ペットのうさぎのケージは毎日の清掃が必要です。
その清掃をどうすればいいの?という方もいると思うので、ケージ内の清掃方法についてまとめていきます。
毎日清掃となると飼い主さんも疲れることもあると思いますが、かわいい家族のために日々の清掃を行なってあげましょう。
毎日の清掃が必要なの?
うさぎのケージ内の清掃は、毎日する方が良いというのはあります。
清掃が必要な理由とは
・ケージ内が汚れる
ケージ内は、うさぎが1日のほとんど過ごすスペースです。
生活をしていると、人でも自宅の部屋が汚れたり、ものが散らかったりします。
うさぎも同様に部屋が汚くなると居心地が悪くなります。
ストレスになることもあるので、できれば毎日の清掃を行うのが良いでしょう。
・細菌による嫌なにおい
季節により、汚れ方が違います。
春、秋なら換毛期のため、毛が抜けます。
その毛がケージ内に落ちているため、清掃してあげないと、落ちた毛がおしっこや水に濡れて汚れてしまいます。
こびりつくとなかなか落ちないこともあり、ほっておくとにおいをするようになります。
細菌によるにおいを出すようになると、うさぎの体調にも影響が出て、皮膚炎や細菌性の病気になることもあります。
ケージ内の清掃手順
【ケージの清掃手順】
①トイレ
②ペレット容器
③牧草入れ
④ケージ内の網
⑤ケージ下
⑥給水器(水飲み器)
*パンダが使用しているトイレです。
①トイレ
トイレの清掃から行うのがほかの日用品を清掃することを考えると効率的です。
トイレの清掃は、トイレのうんちとトイレ砂の交換、そして、トイレの中をきれいにします。
清掃方法として、
・トイレのうんちとトイレ砂を自宅のトイレに流す
最近は、自宅のトイレで流せるトイレ砂がほとんどです。
例えば、上の写真の状態ならそのまま自宅のトイレに直行しうんちとトイレを流すということですね。
トイレ清掃する前にうんちの量をチェックしましょう。
うんちの量が少なかったり、うんちの形が悪かったら体調が悪い可能性があります。
・トイレ内の清掃
新しいトイレ砂を入れる前に、トイレ内の清掃を行います。
中を拭くだけなのですが、おしっことうんちにより、色がついたり、トイレ砂と一緒にこびりついたりしているので、毎日拭くことでにおいが発生することを防ぐことができます。
・トイレ砂を入れる
新しいトイレ砂を入れるという流れです。
新しいトイレ砂は、おしっこによる水分を含むことで膨張しますので、入れすぎないようにしましょう。
トイレの清掃ポイント
・トイレのうんちの量、形をチェック
・トイレの容器自体が汚れていることが多いので、先にチェック
・トイレの中を毎日拭きましょう
【おすすめのトイレ用品のご紹介】
・ラビット・フィットパン
高さがある専用ワイヤースノコで、うさぎの足やお尻が汚れづらい仕様になっています。
専用のケージに取り付けできるナットも付いていて、ケージ内に取り付けすることで、固定できます。
使いやすい仕様になっているので、おすすめのトイレです。
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・マペットリター7L(トイレ砂)
100%天然木材を原料に圧縮成型されたペレット状のトイレ砂です。
水分を吸収することで、木粉状となります。
消臭効果もあり、7Lも長持ちします。
おすすめのトイレ砂です。
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*パンダのペレットを食べる容器です。
②ペレット容器
ペレット容器の清掃は、うさぎの体調確認のために、まずは、ペレットを残していないのかの確認をします。
ちゃんと食べてたら、容器内をタオルかティッシュかで拭いてあげてから新しいペレットを入れてあげましょう。
ペレット容器の清掃ポイント
・ペレットを残していないかチェック
・ペレットで汚れた容器内を拭く
【おすすめのペレット容器のご紹介】
・イージー浅型スライド食器M
うさぎがひっくり返したりすることがなく、透明でどれくらいの量を食べているのかも見て確認できます。
高さ調節も可能なので、使いやすいペレット容器です。
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・うさぎのラウンド食器
かわいいイラストが描かれた陶器製の食器です。
エサ皿に水切り穴があり、水分や余分なものを下に落としてくれるので、清潔に保てます。
かわいい食器で、うさぎが食べているのをみるとほっこりします。
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*パンダの牧草入れです。
③牧草入れ
牧草は、うさぎにとって常備されていないといけないものです。
常備されていないと、うさぎは歯が伸びてしまうことで不正咬合の原因にもなります。
歯もかゆくなることもあり、うさぎが生きる上で常に必要な存在が牧草ということですね。
牧草入れの清掃手順
・牧草を食べているのかチェック
