を崩します。

うさぎ用の暖房器具をケージに取り付けたりできるようにしておきましょう。

・ポイント⑤

給水器の水がペレット入れや牧草入れにこぼれないようなレイアウトにしてあげましょう。

底が金網のケージの場合は、床じきなどを金網の上に敷いてあげることで、うさぎの足への負担も軽減できて、うさぎが過ごしやすくなります。

○ ケージを選ぶポイント

・掃除がしやすい

うさぎのケージは、日々の掃除が必要です。

うさぎは、キレイ好きとはいえ、トイレの掃除などはできません。

そのため、掃除しやすいケージを選ぶ方が良いでしょう。

【金網製のケージ】

私と暮らしているパンダもそうですが、たまにおしっこをトイレからはみ出してしまうことがあります。

そんなトイレを考慮した場合のケージは、金網のものが良いでしょう。

金網から床下に漏れても、ペットシートなどを敷いて対策を取れば、簡単に掃除できます。

金網の場合、うんちやおしっこが床下に漏れても大丈夫な点はメリットですが、金網だけにしておくと、足への負担もあるため、金網の上に、床じきなどを敷いてあげましょう。

【木製のケージ】

木製のケージの場合、足への負担も少なく、自然環境を感じさせてくれるため、比較的に過ごしやすいというのがあり、人気はあります。

ただ、木製のケージは、おしっこはケージに漏れた場合に、染み込みやすいため、うさぎが過ごす環境として、衛生的ではありません。

トイレに自信のあるうさぎの場合には、木製のケージは向いているのではないでしょうか。

【プラスチック製のケージ】

プラスチック製は、良い部分が多いでしょう。

おしっこにより、ケージが汚れても、掃除しやすいですし、うさぎの足への負担も比較的に少ないケージなので、おすすめのケージです。

・うさぎの大きさに合わせたサイズ

最初のご紹介した「うさぎのケージを選ぶ際のサイズの目安」からうさぎの大きさに合わせたケージサイズを選びましょう。

うさぎを飼い始めたときは、まだまだ小さいうさぎのですが、数か月~何年か経ち、うさぎが成長すると思っていた以上に大きく成長する品種もあります。

そのため、成長するうさぎの大きさを見越して、ケージサイズを選んであげましょう。

もちろん、小さいケージより、大きいケージである方が良いのですが、ケージが大きすぎると日々の掃除に時間がかかったり、うさぎの穴で暮らしたりする習性からケージ内が広すぎて、逆に過ごしづらいという場合もあります。

適切なケージサイズを準備してあげることで、うさぎにとっても飼い主さんにとっても良い環境で過ごしていけると思います。

○ ケージを選ぶ際の注意ポイント

・ケージを1度見に行きましょう

最近では、楽天市場、Amazon、ヤフーショッピングといったインターネットショッピングからものを買うことが多くなっています。

うさぎのグッズもインターネットショッピングにより、簡単に手に入ります。

ただ、うさぎのケージを選ぶ際は、1度でもいいので、実際の大きさをご自身で見て確認しましょう。

その上で、インターネットから買っても良いですし、店頭に置いてるケージでも良ければ買うのも良いでしょう。

うさぎが長年過ごすケージなので、大きさは大事ですし、インターネットから買って、思っていたイメージと違うということにもなれば、費用やうさぎにも負担になります。

そのため、1度で良いので、ケージの実物を見に行きましょう。

・キャスター付きの方がおすすめ

部屋の中での移動を行ったり、掃除をすることを考えると、キャスターは付いているケージを選ぶ方が良いでしょう。

実際に、夏場、冬場といった季節により、ケージ場所を変えたりすることは出てくると思います。

そういった場合の対策として、キャスター付きのケージを選ぶ方が良いでしょう。

・うさぎの行動を考えましょう

うさぎの行動を考えるというのがどういうことかというと、

うさぎは、ものを噛んだりします。

例えば、木製の床材だと、うさぎがかじって穴を空けてしまいます。

床材を何枚も準備するのは無理があるので、最初から金網製かプラスチック製にするといった対応はしましょう。

あと、うさぎは、2本足で立つようなしぐさ(うたっち)・パタンっと寝転がるしぐさ・のび~っとするしぐさなど色んなしぐさがあります。

そういったしぐさを行うことを考慮して、ケージのサイズを考えて選びましょう。

○ おすすめのケージのご紹介

・ブランド名:RAKU


【おすすめポイント】

ケージの上下が分離することで、掃除もしやすいですし、比較的に大きいサイズで、うさぎも過ごしやすいと思います。

キャスター付きとなっているため、移動もしやすく、メリットが豊富なケージです。

・ブランド名:三晃商会


【おすすめポイント】

なんといっても、横幅が約80㎝あることで大きいケージです。

床下も掃除しやすくなっていて、キャスター付きでもあり、使いやすいケージです。

○ まとめ

うさぎのケージの選び方について、徹底解説してみました。

いかがでしたでしょうか。

私も実際にケージを選んでみて、1回失敗したことがあります。

1個目のケージを準備した際に、木製の床材によりかじって穴が空いたり、ケージサイズが思ったより小さいためうさぎが過ごしづらそうにしたりと、うさぎには迷惑をかけてしまったと反省しています。

そういった失敗をしないためにも、うさぎに寄り添い、お互い楽しく過ごせるケージ選びを行っていきましょう。

By ぱんだ

白黒うさぎを飼っている30代の独身男のぱんだです。 通信携帯業界に約10年以上携わったガジェット好き。 今後、通信系の経歴を活かし、情報発信やうさぎ、自分の趣味も数多くあり新しいお得な情報を分かりやすくお届けします。

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