最近では、フィッシング詐欺メールの被害が急激に増えています。

被害が増えている理由と対策について、今回は、ご紹介していきます。

「私は大丈夫」ではなく、まわりのご家族さんも含めて詐欺に遭わないように対策を取りましょう。

フィッシング詐欺とは?

インターネットのユーザーから経済的な価値のある情報を盗み出すための詐欺行為のことです。

フィッシング詐欺を行うために、活用されるのが、フィッシング詐欺メールという、いわゆる、「なりすましメール」です。

なりすましメールは、個人情報を盗み出すために、盗み出すためのWebサーバーへと誘導するURLをメールにのせておくのが一般的です。

そんなURLをクリックすることはないと思っている方こそがターゲットになるので、注意しましょう。

最近では、なりすましメールはかなり増えていて、巧妙で、引っ掛かりやすいようになってきています。

フィッシング詐欺メールはどんなものがあるの?

フィッシング詐欺メールは、かなり巧妙になってきていて、普通にクリックしそうになるメールが多いです。

どんなところの企業などになりすましているのかをご紹介しましょう。

○携帯会社

携帯会社は、どの携帯会社からのなりすましメールが届きます。

主に、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルが多いです。

ドコモならirumo・ahamoになりすますこともあります。

auならUQモバイル・povoになりすますこともあります。

ソフトバンクならワイモバイル・LINEMOになりすますこともあります。

契約していないのにと思ってもクリックさせるように誘導するメールで巧妙な手口ですね。

例えば、auのフィッシング詐欺メールです。

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こんなメールが届いたら、何百人に何人かはクリックしちゃう方も出てくるかなと思える内容ですね。

○配達業者

配達業者は、結構有名になっていますよね。

主に、ヤマト運輸・佐川急便でしょう。

SMSが多かった印象を受けます。

そのSMSがこちらです。

基本的にSMSが届くときは、インターネットから注文したりしていないときにSMSがきます。

「あれっ、何か頼んだかな?」や「家族から送ってもらったものあるかな?」などと思うようになります。

そうなったときに、一度クリックしてみようという風になってしまい、フィッシング詐欺に遭うという結果が生まれます。

○世界的な大手企業

最近多いのは、世界的な大手企業からのなりすましメールです。

主な企業は、Amazon・Googleなどがあります。

例えば、Amazonのメールはこちらです。

Amazonは、特に色んなパターンがあります。

Amazon関連の企業になりすまして、メールを送ってきて、Amazonアカウントにログインさせようとします。

○銀行

最近急増しているのが、銀行のなりすましメールです。

最近では、ネット銀行も普及してきたり、通帳をエコ通帳に変更していて、スマホのアプリで確認する方も増えています。

そういった便利になったことを利用することで、個人情報を盗み出そうとしているのです。

銀行になりすましたメールは、こちらです。

銀行になりすましたメールの目的は、銀行口座のアプリにログインするための「ID・パスワード」です。

銀行口座のアプリの「ID・パスワード」を手に入れた場合、口座のお金は引き出されてしまいます。

口座から盗まれる被害までのスピードが速いのが銀行になりすましたメールからです。

○クレジットカード会社

銀行に近いのが、クレジットカード会社のなりすましです。

クレジットカードは、みなさんも便利に使っています。

最近では、キャッシュレス決済というのが流行していて、クレジットカードを紐づけて使われている方はかなり増えています。

そのキャッシュレス決済という利便性を活かしたのが、クレジットカード会社のなりすましメールなんです。

クレジットカード会社のなりすましメールはこちらです。

クレジットカード会社の場合も「ID・パスワード」でログインしてもらうことで、カード会社のアプリにログインできるようにして、クレジットカードを悪用するという流れです。

クレジットカードの乗っ取りというのはかなり増えています。

○SNSの乗っ取り

SNSの乗っ取りも急増しています。

主なSNSは、X(旧Twitter)・TikTok・Instagramなどです。

SNSを乗っ取られた場合、どうなるのかというと、SNSを悪用されて、フォロワーなどにフィッシング詐欺メールを送ります。

知り合いからのメールの場合には、URLをクリックしたりしてしまうこともあるので、被害が増えています。

SNSを乗っ取れれば、知り合いになりすますことで、かなりの確率で、詐欺を成功させやすくなるので、悪質業者側が注目している内容です。

フィッシング詐欺メールへの対策は?

フィッシング詐欺メールの事例をご紹介してきました。

次は、対策です。

もちろん、対策を行っておけば、詐欺に遭う確率はぐーんと下がります。

【フィッシング詐欺の対策】

○有料のセキュリティソフト

スマホやパソコン、タブレットに有料のセキュリティソフトを入れるのは、最善の対策です。

有料のセキュリティソフトを入れることで、不正なURLをクリックしようとすると、クリックするときに「警告」してくれます。

そういった「警告」があることで、未然に詐欺だと気づくようになっています。

あとは、最近では、個人情報の監視を行ってくれるソフトもあります。

「 norton (ノートン)」から提供されている「IDアドバイザー」です。

こちらが、個人情報を監視してくれて、もし仮に、個人情報が漏れた際には、復旧作業まで手伝ってくれます。

オススメの有料のセキュリティソフトはこちらです。

「norton(ノートン)」です。

セキュリティ機能は世界的にも認められていて、動作も軽く、使いやすいのが特徴です。

さらには、更新頻度も多いため安心感はあります。

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○メールからのURLをクリックしない

フィッシング詐欺メールからのURLをクリックしないというのが1番良いというのはあります。

例えば、携帯会社の場合なら携帯会社の公式アプリにログインして確認したり、銀行の場合なら銀行の公式アプリにログインして確認したりと、公式アプリにログインするようにすれば詐欺は防ぐことができます。

あくまでも、フィッシング詐欺メールからURLをクリックすることで、詐欺を成功させる流れとなってしまいます。

見覚えのないメールの場合は、公式アプリからログインしてみるのが大事です。

○公式の電話番号に電話をかけて確認しましょう。

確認するのが手っ取り早いのは、電話です。

ただ、注意してください。

フィッシング詐欺メールに載っている電話番号ではなく、公式サイトや公式アプリから電話番号を確認した後に、電話をかけましょう。

公式のカスタマーサポートに電話をかけることで、メールの内容が合っているのかどうかなどを細かく確認できます。

○ご家族に確認する

ご家族さんに確認するのも1つです。

今では、LINEなどのSNSもあり、家族と簡単にやり取りできます。

気軽に、画像も送れるのもあり、相談しやすいと思います。

何かおかしいなと思ったときは、家族に相談して、落ち着いて対応するのが良いでしょう。

まとめ

フィッシング詐欺メールとフィッシング詐欺メールへの対策についてご紹介しました。

詐欺に引っかかる方の特徴として、

・自分は大丈夫と思っている

・とりあえず、メールなどはチェックしてみる

・メールアドレス、電話番号の情報くらいと甘く見ている

などなどです。

いわゆる、「油断している」方が引っかかります。

何事も、少し疑い、頭を落ち着かせて、対応すると未然に防げるようになると思います。

インターネットが普及して、便利になった時代だからこそ起きている詐欺です。

どの方でも詐欺は身近にあるという認識を持って対応していきましょう。

By ぱんだ

白黒うさぎを飼っている30代の独身男のぱんだです。 通信携帯業界に約10年以上携わったガジェット好き。 今後、通信系の経歴を活かし、情報発信やうさぎ、自分の趣味も数多くあり新しいお得な情報を分かりやすくお届けします。

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