ペットのうさぎと一緒に過ごしていると、「水分補給」をちゃんとしているのかなと気になることがあります。
毎日水飲み器の水を入れ替えしていると、水の飲む量がだいたい分かってきます。
ただ、たまに、飲む水分補給量が少ないなと思うこともあるので、飼っているうさぎの水分補給量はある程度把握するようにした方が良いでしょう。
今回は、うさぎの水分補給についてご紹介していきます。
うさぎが飲む1日の水分補給量は?
うさぎの水分補給量は、体重1kgに対して、1日に50ml~100mlと言われています。
日々で、水分補給量は、変化していきます。
季節によっても変化していき、夏だと水分補給量は、増えます。
夏に水分補給量が増えるのは良いのですが、飲みすぎるのは良くないので、室内温度の調節などを行い、水分補給量も調節してあげましょう。
その他の季節は、室内温度などによって水分補給量も変化していきます。
うさぎの給水器は、どんなものが良いの?
うさぎの給水器は、ボトルタイプが主流です。
お皿などの器に水を入れて飲むことも問題ないのですが、うさぎが、お皿をひっくり返してしまい、結果的に、水を飲めませんでしたということがあります。
ボトルタイプの方が推奨できます。
ボトルタイプは、2通りあります。
・上向きタイプ
・下向きタイプ
こちらの2通りのタイプがあります。
上向きタイプで飲むのが苦手なうさぎもいるので、最初は下向きタイプで良いかもしれません。
高齢になると、上を向いて水を飲むことがしんどくなることもあるため、その場合は、下向きタイプを準備してあげましょう。
水は水道水?天然水?
うさぎに飲んでもらう水は、「水道水」で問題ありません。
天然水だと、ミネラルが豊富なので、うさぎの体にとっては、体調を崩す可能性もあります。
もし仮に、水が断水してしまったりした場合は、天然水の中でも「硬水」ではなく「軟水」を選択しましょう。
「硬水」だと水が硬くうさぎの体では、消化しづらく、体調を壊してしまうこともあります。
水の温度は?
水の温度は、「常温」で問題ありません。
冷たい水を与えるときは、夏場で、少し体を冷やしてほしいときくらいかと思います。
ただ、もし仮に、冷たい水に慣れてしまったりすると、常温の水を飲まなくなったりすることもあるので、与えるタイミングや量には注意しましょう。
給水器の入れ替えは毎日行いましょう!
給水器の水は、毎日入れ替えを行い、ボトルも洗ってあげましょう。
毎日水を入れ替えを行うことで、うさぎの水の飲む量を把握することができます。
もちろん、うさぎにきれいな水を飲んでもらうというのが目的ではありますが、うさぎの水分補給量を把握するのもうさぎの体調を把握するための大事なポイントです。
明らかに水分補給量が減ったとき
水分補給量が減ったときは、うさぎの体調に何か異変があった可能性があります。
うさぎの様子を伺いながら、おかしいなと思ったらすぐに病院に連れていってあげましょう。
○水分補給にまつわる病気
・尿石症
大人のうさぎは、黄色、オレンジ、赤褐色などの色の尿をします。
ただ、血尿が出たり、においがおかしかったり、回数も少ないなと思ったら、病気の可能性があります。
尿路(腎臓・尿管・膀胱・尿道)に結石ができると、尿が出にくくなったり、食欲不振になったりします。
重症になると、体を丸めて動かなくなったりします。
水分不足とカルシウムの摂りすぎなどが原因のため、水分補給には十分注意しましょう。
・胃腸うっ滞
消化器官の動きが悪くなり、停滞する病気です。
不正咬合・運動不足・牧草などの繊維質不足などが原因と言われています。
食欲がなくなり、うずくまる動作をしたりします。
便が少なかったり、小さかったりとした場合は、早めに、病院で診てもらいましょう。
まとめ
うさぎの水にまつわることをご紹介しました。
水は、人が生きる上で大事なもので、うさぎにとっても生きる上で大事なものです。
うさぎと暮らす際には、水分補給をしっかり行っているのか、飲んでいる量はいつもと変わらないのかなど日々チェックしてあげてください。