最近、節電などの影響もあり、電気料金が上がってしまったりしていて、少しもったいないかもと思ったりしていませんか。
電力の自由化に伴い、誰でも簡単に電力会社を変更できるようになっています。
そのため、誰でも電力をお得に使える可能性があるということです。
電力の自由化は、国からの動きで変化してきているため、消費者側も仕組みを理解することが必要です。
そんな電力の自由化について解説していきます。
空き時間に、ぜひ、目を通してみてください。
目次
■電力の自由化とは?
■仕組みや手続き方法
■おすすめの電力会社
■まとめ
*2022年7月18日時点の情報です。
■電力の自由化とは?

シンプルに捉えてもらえれば大丈夫です。
元々東京電力や関西電力、中部電力などの電力会社が電力を提供販売されていました。
ただ、2016年に電力自由化に伴い、電力会社を消費者が選べるようになりました。
さらには、従来の電力会社以外に小売販売事業者が電力の販売を行えるようになり、消費者がご自身に合う電力会社を選ぶ幅が増えました。
新電力会社が追加されたことで、電力販売については、競争化しているというのが現在の状況となります。
◎電力の自由化の目的とは?
○供給電力サービスの独占による資源の無駄遣いを予防するため
供給電力サービスのみだと、基本料金が安くならなかったり、プラスアルファでのサービス提供が弱くなるということになります。
そのため、資源を無駄遣いしているということにもつながり、競争がなくなります。
競争させることで、供給電力サービス側にも危機感が生まれることで、消費者にもメリットが出てくるということです。
○電気料金の引き下げを行うため
電気料金の引き下げは、新電力サービスが提供できることで、競争が生まれます。
新電力サービスを利用してもらうために、料金が安く使えたり、メリットがあり、電気料金の引き下げにつながります。
■仕組みや手続き方法
◎仕組み
仕組みは、簡単です。
発電所(電力供給)⇒電力販売事業者⇒消費者 となります。
発電する会社も参入することは自由ではありますが、参入するためには国からの許可が必要のため、発電側が増えていくかというと増えない可能性が高いです。
電力販売事業者は、現在でも増えています。
理由は、明確で、電力供給をもらい販売提供するだけだからです。
最近では、ガス会社や携帯会社なども参入しています。
発電所や販売事業者側が自由になったということは、消費者側も自由です。
そのため、ご自身に見合った電力事業者を選べます。
◎手続き方法
手続きするために、申し込みたい電力会社のホームページを調べてみましょう。
申し込みたい電力会社の申込みページへ進みます。
手続きに必要な事項
○今利用中の電力会社名
○今利用中の電力会社のお客様番号
○供給地点番号
○切り替えをいつにするのかを指定する
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○本人確認を行い、遠隔での切り替え
*供給地点番号・お客様番号は、検針票もしくは電力会社のwebのマイページから確認できます。
*本人確認書類は、免許証や保険証、マイナンバーカードなどです。
*手続き費用は、かからないという認識で問題ないです。ただ、スマートメーターという機器を交換して、電力会社を変更します。その際に、スマートメーターの交換費がかかる場合がありますが、かなり稀です。
■おすすめの電力会社
◎携帯会社の電力サービス
携帯会社の電力サービスはおすすめです。
例えば、ドコモでんき、ソフトバンクでんき、auでんき などです。
携帯会社の電力サービスがおすすめ理由は、
携帯料金からの割引や各社のポイント還元があるからです。
電気料金に関しては、関西電力・東京電力などの発電供給側と比較すると200円~500円ほどの差があります。
ただ、その分の割引や各社のポイントをもらえることで、消費者側によってどれがお得かが変わってきます。
携帯電話は、今ではどなたでも持っていると思いますし、携帯会社に電力会社をまとめることはおすすめです。
◎ガス会社の電力サービス
ガス会社でも今では電力提供されています。
東京ガスや大阪ガスなど、主要ガス会社が販売していて、料金も比較的に安くおすすめです。
良い部分で、ガスとまとめることで、還元を受けられたりすることができ、支払いもまとめると管理するのも簡単だと思います。
◎供給電力サービス
やはり、東京電力や関西電力などの月額にかかる料金は少しだけ安いです。
そのため、自由化にのらず継続するのも1つです。
ただ、割引やポイント還元というのが新電力会社と比較すると少ないです。
おすすめは、新電力に変更してみて、あまり合わない場合は、供給電力サービスに戻すというのが良いと思います。
基本的に、費用はかからないため、ご自身に見合った電力会社を探すのが良いかもしれません。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
電力の自由化は、難しそうですが、シンプルで手続きも簡単です。
電力会社を選ぶ楽しみもあり、1度電力会社の変更してみてはいかがでしょうか。
変更しないといけないということではなく、現在の電力の自由化がどういう仕組みなのかを理解してもらい、今後の動きに慣れてもらえると嬉しいです。
電力の自由化は、国からの動きもあるため、理解しておくことでメリットは大きいです。
今後も携帯通信関連のことをお伝えしていきますので、ぜひ、楽しみにしていてください。
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