毎年、携帯会社で何度かは、大きくニュースとして取り上げられるくらいの通信障害が起こります。
今回は、通信障害が起こる要因、通信障害への対策について、ご紹介していきます。

通信障害とは?
インターネット通信、音声通話ができない状態のことを通信障害と言います。
通信障害と呼ばれる場合の主なものとして、携帯会社のスマホに起こる事象となります。
今では、スマホを持っているのが当たり前の時代だからこそ、通信障害が起こることで、ネットニュースになったりする要因となっています。
通信障害が起こる理由とは?
○インターネット通信の混雑
先ほど、お伝えした通り、スマホは誰でも持っている時代となっています。
そうなると、自宅でも、外出先でも、どこでもインターネット通信を行っている状況となります。
毎年スマホの利用数が上がっているのもあり、インターネット通信のサーバーが込み合ってしまい、通信障害が起こるというケースが一般的でしょう。
○天災によるハードウェアの故障
自然災害が起こることで、インターネット通信を広げているハードウェアが故障する事態になった場合は、インターネット通信が行えなくなります。
自然災害の場合は、国側の補助もあり、携帯会社がWi-Fiを無償提供するようになってきています。
○人的な不具合
可能性は低いですが、人的ミスによる一時的な通信障害が起こる場合もあります。
ケーブルの挿し間違えなどによるミスが重なって起きる可能性があるということですね。
通信障害と確認するにはどうすればいいの?
通信障害ということを理解するまでには、どういった確認方法があるのかをご紹介します。
○スマホのSIMカードの表示をチェックする
スマホは、SIMカードを読み込んでいるのかが確認できます。
読み込めてなかった場合、スマホが悪いのか、SIMカードが悪いのか、通信障害かということになります。
確認方法は簡単です。
だいたい右上に表示される「4G」や「5G」といった表示がなかった場合は、SIMカードが読み込みできていません。
○SNSをチェックしてみる
自宅なら固定回線のWi-Fi接続、外出先ならフリーWi-Fiを接続して、インターネット通信をできるようにします。
そのうえで、SNSを確認することで、通信障害が起きているのかどうかを確認します。
最近だと、ネットニュースになることが多いので、手っ取り早い方法かもしれません。
通信障害に対する対策とは
○デュアルSIMを活用する
すべての携帯会社に対して、通信障害が同時に起こることは、ほとんどない事象です。
そのため、携帯キャリアと呼ばれるドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社のうち、2つの回線を利用することで、対策を取ることができます。
現在発売されているスマホは、SIMカードが2枚使える機種がほとんどです。
例えば、ドコモとau、ソフトバンクと楽天モバイル、といったように、2枚のSIMカードを1つのスマホで使えます。
2枚同時に使うことを、「デュアルSIM」と呼んでいます。
そのデュアルSIMにより、通信障害が起こったとしても2枚の内どちらかは、使えると思うので、対策になるよということですね。
○シンプルに2つの機種を持つ(2台持ち)
デュアルSIMは、1つのスマホで2枚のSIMカードを使うことです。
ただ、シンプルに2つの機種を持ち、2つの携帯会社で契約しておけば、通信障害への対策となります。
いわゆる、スマホの2台持ちです。
緊急時のことを考えると、バッテリー持ちが良い方がいいです。
2台持つことで、シンプルにバッテリー持ちは2倍となります。
○パソコンと連絡先を同期しておく
パソコンを使っている方は、スマホと同様に多くいます。
最近では、「LINE」「X(旧Twitter)」「インスタグラム」「Skype」「Teams」などのアプリをパソコンにもインストールすることで、スマホと同期できます。
パソコンからでも連絡を取ることができるので、Wi-Fi接続できる環境に行き、対応できるように、事前に、スマホと同期しておきましょう。
○公衆電話の位置を把握する
今では、大分減少しましたが、公衆電話を使えば、連絡はとれます。
事前に、まわりに公衆電話があるのかどうかを把握しておくことで、いざというときに使えたりします。
まとめ
携帯会社の通信障害は、携帯キャリアの各社で毎年起こります。
もちろん、ネットニュースになるような大きな通信障害は、年に1回か2回くらいです。
それでも、今や必需品となっているスマホでインターネット通信ができないというのは、大問題に発展する恐れもあります。
そういったトラブル時への対策は必要だと思いますので、事前に、準備しておくことをおすすめします。