うんちやペレットと同様にうさぎの健康チェックを行いましょう。
牧草を食べていない場合は、歯に何か異常があったり、歯以外にも原因があることがあります。
・古い牧草を取り換え
牧草は袋からだしてから時間が経つと、シャキシャキ感が無くなります。
栄養分なども減少するため、牧草は袋からの出したてが一番良い状況です。
できる限り、1日経った牧草と新しい牧草は全とっかえしてあげましょう。
・牧草入れを拭く
牧草入れも汚れたります。
そのため、牧草入れもきれいに拭いてあげましょう。
牧草入れを拭いたら新しい牧草を入れてあげます。
多すぎてしまうと、1日経っても食べれない量になり、結果入れ替えることになるため、うさぎの食べれそうな量を観察して適度な量にしてあげましょう。
牧草入れの清掃ポイント
・牧草を食べているのかチェック
・古い牧草と取り換える
・牧草入れを拭く
【おすすめの牧草入れのご紹介】
・牧草カウンター
牧草を入れる幅も広く、牧草も食べやすい仕様となっています。
牧草をもりもりとうさぎが食べてくれるので、おすすめの牧草入れです。
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④ケージ内の網
ケージ内の網の清掃は、重要です。
うさぎの毛やトイレ汚れなどが目立ちます。
トイレ・牧草入れを一旦ケージから出して、網だけを拭いてあげましょう。
網を拭く際には、
・ウェットティッシュで拭く
・毛や汚れがこびりついてるところがないかチェック
・タオルでウェットティッシュで拭いた部分も含めてきれいに拭き取る
といった流れです。
ケージ内の網の清掃ポイント
・網の上のものを一旦ケージから出す
・ウェットティッシュで拭く
・タオルで最後にきれいに拭き取る
⑤ケージ下
ケージ下の清掃を行いましょう。
ケージ下は、毎日取り換えできるならその方が良いですが、そこまで汚れないこともあるため、汚れ具合を見て飼い主さんで頻度は判断してもらえれば良いと思います。
私は、だいたい、1週間に1回は絶対に取り換えをしています。
ケージ下の清掃手順は、
・牧草とうんちを捨てる袋に入れて取り出します。
・トイレ用シートを取り換えます。
・ケージ下をウェットティッシュ、タオルで拭きます。
・新しいトイレ用シートを置きます。
といった流れです。
ケージ下の清掃ポイント
・牧草とうんちを取り出す
・トイレ用シートをそのまま捨てる
・ケージ下をウェットティッシュ、タオルで拭く
【おすすめのトイレ用シート】
私が利用しているのは、100均で販売されているペット用シートです。
うさぎ専用のシートもありますが、費用面が少しかかるので、100円で抑えれるなら良いかなと思い使用しています。
実際に使っていて、不便しないため、100均のペット用シートを試してみてください。
⑥給水器
給水ボトルの水を入れ替えます。
給水ボトル内は、水あかが溜まりやすいので、細長いブラシで中を洗い汚れを落としましょう。
ボトルだけでなく、水を飲み口の部分もしっかりと汚れを落としましょう。
長年使うと水あかは溜まり、汚れが落としづらくなります。
うさぎは、気に入ったものを取り換えると、水を飲まなくなったりするため、できる限り長く使ってもらうためにも、毎日の清掃を行いましょう。
週1回程度で、台所用漂白剤でにつけておくのも良いでしょう。
もちろん、漂白剤につけたあとは、しっかりと洗いなおしましょう。
給水器の清掃ポイント
・給水ボトルを細長いブラシで中まで洗い水あかなどの汚れを落とす
・飲み口の部分も水あかなどの汚れを落とす
【おすすめの給水器のご紹介】
・インサイドディッシュドリンカー
ケージ内に取り付けができる仕様になっていて、ボトル交換も簡単に行えます。
下向きに飲める給水ボトルタイプとなっていて、うさぎも飲みやすい給水器です。
水を飲んだ分だけ下皿に水が流れる仕様で、水の量を調節する必要はありません。
私も使用していて、パンダも気に入ってくれています。
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・ウォーターボトルST300
上向きタイプの給水器です。
ノズル部分は、水が漏れないように進化型給水ノズルを使用しています。
そのため、うさぎが濡れるのをできる限り防いでくれます。
外付けタイプのため水の入れ替えも簡単で、安心できる仕様となっています。
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まとめ
ケージ内の清掃についてまとめていきました。
毎日清掃するのは意外に大変なことではあります。
一人暮らしの方やご家族さんと暮らしている方でも時間に追われていることが多くあるかもしれません。
ただ、うさぎと暮らす上で、健康面を考えると、ご飯と清掃はかなり重要なポイントのため、かわいいペットのうさぎのためにも毎日の清掃を行なってあげましょう。
そんな頑張っている飼い主さんのために、うさぎは、甘えてきたりと飼い主さんの癒しになってくれると思います。