携帯電話を変えようとしたり、ネットニュースでも何かと話題になる回線について気になる方もいると思います。
もしかしたら、3G回線を知らない方はいるかもしれません。
4G回線は知っている方は3G回線と比較すると多いでしょう。
5G回線は、知っている方が多いと思います。
「5G」という言葉が大きく話題となり、内容を知らない方は多いのではないでしょうか。
そんな疑問をできる限り、簡潔に解説していきます。

3G回線とは
第3世代移動通信システムで、いわゆる、3世代目の回線網のことです。
携帯電話の回線には、1世代、2世代とあり、その次が第3世代ということですね。
第3世代より、音声通話だけでなく、高速なデータ通信やマルチメディアサービスを行えるようになりました。
3G回線は、最大14.4Mbpsの通信速度を出せることができます。
3G回線は、ドコモ・au・ソフトバンクで提供されていて、現在は新規での提供はされていません。
現在利用中の方は、
2024年1月31日に、ソフトバンクがSoftBank 3Gを終了します。
2026年3月31日に、NTTドコモの3GサービスのFOMAが終了となります。
残り数年ではありますが、大切に使ってもらいたいですね。
〇3G回線の主なスマホ
Apple:iPhone3G、iPhone3Gs、iPhone4、iPhone4s
SAMSUNG: Galaxy S
SONY: Xperia
SHARP:IS01
などなどです。
HTC、東芝といったメーカーもスマホを出していたのが懐かしいですね。
4G回線とは
第4世代移動通信システムで、いわゆる、4世代目の回線網のことです。
3G回線の次の世代の回線網ということもあり、3G回線よりも高速なデータ通信やマルチメディアサービスに対応しています。
4G回線は、最大1Gbpsの通信速度を提供し、LTE-AdvancedやWiMAX2などが該当する規格として挙げられています。
4G回線は、2011年~日本国内での提供を開始しています。
2011年頃は、LTEという3.9世代の提供となります。
4G回線から通信容量に制限を設けられました。
当初は、7GBの通信容量の料金プランが人気を博しました。
〇4G回線の主なスマホ
Apple:iPhone5、iPhone5s~
SAMSUNG: Galaxy S2~
SONY: Xperia NXなど
SHARP:AQUOS Phoneなど
そのほか、Google、OPPO、Xiaomiなどの機種も数多くあります。
5G回線とは
第5世代移動通信システムで、いわゆる、5世代目の回線網のことです。
4G回線よりも、高速なデータ通信やマルチメディアサービスに対応し、「低遅延」「高速」「多数接続性」を持ち、現在の生活を支えてくれています。
現在では、ネット社会と呼ばれるほどに成長した社会では、YouTubeやNetflixなどの動画配信サイトも人気となっています。
動画配信サイトは、ネット通信容量を比較的に多く使用するため、5G回線までの対応スマホを利用することで、快適に視聴したりできます。
5G回線は、
高速通信できるのですが、広域には行き届きづらいとされる「ミリ波」
ミリ波と比較すると低速なものの、比較的に広範囲で、快適に利用できる「Sub6」
という周波数帯があります。
〇5G回線の主なスマホ
Apple:iPhone12~
SAMSUNG: Galaxy S20シリーズ~
SONY: Xperia 5 Ⅱ
SHARP: AQUOS Sense 5G~
そのほか、Google、OPPO、Xiaomiなどからも数多くの5Gスマホが販売されています。
3G・4G・5Gは何が違うの?
〇通信速度
利用していて、1番分かりやすいのは、通信速度です。
自宅ではなく、外出時に、ネット通信をするときの速度が驚くほどに違います。
3G回線と4G回線でも違いますし、4G回線と5G回線も違います。
やっぱり、世代が上がるごとに快適に利用できると感じます。
〇対応エリア
3G回線は、全国エリアでつながります。
4G回線も全国エリアでつながるようになりました。
5G回線は、現在進行形で、エリアを拡大中です。
そのため、5G回線の非対応エリアについては、4G回線での対応となりますね。
〇CPU性能
3G回線では、対応アプリも少ない、4G回線では対応アプリが増え、5G回線では、すべてにおいてグレードアップという流れです。
グレードアップの中には、CPUと呼ばれる脳みそもグレードアップしています。
Androidスマホには、主にSnapdragonというCPUを使用しています。
そういったCPU性能が、5Gに対応しただけで、処理能力がぐんっと上がります。
〇価格
3G回線対応機種よりも4G回線対応機種の方が高くなりました。
4G回線対応機種よりも5G回線対応機種の方が高くなりました。
当たり前と言えば、当たり前なのですが、5G回線対応機種からの値上がりはかなり大きくなっています。
先ほど説明したようにCPU性能が上がっているのもあり、4G回線対応機種よりも1万円ほどは最低でも値上がりしています。
そのため、通信品質が上がり、快適さを増す分、利用するための費用は上がるということです。
良い例は、AppleのiPhoneシリーズですね。iPhone12~5G回線対応となっていて、値上がりが大きかったのは有名です。
〇対応できるアプリ
3G回線の場合、LINEは使えても、Web検索する際にも、1ページごとに時間が数秒かかったりします。
それが、4G回線になり、数秒を縮め、5Gでは見るからにサクサクと検索できるようになりました。
通信速度からなのですが、対応できるアプリもどんどん増えてきています。
例えば、X(Twitter)、Instagramなどの写真を載せたり、動画を配信したりするのは、5G回線へと進化したからこその産物です。
3G回線では、アプリは開発されても、パソコンやWi-Fi環境ありきのものになっていたでしょう。
〇通信容量
通信容量と言っても、ネット通信を使う容量というよりは、一度に対応できる通信容量です。
言い換えるなら、2車線の高速道路から3車線の高速道路になり、一度に通れる車両が増えたというようなことです。
Wi-Fi環境でできることが、携帯電話の回線では難しいというのを聞いたことはないでしょうか?
そんなWi-Fi環境でしかできないと言われていることが、5G回線を利用するできることが増えてきています。
3G回線だと、LINEを使ったりすることで限界でした。
4G回線で、対応アプリも増え、現在の人気アプリを利用できるようになりました。
5G回線では、Wi-Fi環境の代わりになりつつある回線となろうしています。
6G回線ってどうなるんだろう?
現在、開発中となっているのが、「6G」です。
5Gよりも高速通信ができ、大容量の通信容量を利用できることで、VRなどの視聴も携帯通信でできるようになると言われています。
実際に、提供されるのは、いつになるのか分かりませんが、ネット社会の進化の速度が徐々に早くなっているのもあり、案外早くにみなさんのお手元に「6G」というものが届くかもしれません。
「6G」が使えたとした場合、携帯電話の月額料金は、値上がりするのは間違いないでしょう。
ただ、それでも、使ってみたくなる方は出てくるでしょう。
まとめ
3G回線、4G回線、5G回線についてまとめていきました。
コテンラジオ繋がりという訳ではないですが、なんでも歴史ってあるんですよね。
実際には、1G回線、2G回線から始まっています。
何年にもわたって進化した結果が現在ということに色んな努力を感じますね。
今後の「6G」までへの進化を楽しみにしましょう。
今は、「5G」の世界を満喫しましょう。
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