スマホを選ぶのって意外と難しいですよね。
私は、携帯通信業界に10年以上経験していて、選ぶのに時間がかかったり、スマホ選びを失敗したなどと接客していて、話を聴いたりしていました。
2023年の1月~3月はスマホの買い替えや固定のインターネットの切り替えされたりと、新生活に向けて行動される方が多くいます。
そんな新生活のためのスマホの買い替えに貢献できればと思い、スマホの性能から見た上での選び方を書いていきたいと思います。
ぜひ、最後まで目を通してみてください。

■スマホ性能
・CPU⇒スマホを動かす頭脳的な存在
・RAM(メモリ)⇒処理を行うときに使う一時的な記憶領域
・ROM(ストレージ)⇒スマホに保存できるデータ保存領域
・ディスプレイ⇒スマホの画面。主に、液晶ディスプレイと有機ELディスプレイに区分けされる
・おサイフケータイ⇒Felica(フェリカ)を搭載している機能
・生体認証⇒本人であることを認証する機能
・防水・防塵⇒スマホをできる限り水や埃から守る機能
・おまけ(eSIM、SIMロック、SIMフリー)
■おすすめの選び方
■まとめ
○CPU
スマホを動かす頭脳的な存在です。
CPUは種類があります。
共通して言えるのは、CPUに付けられている数字が大きくなるほど、処理が速くなります。
・Snapdragon
主に、Androidスマホに利用されているアメリカの半導体メーカーのQualcomm(クアルコム)が開発しているCPUです。
400番台⇒600番台⇒700番台⇒800番台と数字が大きくなるほど処理が速くなります。
最近では、8Gen1⇒8+Gen1というような新しいCPUが出ていて、800番台よりも優れたものがでてきています。
・Aシリーズチップ
iPhoneやiPadを開発しているAppleが作っているAシリーズチップです。
Snapdragonと同様に数字が大きくなるほど処理が速くなります。
その他は名前だけあげておきます。
・Exynos(エクシノス)
・Dimensity(ディメンシティ) などです。
○RAM(メモリ)
処理を行うときに使う一時的な記憶領域です。
メモリとも呼びます。
*漫画のHUNTER×HUNTERに出てくるヒソカが天空闘技場で言った言葉が記憶に残っています。

RAM(メモリ)容量は、
3GB未満⇒4GB⇒6GB⇒8GB以上というふうに、大きくなるほど軽く動いてくれます。
最近のスマホは、4GB以上のRAMが使用されています。
スマホも進化していて、RAM容量が4GBでも動きが遅くなる場合もあり、どんどん容量が大きくなっていっています。
○ROM(ストレージ)
スマホに保存できるデータ領域です。
ストレージとも呼ばれています。
人間でいう胃袋であり、冷蔵庫に入れれる容量など、色んなことに例えられています。
32GB⇒64GB⇒128GB⇒256GB以上というふうに、数字が大きくなるほど、いっぱい保存できます。
最近のスマホの平均は、128GBで、毎年容量の平均が上がってきています。
理由は明確で、写真や動画、アプリが徐々に増えていき、保存容量が増えるためです。
○ディスプレイ
ディスプレイは、液晶ディスプレイと有機ELの2つです。
液晶ディスプレイは、液晶面をバックライトで照らすことで、目に見える色を発光します。
液晶面(TFT、IPS、IGZOなどがあります)
メリット:価格が安い
デメリット:発色が淡い。分厚くなる。
有機ELは、ディスプレイそのものが発光します。
メリット:くっきり鮮やか。ディスプレイ指紋認証ができる。
デメリット:価格が高い
ディスプレイは、液晶ディスプレイと有機ELでどちらが良いかというとどちらでも問題ないです。
ただ、有機ELの利用に慣れていると、明るさに慣れていて、液晶ディスプレイが暗く感じます。
液晶ディスプレイに慣れていると、有機ELのタッチ感が変な感じになったりします。
お好みのスマホを選びましょう。
○おサイフケータイ
おサイフケータイは、Felica(フェリカ)が搭載されているスマホです。
Felicaは、SONY(ソニー)が開発したものです。
Felicaが対応しているとスマホを触れるだけで決済ができたりします。
注意点は、NFCと勘違いしないようにしましょう。
NFCは、近距離通信規格と呼ばれるもので、かざして通信するということができるというものです。
Felicaは、NFCの中の1つであり、日本では、Felicaに対応していないと、おサイフケータイとしての機能は利用できないので、注意しましょう。
NFCのみでできることは、交通履歴を交通ICカードを読み取って確認できたり、マイナンバーカードを読み取れたりできるくらいです。
○生体認証
生体認証は、顔認証や指紋認証のことです。
最近のスマホは、ロックをかけていないと、誰でも勝手にスマホを開けて、何でも情報を盗めます。
スマホを護るための機能です。
最近では、中国スマホメーカーのOPPOから開始されたマスクしていても顔認証できる機能も開発されていて、AppleのiPhoneでも利用できるようになってきています。
○防水・防塵
防水・防塵は、水や埃から守る機能です。
注意点は、あくまでも、壊れないようにする可能性を上げているに過ぎません。
勘違いする方もいますが、防水・防塵がついてるから水や埃に入れても壊れないと思っている方もいます。
そうではありません。壊れることもあり、壊れる可能性を上げているだけなので注意しましょう。
*お風呂(温度がダメです)や海(塩水がダメです)は、防水対象外なので、お風呂や海には持ち込まないようにするのが得策です。

