最近のスマホは、どのスマホメーカーでも性能が上がっているのもあり、どれが良いのか分からないという方は多くいます。

さらに、近年では、値上がりが目立ってきていて、予算的な部分でどれにしようかと悩む方もいます。

今回は、スマホをどう選ぶ上でのポイントも含めてのスマホ選びのコツをご紹介していきたいと思います。

スマホの選び方~性能で選ぶ場合~

スマホを選ぶ上での一つ目は、性能で選ぶ場合です。

性能で選ぶ上でのポイントは3つです。

①CPU:人間でいう脳みそ。数値が高ければ高いほど処理速度が速くなる

②メモリ(RAM):同時に動かすスペース。アプリの起動速度や処理に影響する

③ストレージ(ROM):人間でいう胃袋。スマホ本体に保存できる容量

この3つを抑えれば、選びやすくなります。

【①CPU】

現在スマホに使われているCPUは、

・クアルコムという半導体メーカーの「Snapdragon」

・Appleの「Aシリーズチップ」

・サムスンの「Exynos(エクシノス)」

・Mediateckの「Dimensity(ディメンシティ)」

があります。

Androidスマホに採用されているのは、主に「Snapdaragon」です。

Appleは、独自CPUなので、「Aシリーズチップ」のみです。

○「Snapdragon」について

数値が上がれば、処理能力は上がります。

もちろん、その分、スマホの価格も上がります。

・ハイスペックモデル:10万円以上

「Snapdragon 8 Genシリーズ」「Snapdragon 800番台」

・ミドルスペックモデル:5万円~9万円

「Snapdragon 7 Genシリーズ」「Snapdragon 700番台」

・エントリーモデル:2万円~4万円

「Snapdragon 4 Genシリーズ」「Snapdragon 600番台」「Snapdragon 400番台」

【②メモリ(RAM)】

メモリも容量が増えれば、価格も上がります。

・ハイスペックモデル:8GB~12GB

・ミドルスペックモデル:6GB~8GB

・エントリーモデル:3GB~6GB

【③ストレージ(ROM)】

ストレージも容量が増えれば、価格も上がります。

・ハイスペックモデル:256GB~1TB

・ミドルスペックモデル:128GB~256GB

・エントリーモデル:32GB~128GB

○スマホの性能比較の例

Galaxy S23とS22の比較表を見てみましょう。

先ほどご説明した①CPU②メモリ③ストレージに注目してみましょう。

3つの中で違うのは、①のCPU性能が上がった点です。

その他では、OSが発売当時での最新バージョンという点くらいです。

では、ここからは、選ぶ上でどちらが良いかは、選ぶ方次第で分かれます。

最新機種で、OSも最新バージョンで、価格は、10万円以上のハイスペックモデル⇒「Galaxy S23」のこと

1年前の機種で、OSが1つ古いバージョンですが、価格が値下がりしているハイスペックモデル⇒「Galaxy S22」のこと

みなさんは、どちらが良いでしょうか。

○性能から選ぶ手順のまとめ

①CPU、メモリ、ストレージを比較して、どれが良いかを考える

②OSが最新バージョンが良いのかどうかを考える

③防水防塵、おサイフケータイなどのほしい機能があるのかを考える

といった手順で考えてみると、選びやすくなります。

スマホの選び方~カメラ性能で選ぶ場合~

カメラ性能で、スマホを選ぶ場合は、スマホメーカーで選ぶような感じとなります。

【カメラ性能のおすすめスマホメーカー】

①サムスン(Galaxyシリーズ)

②OPPO(Renoシリーズ)

③Google(Pixelシリーズ)

④Apple(iPhoneシリーズ)

⑤Xiaomi(Redmiシリーズ)

あくまでも、個人的なおすすめ順とはなりますが、カメラ性能だと人気のスマホメーカーとなっています。

カメラ性能を推しているスマホメーカーではあるため、シンプルに、カメラ性能なら「①サムスン」といったような選び方で問題ありません。

○国内メーカーのカメラ性能は?

国内メーカーだと、SHARPかSONYとなりますが、カメラ性能は、正直そこまで推しどころではありません。

カメラ性能は、ソフトウェアの開発やCPUなどから影響するもので、海外の開発力からはやはり劣っているポイントが多くあります。

例えば、シャッタースピード、カメラ機能、AI性能といったような技術は、海外メーカーの方が先を行っているのはあります。

そのため、国内メーカーをカメラ性能推しするのは、少し難しいですね。

スマホの選び方~価格で選ぶ場合~

スマホを選ぶ際に、重要だと言えるのは、価格です。

ここ数年で、値上がりは大きくなっています。

10万円以上の機種もかなり増えてきていて、選びづらくなっているのはあります。

ただ、言えるのは、スマホの基本性能は高くなっているため、ミドルスペックモデルまであれば十分な性能があります。

そのため、ハイスペックモデルとミドルスペックモデルでは、できることはほとんど変わりません。

【スマホを価格で選ぶ際のポイント】

ハイスペックモデル:10万円以上

ミドルスペックモデル:5万円~9万円

エントリーモデル:2万円~4万円

といったように、どの価格帯が良いのか、どれくらいの性能のモデルが良いのかを決めていきましょう。

【ハイスペックモデル】

・Galaxy S24シリーズ

・Google Pixel 8シリーズ

・iPhone 15シリーズ

・Xiaomi 14

などなど

【ミドルスペックモデル】

・Galaxy S23 FE

・Google Pixel 7a

・iPhone SEシリーズ

・OPPO Reno 10 Pro 5G

・AQUOS Senseシリーズ

などなど

【エントリーモデル】

・AQUOS Sense liteシリーズ

・AQUOS Wishシリーズ

・OPPO Aシリーズ

などなど

○価格で選ぶ際のおすすめスペックは?

おすすめスペックは、ミドルスペックモデルです。

最近では、Galaxy S23 FEやGoogle Pixel 7aといった性能も良く、リーズナブルな価格で購入できるようになっているため、おすすめです。

iPhone SEシリーズが発表されれば、iPhoneも推しにはなりますが、iPhoneは、ハイスペックモデルしかないため、少し、手が出しづらい価格というのはあるでしょう。

まとめ~スマホ選びのコツ~

スマホ選びのコツは、

・CPU、メモリ、ストレージについてどれくらいが良いのかを決める

・どれくらいのスペックで、どれくらいの価格が良いのかを決める

・その他の機能で必要なものを決める(防水防塵、おサイフケータイなど)

・ディスプレイ画面の大きさ、重量はどれくらいが良いのかを決める

・見た目はどんなものが良いのか

といった5つのポイントを抑えれば、案外スムーズに決まると思います。

最近で、迷うポイントになるのは、iPhoneにするのかAndroidスマホにするのかということで、悩む方は増えています。

iPhoneの値上がりにより、選びづらくなっているというのが理由です。

iPhoneが絶対良いという方は、必然的にiPhoneシリーズで選ぶ形となります。

もし、iPhoneではなく、Androidスマホにする場合は、先ほど説明した、「スマホ選びのコツ」である5つのポイントを抑えてもらえれば選びやすくなると思います。

By ぱんだ

白黒うさぎを飼っている30代の独身男のぱんだです。 通信携帯業界に約10年以上携わったガジェット好き。 今後、通信系の経歴を活かし、情報発信やうさぎ、自分の趣味も数多くあり新しいお得な情報を分かりやすくお届けします。

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