日常的に、スマホを使っている方がほとんどです。
そんなスマホに搭載されているOSというのを聞いたことはあるのではないでしょうか。
日ごろ利用しているスマホのOSがないと、スマホは動きません。
そんな大切なOSについてまとめていきたいと思います。
WindowsやmacOSもご紹介しますが、今回はAndroidとiOSの違いをメインでご紹介します。
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OSとは?
OS=オペレーティングシステムは、コンピューターのハードウェアとソフトウェアを制御する基本のソフトウェアです。
OSの種類は、よく聞くのが、「Windows」「macOS」「Android」「iOS」があり、あまり聞くことがないと思いますが、「Linux」「UNIX」などといった種類があります。
OSがないと、パソコンやスマホが動かないということですね。
AndroidOSとは
Google社が開発したOSです。
Linuxやオープンソースソフトウェアをベースに開発されていて、スマートフォンやタブレット向けのOSです。
AndroidOSは、モバイルデバイスの中でのOSシェアは、全世界で約7割を占めています。
日本では、iPhoneのiOSが人気なのもあり、5割ほどの方がAndroidOSを利用しています。
徐々に、日本でもAndroidOSがシェアを上げ続けています。
iOSとは
Apple社が開発したOSです。
macOSをベースに開発されたOSで、iPhoneやiPod TouchなどのAppleのモバイルデバイスに搭載されています。
iPadOSというOSもあります。
iPadOSは、iPadが持つ機能をできる限り引き出すために開発されたOSです。
元々は、iPadにもiOSを使用していました。
そのため、iOSは、iPadにも利用されている製品も現在提供されています。
今後は、iPadOSのみで、iPadは提供されることになるでしょう。
Windowsとは
Microsoft社が開発したOSです。
パソコンを使っている約75%の方が使用しているOSで、バージョンはWindows11まで提供されています。
現在、企業で使用されているパソコンは、約8割~9割がWindowsパソコンと言っても良いのではないでしょうか。
約75%の方が使用しているのもあり、会計ソフトやAdobeソフトなどの外部ソフトにも基本的には対応しています。
macOSとは
Apple社が開発したOSです。
Appleが開発したパソコンに搭載されています。
macOSは、UNIX系OSの一種で、BSD系OSをベースにしています。
以前は、intel社のCPUを使用していましたが、現在は、「Apple Silicon」というM1、M2といった独自CPUを使用しています。
AndroidOSとiOSの違いとは?
〇アプリの取得先
スマホでのアプリの取得先が違います。
Androidスマホ:Google Play Store
Apple(iPhoneなど):App Store
アプリの取得をするためには、それぞれのアカウントが必要となります。
Androidスマホ:Googleアカウント
Apple(iPhoneなど):Apple ID
アカウントを作成しないと、アプリの取得はできません。
〇ユーザーインターフェース
ユーザーインターフェースは、UIと呼ばれ、コンピューターの使いやすさに大きく影響するソフトウェアとハードウェアの総称です。
AndroidOSは、カスタマイズが自由に行えます。
例えば、Androidスマホの場合、ホーム画面で使用するアプリなどを分けることができます。
そのほかでは、アプリのアイコンの大きさを変えたり、片手で使えるモードがあったりします。
iOSは、シンプルに使うOSです。
Androidスマホと違い、iPhoneは、ホーム画面で使用したいアプリなどに分けるといったことはできません。
アプリのアイコンの大きさも変更はできません。
ただ、どのシリーズが発売されても、操作性がほとんど変わらないため、シンプルな部分がメリットという形となっています。
〇セキュリティ面
セキュリティ面に関しては、iPhoneが強いと言われています。
正直なところ、特にどちらが強いというこはありません。
iPhoneがセキュリティに強いと言われている理由は、アプリをApp Storeで提供できるまでの審査基準がGoogle Play Storeの審査基準よりも厳しいことからきています。
AndroidOS自体が、カスタマイズができるといった自由な形をとっているのもあり、アプリに対しての審査基準に少し違いがあるということです。
ただ、一般的に、みなさんが使用しているアプリのほとんどは、App Storeでも使用しているアプリのため、基本的には問題ありません。
そのため、iOSの方がセキュリティが強いのは強いのですが、AndroidOSが弱いということではありませんので、安心して利用してください。
〇価格
iOSの製品(iPhoneなど)は、高額製品がほとんどです。
現在では、iPhoneなら10万円以上の機種しか販売されていません。
AndroidOSの製品は、安い価格帯から高い価格帯まで選べます。
価格帯が上がるにつれて、機種の性能も上がるので、利用者に合う製品を買ってもらうことができるということです。
まとめ
AndroidOSとiOSについてまとめていきました。
どちらのOSが良いというのは、特にはありません。
ただ、違いを理解することで、ご自身がどのように使える製品の方が良いのかというのは、見極めることができます。
そのため、AndroidOS(Androidスマホ)を利用している方が、iOS(iPhone)を次は試したいというのも良いと思います。
逆も然りで、iOS(iPhone)を利用している方が、AndroidOS(Androidスマホ)に切り替えてみるのも良いと思います。
いろんな選択肢があるということは、より快適な環境を作ることができるということなので、今後のスマホライフに役に立てれば嬉しいです。