ペットのうさぎが日々で飲む水はどんな水が良いのでしょうか。
夏の時期には、特に水分補給は必須です。
飲み水を選ぶ際の注意点も一緒にまとめていきます。

〇うさぎの飲み水はどんな水がいいの?
うさぎの飲み水は、常温の水道水で大丈夫です。
水道水には、塩素が含まれていますが、うさぎが体調を崩したりすることはほとんどないので問題ありません。
ただ、水の成分が気になり、うさぎ専用の水をあげたいという場合は、
・うさぎ専用やペット用の水をあげる
・うさぎ専用の浄水カートリッジが入れられる給水器を使う
といった対応をとってみましょう。
ミネラルウォーターは与えないようにするのが良いでしょう。
ミネラルウォーターの成分は、鉱物が含まれていて、カルシウムなど摂りすぎてはいけない成分が入っています。
あたえすぎてしまうと、体調を崩したりするうさぎもいます。
ただ、断水したりと、どうしてもミネラルウォーターしかないときは、飲まないよりはいいので、「軟水」のミネラルウォーターをあげましょう。
〇飲み水は冷たい方がいいの?
特に冷やした水でないといけないことはありません。
常温の水道水で問題ないです。
冷たい水の方が良いときはあるのかもしれませんが、冷たい水だと、体温調節がうまくいかずお腹を壊してしまうこともあります。
〇うさぎが1日飲む水の量はどれくらい?
うさぎが、1日に飲む水の量は、体重1kgあたりで、約50~100mlだと言われています。
だいたい、体重の約10%の水を飲むということですね。

〇飲み水の注意点は?
・うさぎの飲む水の量
うさぎが普段どれくらいの水を飲んでいるのかを気にしてあげましょう。
季節によって飲む量に変化があったりしますが、だいたい似たりよったりの飲む量だと思います。
そんな中で、普段よりも少ないなと思うときは、体調を崩している可能性があります。
逆に、飲む量がいきなり増えた際にも、何かしら体調が悪いのかもしれません。
飲む量が増えすぎた際の病気もあるため、気になる場合は、病院に行き診察してもらいましょう。
・水濡れ
うさぎは、水を飲む際に、あごの下や身体が濡れるときが多々あります。
その際に、うさぎは自分でなめて水を拭き取ろうとします。
ただ、その自分でなめたりしていると、徐々に、なめる頻度が増えて、同じ場所をいつもなめていると、次第にかゆくなってきて、湿性皮膚炎になるおそれがあります。
水を飲んでるうさぎを見た際は、あんまり水に濡れた箇所をずっとなめつづけていないかなどを見てあげましょう。
・水の温度
室内の温度も気にしてあげましょう。
夏なら28℃まで、冬なら15℃までで室内の温度を保ってあげましょう。
室内の温度が暑すぎると、比例して水の温度も上昇します。
室内の温度が冷えすぎると、比例して水の温度も冷えます。
水の温度により、飲む量も変わってしまうこともあるので、室内の温度調節は注意してあげましょう。
〇水は給水ボトルがおすすめです。

水を飲む容器であげるのもいいですが、おすすめはもちろん給水ボトルです。
給水ボトルでも2種類あります。
・上向きタイプ
・下向きタイプ
の2種類です。
写真は、下向きタイプです。
上向きタイプは、飲みづらいと感じるうさぎもいるため、下向きタイプがおすすめです。
特に、年齢を重ねていくと、上向きよりも下向きを好む傾向にあります。
ただ、慣れている方を使ってあげるのが1番の選択だと思います。
通常の置き型の容器に入れて飲んでもらうのも良いです。
ただ、そういった置き型容器だと、遊んでひっくり返すうさぎもいるため、給水ボトルが良いかもしれませんね。
〇まとめ
いかがでしたでしょうか。
飲む水により、うさぎの体調に影響が生まれます。
それを管理するのは意外と難しいのですが、普段からうさぎと暮らすことで飼い主さんもうさぎの行動で見えてくることも多いはずです。
うさぎと長く楽しく暮らすために、飲み水の量なども日々で確認してあげましょう。