ペットにうさぎを飼おうと思う方は増えてきています。
犬や猫は人気ですが、飼いやすいというのがあり、うさぎも人気です。
そんなペットとして迎えるうさぎを選ぶポイントをまとめていきます。
うさぎの種類も増えてきたりしているため、選ぶ上で参考になれば嬉しいです。

うさぎを選ぶポイント
①うさぎの大きさ
②毛の長さ、質
③耳の長さ、形
④性別
⑤多頭飼育(複数飼い)
⑥うさぎ以外の動物と飼う
⑦繁殖
①うさぎの大きさ
うさぎの大きさによって、飼育スペースの確保ができるのかどうかという重要なポイントです。
うさぎがお迎えするときは小さくても、飼育する上で大きくなり、飼育スペースが物足りなくなると、ご自宅を引っ越したりと飼育環境を変える必要もあります。
ただ、うさぎは、飼育環境の変化に対応するのに時間がかかるのもあるため、先を見越してうさぎの大きさを把握しておいた方が良いでしょう。
〇小型うさぎ(1㎏~2㎏)
・ネザーランドドワーフ
・ホーランドロップ
・ジャージーウーリー
・ミニレッキス
などなど
〇中型うさぎ(2㎏~5㎏)
・ダッチ
・レッキス
・イングリッシュアンゴラ
などなど
〇大型うさぎ(5㎏以上)
・フレンチロップ
・イングリッシュロップ
・フレミッシュジャイアント
などなど
うさぎの種類により、大きさは変わります。
うさぎの種類で人気のある大きさは、小型うさぎの1㎏~2㎏くらいの種類でしょう。
その次に、中型うさぎの2㎏~5㎏と言った感じですね。
大型うさぎは、飼育することが難しいのもあるため、事前に知識を持った状態で飼育するのが良いでしょう。
②毛の長さ、質
うさぎの種類により、毛の長さ、毛の質が異なります。
毛の長さ、質により、飼育のしやすさが変わるので、選ぶポイントとなります。
短毛種、長毛種とあります。
・短毛種
長毛種と比較すると、日々のブラッシングを行い、扱いやすい毛の質となります。
ただ、毛が短い分、足裏に毛が少ないのもあり、クッション性がないため足裏の病気であるソアホックになりやすいです。
短毛種の場合は、うさぎが動くスペースにクッション性のあるものを敷いてあげたりするのが良いでしょう。

・長毛種
長毛種の毛は、日々のケアが非常に大事です。
夏場は特に水を飲んだりしたときに水に濡れたり、うさぎが汗をかいたりして掻き過ぎてしまったりとトラブルも増えてきます。
そのため、毎日の毛のケアと健康管理を行う必要はあります。

〇短毛種
・ネザーランドドワーフ
・ホーランドロップ
・ドワーフホト
・ミニレッキス
などなど
〇長毛種
・ジャージーウーリー
・アメリカンファジーロップ
・ライオンヘッド
などなど
③耳の長さ、形
耳の長さ、形も種類により違います。
耳の長さ、形により、ケアの仕方、頻度が異なるため、うさぎを選ぶポイントとなります。
立ち耳とたれ耳の種類があります。
・立ち耳
立ち耳のうさぎの場合、ケアは、そこまで必要がありません。
必要がないわけではないので、必要があればケアしてあげましょう。
何かしら耳の調子がおかしそうだったら対応してあげるという感じで大丈夫です。
うさぎの耳は、うさぎが生きる上で非常に大切な部分です。
そのため、耳を触られるのを嫌ううさぎもいるので、注意しましょう。

・たれ耳
たれ耳のうさぎの場合、ケアは必要です。
湿度が高かったりする梅雨や夏場は、特にケアをしてあげる必要があります。
ケアをしないと、湿性皮膚炎などの病気にかかったりもするので、立ち耳に比べるとお世話に手間を要します。

〇立ち耳
・ネザーランドドワーフ
・ジャージーウーリー
・ミニレッキス
などなど
〇たれ耳
・ホーランドロップ
・アメリカンファジーロップ
・フレンチロップ
などなど
④性別
うさぎの性別により、行動が違うので選ぶポイントとなります。
・オスに多い行動
縄張り意識は強いため、ケージ以外でおしっこをすることが多くなる可能性はあります。
おしっこと同様のことで、あごをすりつけて「においつけ」をすることは多くあります。
あくまでも、性格や個体差によるため、一概にオスだからこうするということはありません。
・メスに多い行動
妊娠していないにも関わらず、妊娠をしたと思い、巣作りを始めたりする「偽妊娠」という行動をとります。
実際に、妊娠すると、気性が荒くなったりするという感じです。
オスと同様に、性格や個体差によるため、メスだから絶対ということはありません。
〇オスとメスの見分け方
生後3ヶ月くらいまでは、見分けづらいのはあるでしょう。
生殖器を押し広げたときに、先端が尖っていたらオス、スリット状ならメスです。
生殖器と肛門の間が離れているのがオスで、近いのがメスです。
⑤多頭飼い(複数飼い)
多頭飼いの場合、ケージは分ける必要があります。
もちろん、繁殖をさせるなら、同じケージで飼うことになりますが、基本的には別々のケージで飼いましょう。
性別ごとでの相性があります。
・オスとオスの場合
相性は悪いです。
理由は、縄張り争いを行い喧嘩してしまいます。
ケガの恐れもあるため、ケージは別々が必須です。
・メスとメスの場合
オスとオスと同様に、喧嘩することもあります。
うさぎの性格にもよりますが、同性というのは難しい部分はありますね。
・オスとメスの場合
相性が悪いわけではないですが、去勢を行っていないと子供がどんどん生まれてしまいます。
うさぎは、天敵から狙われる立場のため、繁殖を多くして生き残ってきた動物であるため、繁殖率がかなり高いです。
繁殖を好まない場合は、オスとメスの複数飼いは要検討というのが良いでしょう。
⑥うさぎ以外の動物と飼う
うさぎは、野生のときには、狙われる側の動物です。
そのため、肉食動物と暮らすとなると、うさぎの警戒心が勝ってしまい、ストレスとなってしまうこともあります。
もちろん、一緒に暮らしてみて、時間が経ち仲良く暮らしてくれることもあるとは思います。
〇うさぎと一緒に暮らすのにおすすめの動物
・ハムスター
・モルモット
・小鳥
などなどの草食動物
〇うさぎと一緒に暮らすのにあまりおすすめしない動物
・犬
・猫
・フェレット
などなどの肉食動物
⑦繁殖
うさぎを繫殖させたいのかどうかというシンプルなことです。
繁殖させることを目的に置く場合、うさぎの健康状態を把握した上で、自宅にお迎えする必要はあります。
あとは、血統書も大事です。
うさぎの年齢、種類により、説明してきた通り大きさも変化するため、色々と把握する必要があるでしょう。
まとめ
うさぎを選ぶポイント7選をご紹介しました。
うさぎをお迎えした後のことを考えて、お迎えしないと、うさぎの健康管理ができないまま亡くなってしまうこともあります。
先を見据えて、ペットのうさぎを選んでもらえると嬉しく思います。