サブブランドと呼ばれている【irumo・UQモバイル・ワイモバイル】は、料金プランが比較的選びやすく人気があります。
格安SIMと呼ばれる【IIJmio・マイネオ・イオンモバイル】などの携帯会社も人気があります。
両方とも人気がありますが、サブブランドの方が契約数も含めて考えると人気がある状況です。
では、サブブランドと格安SIM会社は、どんな違いがあるのでしょうか。
サブブランドとは?
携帯会社のサブブランドとは、ドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアと呼ばれる3社の低価格帯のサービスのことです。
ドコモ:irumo(イルモ)・ ahamo(オンライン専用プラン)
au:UQモバイル・ povo(オンライン専用プラン)
ソフトバンク:ワイモバイル・LINEMO(オンライン専用プラン)
各社2つのサブブランドを持っているような状況となります。
格安SIMとは?
格安SIMとは、MNOと呼ばれるドコモ・au・ソフトバンクの電波を借りて月額料金を格安で提供する携帯会社のことです。
主な格安SIM会社
IIJmio・ビッグローブ・イオンモバイル・マイネオなど
使用回線は、ドコモ回線の利用をする会社が多いです。
ドコモ回線を利用する会社が多い理由として、元々、ドコモ回線を借りて提供する会社から格安SIMが開始された経緯もあり、ドコモ回線を利用する格安SIM会社が多い理由となります。
IIJmio:格安SIM/格安スマホ・インターネットサービスのIIJmio
ビッグローブ:【公式】格安SIM・格安スマホならBIGLOBEモバイル
イオンモバイル:イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】 (aeonmobile.jp)
などなど
サブブランドと格安SIMの違いは?
サブブランドと格安SIMの違いとはなんでしょうか。
①速度の違い
サブブランドの方が、大手3社のグループ会社というのもあり、速度は安定しています。
格安SIMの場合は、大手3社の電波を借りて提供するということもあり、速度が出なかったり、時間帯で遅くなったりと不便するタイミングがあります。
遅くなる時間帯は、12時~13時、18時~19時、21時~22時のような誰もがスマホを使うような時間帯に遅くなります。
数年前に比べると、格安SIMの速度は少しずつ安定するようにはなっていますが、それでもサブブランドまでの速度ではありません。
もちろん、サブブランドと比較して格安SIMの方が遅いということだけなので、格安SIMの速度でも十分に使えます。
②サポートの違い
格安SIMは、Webだけしか契約できない会社もあります。
Webで契約することも需要が出てきているため、決してマイナスポイントではありません。
ただ、店頭での契約ができるのと、Webのみで、何かあればカスタマーサポートに電話するといったことが不便と捉える方もまだまだ多いのは事実です。
サブブランドであるドコモのirumo、auのUQモバイル、ソフトバンクのワイモバイルの3社については、各携帯ショップにて対応できるため、安心感はあります。
そのほか、アフタフォローについては、有料であれば、携帯ショップで対応可能なこともあるため、Webでの対応メインということを考慮するとサポートの違いは生まれることになっていますね。
③月額料金の違い
サブブランドよりも格安SIMの方が月額料金は安い傾向にあります。
irumoやオンライン専用プランのpovoを除くと、サブブランドは、980円~が最安となります。
格安SIMは、290円~の日本通信SIMが最安となります。
サブブランドは、家族割や固定回線とのセット割といったように、割引を重ねることで最安を作るというのが基本となってきています。
一方格安SIMは、SIM1枚単体でも安く利用できるのは変わらずです。
そのため、1人で複数回線を持っている、もしくは、家族とセットという方は、サブブランドの方が良いかもしれませんね。
格安SIMの速度が遅い理由は?
格安SIMが遅い理由は、MNOと呼ばれるドコモ・au・ソフトバンクの電波を借りているというのが根本としてあります。
ドコモの格安SIM会社が多いのですが、ドコモは、格安SIMに提供する回線の領域を決めていて、格安SIM会社が電波を取り合っているような状況だからです。
そのため、時間帯での遅延が発生したり、通常の速度も安定せず、サブブランドまでの速度が出ないという仕組みになっています。
サブブランドと格安SIMのどちらがお得なの?
利用者側の環境によりますが、どちらがお得になるのかをいくつかの例をあげてまとめていきましょう。
〇サブブランド向き
・複数回線での利用
家族割や固定回線もまとめたりする方は、サブブランドの方が良いでしょう。
月額料金も割引により、安く利用できるので、おすすめです。
・通話する方
通話を利用する場合、格安SIMだとアプリ経由であったりと使いづらいと思うケースがあります。
楽天モバイルが良い例で、Rakuten Linkというアプリを使って通話する場合は、かけ放題ですが、デフォルトの電話アプリだと22円/30秒がかかります。
通話品質もアプリよりもデフォルトアプリの方が品質は良いためおすすめです。
・サポートがある
携帯ショップで聞くことができます。
対応してもらえるかどうかは内容にもよりますが、直接携帯ショップで疑問を聞くことができるという点においては、良い部分でしょう。
〇格安SIM向き
・とにかく安く使いたい
月額料金をとにかく安く使いたいなら格安SIMの方が良いでしょう。
サブブランドは、割引をもとに安くなるプランなので、安く使いたなら格安SIMが向いています。
・サブ機
仕事用とプライベート用を分けて使いたいなどにより、サブ機としての利用なら格安SIMがおすすめです。
理由は明確で、1回線にお金をかける理由もないため、最安で持てるプランと考えると格安SIMの方が良いでしょう。
サブブランドのpovoが基本料金0円のため、例外もありますが、基本的には格安SIMを選ぶのが良いと思います。
・SIMフリースマホがメイン
iPhoneやGalaxyなどの高額スマホではなく、安めのAndroidスマホを利用して、SIMフリースマホを安く利用したい方は、格安SIMが向いています。
格安SIMの場合、SIMフリースマホを同時購入で安く買えるキャンペーンをやっています。
機種も含めて全体的に安く揃えれるのは良い部分でしょう。
まとめ
サブブランドと格安SIMの違いをまとめてみました。
利用する方の環境によって、どちらに向いているのかどうかということになるため、まとめた内容が参考になってくれると嬉しいです。
格安SIMの会社が少しずつ減ってきてはいますが、どうにか生き残っていこうという会社はあるので、格安SIMも検討していてはいかがでしょうか。
もちろん、サブブランドの人気は高いので、安心感を求めるならサブブランドを検討してみてください。
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