携帯会社のオンライン専用プランは、ahamo・povo・LINEMO・とそれぞれの人気はあります。
それぞれの特徴があるからこその人気につながっています。
今回は、オンライン専用プランの中でも利用者に優しいと言われている「povo(ポヴォ)」についてピックアップしていきます。
オンライン専用プランとは?
携帯会社のドコモ・au・ソフトバンクから提供されているオンライン専用のみの契約しか受け付けをしていない料金プランのことです。
ドコモ:ahamo(アハモ)
au:povo(ポヴォ)
ソフトバンク:LINEMO(ラインモ)
をそれぞれの会社が提供しています。
オンライン専用プランが提供された経緯
新型コロナウィルスが流行して、店頭へと足を運ばずとも携帯会社の契約をできるようにするというのが大きかったのはあるでしょう。
携帯ショップに行かないと契約できないという状態が、携帯会社の売り上げに直結していたのもあり、売り上げへの改善策としても提供されたのはあります。
実際に、オンライン上で契約できることで、喜んでいる方々は多かったように思います。
オンライン専用プランのメリット・デメリット
【メリット】
・手数料が0円
契約事務手数料や契約解除料が0円となっています。
オンライン上で、利用者が自分自身で契約するということもあり、人件費もかけることがないので、手数料は0円となっています。
店頭で契約すると、最近では、3,850円(税込)でかかるなど、手数料の金額が上がっているのもあり、オンライン専用プランがどれくらいお得なのかが分かりますよね。
・手続きが意外と早い
eSIMというスマホに搭載されているSIMカードが提供され始めたことで、携帯会社との手続きがスムーズになったのはあります。
eSIMにもメリット、デメリットはあるにしても手続きがスムーズになるのは良いことですね。
【デメリット】
・アフターサービスがない
携帯通信関連のことをあまり詳しくなく、とりあえず、オンライン契約だと無料で手続きができるからという理由で、契約すると、意外と、うまくいかないケースもあります。
ある意味なところ、オンライン契約は自己責任なので、手続きがうまくいかなくても、店頭では対応できません。
そのため、手続きが不安な方は、店頭で手数料を払ってでも行ってもらいましょう。
・セット割がない
オンライン専用プランは、利用者側で行うものとされているため、月額料金は比較的に安く済むのですが、セット割などの恩恵は受けれない部分はあります。
家族で複数回線を契約して、セット割で安く済ませたいというような方にはあまり向かないでしょう。
「povo(ポヴォ)」の料金プラン
オンライン専用プランの説明したところで、「povo」についてご紹介していきましょう。
○料金プラン
基本料金:0円
通信容量:セルフトッピング
通話料金:22円/30秒
通話トッピング
5分かけ放題:550円/月
通話かけ放題:1,650円/月
契約事務手数料:0円
契約解除料:0円
*180日間トッピングを行わなかった場合、契約利用停止になることがあるので、できる限りトッピング利用を毎月行いましょう。
○トッピングについて
6種類のトッピングがメインですが、期間限定で色々なトッピングが追加されたりしています。
利用者側が自分自身で選ぶというのは、かなり斬新で、おもしろい料金プランとなっています。
「povo(ポヴォ)」の人気の理由
○0円~利用できる
1番の人気の理由は、0円~の利用でしょう。
月額料金が基本料金0円ということもあり、Wi-Fi環境で利用すれば、0円で利用できる1ヶ月もうまれてきます。
トッピングを1つ追加しても1,000円未満で利用できるのもあり、人気になるのも頷けます。
○トッピングという面白さ
トッピング形式というのは初めての試みとなる料金プランです。
基本的には、1ヶ月の料金プランで、月額料金がある程度決まっているものが多いですが、povoは利用者自身で料金プランを選ぶという面白さがあります。
遊びも加えた料金プランというのが人気につながっているのは間違いないでしょう。
○手数料が0円
手数料が0円、基本料金も0円ということは、0円~始められるというメリットは大きいです。
始める時点で、月額料金の請求が決まっているので、0円~というのはありません。
アフターサービスがない分自己責任にはなりますが、0円なのであれば、試してみようという気持ちになりますよね。
○電波がauの電波と一緒
電波、エリアは、auと一緒です。
auが提供しているので、当然ではありますが、通信も速く、エリアも広いというのはかなりメリットではないでしょうか。
○povoアプリも使いやすい
トッピングなどの管理を行えるpovoのマイページアプリがあります。
トッピングも簡単に行えて、現在使用している通信容量も確認できます。
使いやすいアプリがあるというのも人気の理由ではないでしょうか。
「povo(ポヴォ)」にデメリットはあるの?
やはり、どの料金プランでもデメリットはあります。
○アフターサービスがない
アフターサービスがないとなると、困る方もいるかもしれません。
店頭でpovoのサポートは行えないため、povoのカスタマーサポートに電話かチャットを行う流れとなります。
もちろん、遠隔で行ってくれるのはあるため、すべてのサポートがないという訳ではないのですが、店頭でサポートができないというのは意外とデメリットということが多くあります。
○機種と同時に変更できない
povoでは、機種を販売していません。
そのため、SIMカードのみの手続きとなります。
最近では、スマホメーカーから直接スマホを購入することができますが、新しい携帯会社でスマホも同時に変更するのがメリットという方もいます。
機種を同時に変更できないと困るという方には、デメリットというのはあるでしょう。
○トッピングについて
トッピングに対してのデメリットもあり、月額料金が決まっていないのもあり、0円~利用できるのは良いのですが、通信容量を使う方からすると、通信容量を使い放題の料金プランがある携帯会社で使う方がメリットは大きくなります。
そのため、トッピングがすべての方にメリットにつながるのかというとそんなことはありません。
あくまでも、利用する状況を踏まえた上で、携帯会社を選ぶのが良いということですね。
「povo(ポヴォ)」はどんな方が利用しているの?
○通信容量をあまり使わない方
Wi-Fi環境での利用がメインのため、あまり通信容量を使わない方がpovoを利用しているのは多いでしょう。
もしかしたら1ヶ月~2ヶ月くらいは、トッピングを行わず、0円~利用している方もいるでしょう。
○2台持ちの方
仕事用とプライベート用で、スマホを2台持ちされている方は、サブ回線としてpovoを利用している方は多いでしょう。
仕事用の方が利用は多いため、プライベート用の利用を最低限まで抑えることを考えると、povoは合っていると思います。
○au回線を利用しながら安く使いたい方
auからは変えたくないけど、できる限り、月額料金を抑えたい方は、povoを選んでいるでしょう。
先ほどお伝えした機種変更の部分くらいがデメリットになると思いますが、それでも、スマホメーカーから購入したりすれば、結果、月額料金は安く済むと考えると、問題はないのかもしれませんね。
まとめ
auのオンライン専用プランの「povo」についてご紹介しました。
「povo」の人気の理由をまとめると、
・基本料金0円~利用できる
・手数料も0円
・トッピング形式が面白い
・au回線で電波が良く、エリアも広い
・通信容量も管理しやすいアプリがある
といったところでしょう。
もし、月額料金を抑えたくて困っている方は、一度「povo」を試してみてはいかがでしょうか。