防水は、IPX0~IPX8まであり、数字が上がるほど保護できる度合いが高くなります。

防塵もIP0X~IP6Xのように、数字が大きくなるほど、保護できる度合いが高くなります。
防水と防塵をまとめて最高等級の場合は、IP68と呼んだりしています。
○おまけ
・eSIM
スマホに保存された本体と一体型のSIMのことです。
国も推奨しているSIMカードの種類で、各携帯会社のプロファイルというのをダウンロードするだけで携帯会社の電波を拾えるようになるという簡単に手続きできるものです。
最近では、ドコモ・au・SoftBank・楽天モバイル・格安SIMなどで対応しています。
メリット:手続きが簡単
デメリット:スマホが壊れた時に差し替えたりしてすぐに利用できない
・SIMロック
各携帯会社が自社のSIMカードしか利用できないようにロックをかけることです。
現在は、SIMロックをかけているスマホは販売できないことになっているため、気にしなくても大丈夫です。
・SIMフリー
SIMロックがかかってなく、各社のSIMカードが利用可能になっていることです。
注意点は、SIMフリーだからといって、どこの携帯会社のSIMカードも絶対利用できるということはない点です。
■おすすめの選び方
・性能・処理が速い方が良い方向け(ハイスペックモデル)
CPU :Snapdragon 8 + Gen 1 or 800番台
RAM:8GB
ROM:128GB以上
ディスプレイ:有機EL
価格帯は、8万~10万円以上にはなりますが、処理も速くサクサク動きおすすめです。
おすすめ機種は、
Galaxy Sシリーズ、iPhoneの毎年の最新モデル、OPPO FindXシリーズなどです。
・そこそこ利用する方(ミドルスペックモデル)
CPU :Snapdragon 700番台
RAM:6GB
ROM:128GB
ディスプレイ:液晶 or 有機EL
価格帯は、4万~7万円ほどです。
携帯電話として利用する上で、十分な性能です。
おすすめ機種は、
Galaxy Aシリーズ、iPhone SEシリーズ、OPPO Renoシリーズなどです。
・利用する頻度が少ない方(エントリーモデル)
CPU :Snapdragon 600番台
RAM:4GB or 6GB
ROM:64GB or 128GB
ディスプレイ:液晶ディスプレイ
価格帯は、2万~3万円ほどです。
安いモデルですが、少し使う程度なら問題ないです。
注意点は、利用頻度が増えたりすると動きが重くなるのも早くなります。
電話しかしない、少しだけインターネットするくらいなど本当にライトユーザー向けです。
おすすめ機種は、
OPPO Aシリーズ、AQUOS senseシリーズなどです。

■スマホと光回線とセットで検討してみてください。
ビッグローブ光は、auやUQモバイルとセットがお得です。
月額料金が安く利用でき、特典が大きいので、おすすめです。
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ドコモを検討している方は、光回線も一緒にまとめましょう。
ドコモ光も一緒にすることで、月額料金も安くなり、特典もありお得です。
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SoftBankを検討中の方は、SoftBank光がおすすめです。
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■まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、スマホの基礎知識をまとめています。
スマホを選んでいく上での基礎知識を持てば後は自分に合った使い方のできるスマホを選んでいきましょう。
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