スマホは、日常で一番利用する電子機器と言ってもいいでしょう。
そんなスマホを携帯会社で契約する上で、必要なものがSIMカードです。
現在では、物理SIMと言われるnanoSIMと本体に搭載されているeSIMとあります。
意外に、まだまだ知られていないSIMカードについて、解説していきます。

SIMカードとは
携帯会社で利用されている電話番号や個人情報を認識された小さなチップカードのことです。
SIMカードが携帯電話に刺さっていれば、通話ができ、ショートメッセージも送れます。
SIMカードが携帯電話で認識されていないと、電話番号での通話やショートメッセージはできず、Wi-Fi環境でネット通信をするということ以外は不可となります。
そのため、SIMカードが携帯電話で認識していないときは、再起動かけたり、SIMカードを抜き差ししたりするのが対処法としてあります。
SIMカードの種類
〇物理SIM



物理SIMというのは、現在ならスマートフォン本体に、物理的なSIMカード(チップ)を差し込むチップカードのことです。
物理SIMは、主に、3つあります。
標準SIM・microSIM・nanoSIMです。
現在、主に使用されているのは、nanoSIMのみです。
標準SIMとmicroSIMは、基本的には、利用できる機種はなくなっています。
海外では、標準SIMやmicroSIMはまだあったりしますが、日本ではほとんど目にすることは少なくなっています。
日本で物理SIMという場合は、基本的に、nanoSIMのことです。
〇eSIM
eSIMとは、スマートフォンの本体に搭載されているSIMカードのことです。
搭載されているため、取り出したり、自分で抜き差しすることはできません。
eSIMは、2021年頃に携帯会社でも手続きできるようになり、契約手続きの時間を短縮できることで、少しずつ普及してきています。
国からの推奨SIMカードとなっているのもあり、何もかもオンライン化が進む中で、携帯会社のSIMカードもオンライン化されたということですね。
物理SIMのメリット・デメリット
〇物理SIMのメリット
・利用者自身で抜き差しできる
物理的なSIMカードということもあり、SIMカードを携帯電話が認識しなくなったときに、利用者自身で抜き差しできるため、不具合理由を確認しやすい。
eSIMのみのスマホは、ほとんどないので、SIMカードの入れ替えは基本的にできるという点はいいですよね。
・携帯電話での入れ替え
新しくスマホを買って、SIMカードを入れ替えて使いたいという際に、すぐに入れ替えができます。
eSIMの場合は、オンラインでの手続きが必要のため、SIMカードを入れ替えたいときは、物理SIMの方が使いやすいという利点はあります。
あとは、携帯電話が壊れたときに、SIMカードだけを取り出し、新しいスマホに入れ替えたり、一時的に以前利用していたスマホに入れ替えたりできるのも良い部分ではあるでしょう。
〇物理SIMのデメリット
・再発行はショップかオンライン
もし水濡れやSIMカードの不具合があった際に、携帯ショップかオンラインでの対応となります。
携帯ショップでの手続きなら即時発行が可能ですが、オンラインの場合は、自宅に届くのを待つしかありません。
そのため、一定期間の間携帯電話を利用できない期間が生まれます。
Wi-Fi環境だけでも使えれば問題ない方は良いですが、お仕事で必要という方は、支障がでる場合はあります。
eSIMのメリット・デメリット
〇eSIMのメリット
・手続きが早い
物理SIMの場合、ショップやオンラインで契約する際に、手続きに時間が思ったよりかかります。
eSIMの場合は、機種の識別番号とを紐づけるだけで、完了するので、かなり時間短縮できます。
・対応機種が増えている
eSIMが開始されたときには、eSIM対応機種は全携帯会社合わせても、iPhoneの最新機種か楽天モバイルの楽天端末くらしかありませんでした。
ただ、現在は、発売される機種にはすべてeSIM対応しているため、今後契約する際は、eSIMが対応しているので、物理SIMから変更する方は急激に増えるのではないでしょうか。
〇eSIMのデメリット
・SIMの認識がしないときの対応
SIMカードを認識しないことはあります。
eSIMの場合は、再起動をかけたりとSIMカードをいじれないため、対応が難しい部分ではあります。
機種が悪いのか、それとも、eSIMのシステム不良なのか分かりづらいのは、物理SIMと比較すると大変なところかもしれません。
携帯ショップに行けば解決することが多いですが、すぐに携帯ショップに行けなかったりするときは、不安になりますよね。
物理SIMとeSIMのどちらがいいの?
物理SIMに向いている方、eSIMに向いている方をご紹介していきます。
どちらがいい?かどうかは、利用者側の環境次第な部分がありますね。
〇物理SIM向きな方
・スマホについて家族も友人も詳しくない
物理SIMは、現在、どのスマホでも使えます。
SIMカードの大きさはあるにしても、nanoSIMはほとんどの機種に使えるため、スマホに詳しくなくてもトラブル対応はしやすいです。
そのため、物理SIMにしておいた方が良いでしょう。
・携帯ショップ以外で手続きしたことがない
最近では、オンラインで契約が可能となり、物理SIMよりもeSIMを推奨し始めています。
ただ、携帯ショップでしか契約をしたことがないという方は、手続き方法をすべてショップスタッフさんに任せている場合がほとんどです。
そのため、eSIMでの手続きをした後に、何かしらトラブルがあると対応しきれないと思うので、物理SIMで手続きするのが良いかもしれません。
〇eSIM向きな方
・オンライン契約に慣れている
オンラインでの契約に慣れている方は、eSIMの方が良いでしょう。
手続きも簡単ですし、詳しい方なら、eSIMの方が今後使いやすい部分はあると思います。
・サブ回線(サブ機)も利用している
携帯電話を仕事とプライベートで分けている方は、eSIMがおすすめです。
もしくは、1つの機種で、eSIMと物理SIMを使い分けるというのもおすすめです。
サブ回線までを使い分けれる方は、eSIMでのトラブル対応にも詳しい方だと思うので、eSIMという便利なものを利用するほかないでしょう。
まとめ
物理SIMとeSIMについてまとめてみました。
いかがでしたでしょうか。
現在では、物理SIMを利用している方が6割~7割いると思います。
ただ、近い将来で、eSIMが5割くらいにまで伸びてくることでしょう。
オンライン化が進む中で、ついていくのは大変ですよね。
そんなオンライン化に対して、お役に立てれば嬉しく思います。
〇オンラインで手続きできる携帯会社のご紹介です。
【ahamo(アハモ)】
ドコモのオンライン専用プランです。
月額料金:2,970円(税込)で、契約期間や事務手数料は0円です。
通信容量20GBに、5分間かけ放題もついてきて、お得なプランをチェックしてみてください。
もちろん、eSIM契約もできますよ。
⇩こちらからチェック🐰

【楽天モバイルの最強プラン】
楽天モバイルの最強プランのお試しもいかがでしょうか。
2,980円(税込)で、通信容量使い放題です。
通話もかけ放題です。(Rakuten Linkアプリ使用が必要)
ahamoと同様に、契約期間や契約事務手数料は0円です。
あまり使わない月なら980円で利用できます。
そのため、サブ機にもおすすめです。
もちろん、eSIM契約できます。
ぜひ、チェックしてみてください。
⇩こちらからチェック🐰
