ペットのうさぎと過ごす中で、気になるのは、におい対策です。
小学校や動物園のようなところで、うさぎを見たことがあり、知っている方は、うさぎってにおいが臭いイメージがあるのではないでしょうか。
ただ、実際のところ、うさぎの体臭は、無臭です。
そのため、臭いということはありません。
そういった「におい」について今回は、まとめていきます。
うさぎのにおいは臭いの?
うさぎのにおいは、臭くありません。
うさぎの体臭は、無臭です。
夏場などは、トイレに残る尿のアンモニア臭がにおうこともありますが、掃除をしてあげれば、問題ないです。
では、臭いイメージは何ででしょうか。
理由は、学校や動物園のうさぎのイメージではないでしょうか。
学校や動物園のうさぎは、何匹かのうさぎと生活していて、ペットのうさぎのように、ケージ内にトイレがあったり、牧草入れやペレット容器があったりはしません。
そのため、うさぎ小屋内のどこでもおしっこしたり、うんちしたりします。
飼育員さんが、うさぎ小屋内を掃除していても、やっぱりにおいは徐々に残っていき、臭いなと思うような環境になります。
ただ、ペットのうさぎは、飼い主さんの飼育環境下にあり、日々での掃除をしているおかげで、ケージ内を清潔に保つことができ、においを抑えることができます。
におい対策とはどのようにするのが良い?
うさぎは、におい敏感な動物で、においが臭いとストレスが溜まります。
そのため、におい対策として、日々でのケージ内の清掃を行ってあげましょう。
〇日々の清掃箇所
①トイレ
においが残りやすい箇所は、言うまでもなくトイレです。
においが残りやすい原因は、尿のアンモニア臭です。
②ペレット容器
ペレット容器は、そんなに汚れるというところではないですが、ペレットが砂状になり、容器内にあると、うさぎの鼻や口付近を汚してしまいます。
汚れた箇所をうさぎがキレイにしようとして、掻きすぎでの皮膚炎を引き起こす場合があります。
そのため、清掃は日々で行いましょう。
③牧草入れ
牧草入れは、日々入れ替えたりする必要があります。
牧草は、うさぎがいつでも食べれる状態にしておくのもあり、清掃は大事です。
日が経った牧草を好まないうさぎは多くいます。
そのため、古い牧草だけが溜まると、あまり良いとは言えないにおいになります。
毎日の牧草の入れ替えを行ってあげるのがベストではありますね。
④給水ボトル
水は、大切です。
もちろん、毎日入れ替えましょう。
においを出すことはほとんどないですが、日々の清掃は大事です。
⑤ケージ内
ケージ内自体を拭いてあげましょう。
ケージ内は、うさぎが過ごすための大事なスペースです。
清掃が1番大事と言っても良い箇所でしょう。
〇におい対策のポイント
・トイレの清掃
トイレの清掃の際に、トイレ砂を入れ替えると思います。
そのときに、トイレ砂だけでなく、トイレの尿石汚れも落としてあげることで、におい対策になります。
尿石汚れを落とす場合は、「Ca リムーバー(尿石除去剤)」「柿タンニン消臭スプレー」などを使うのが良いでしょう。
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・ケージ下の清掃
ケージ下には、牧草やうんち、おしっこが落ちて何日か経てば溜まっていきます。
おそらく、うさぎを飼っている方は、そこにペットシーツを敷いたりしていると思います。
ペットシーツは3日に1回では取り替えてあげましょう。
ペットシーツを取り換えるのと、ケージ下をしっかりと拭いたりして、におい対策を取りましょう。
人もそうですが、おしっこやうんちは、色んなところにとんだりします。
そういった積み重ねにより、臭いにおいへと変わっていくのです。
ケージ下の清掃も大変ですが、行ってあげましょう。
・天然成分でできたアイテム
うさぎのケージまわりには、天然成分でできたアイテムを活用しましょう。
例えば、重曹やクエン酸、エタノールです。
重曹は、アルカリ性なので、皮脂などの酸性の汚れに効果があります。
クエン酸は、酸性なので、アルカリ性の尿の汚れ落としに効果ありです。
エタノールは、消臭や除菌作用が高いので、におい対策にぴったりです。
天然成分アイテム
重曹水:重曹大さじ2杯+水500ml
⇒ケージ内の拭き掃除におすすめ
クエン酸水:クエン酸小さじ2杯+水400ml
⇒トイレの掃除におすすめ
エタノールスプレー:消毒用エタノールをスプレー容器に入れる
⇒除菌、消臭におすすめ
うさぎからにおいが臭いと感じたら?
うさぎからちょっと匂うかも?と思ったら、うさぎのおしりまわり、トイレのうんち、おしっこを確認しましょう。
なぜ、おしりまわりやうんち、おしっこを確認するのかというと、もしかすると、体調が悪くしている可能性が高いからです。
おしりまわりが汚れていると、正常に排泄できていない可能性があります。
うさぎは、食糞を行ったりするため、基本的には清潔にうさぎが保とうとします。
それでも汚れているというのは、何かしらの原因があります。
うんちやおしっこは、うんちの形や硬さがいつもと違ったり、おしっこの色がいつもと違ったりしているかもしれません。
日々でのうさぎの体調チェックも大切だということですね。
もし、何かあれば、すぐに病院へと連れていってあげましょう。
【泌尿器・生殖器の病気】
・尿石症
うさぎの尿の色は、黄色、オレンジ、赤褐色などの色です。
ただ、血尿が出たり、においがおかしかったりするときがあります。
ほかにも、トイレの回数が異常に多かったり、出が悪いこともあります。
尿路に結石ができると、尿が出にくくなったり、血尿や食欲不振になったりします。
そういった尿血症にならないようにするには、水をたっぷり飲んだり、カルシウム分を摂り過ぎない方が良いため、チモシーをメインにして与えてあげましょう。
・乳腺がん
ホルモンの異常や遺伝が原因で起こります。
乳腺にしこりができて、進行すると患部がただれて出血することもあります。
気づきにくいがんではありますね。
手術が必要となり、リスクも上がるため、早期発見が大事ですね。
・子宮の病気
メスは、3歳以降になると、子宮内膜炎や子宮がんなどにかかりやすくなります。
8歳がくらいのメスには、子宮がんが多く見られます。
対策は、何かあれば病院で健診してもらうというのが最善の対策でしょう。
何事も早期発見が大事です。
まとめ
うさぎのにおいが臭くないというのを分かってもらえると嬉しいです。
実際に、私も一緒に住んでいるパンダから臭いというのを感じたことはありません。
むしろ、清潔なんだなと感じたくらいです。
においがしないというのは、もちろん、飼い主さんの努力もあるので、日々お疲れさまです。
今後もうさぎとの暮らしを快適に過ごせるようにうさぎ関連のことをまとめていきますね。
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