楽天モバイルは、2023年に「プラチナバンド獲得」を行いました。
その「プラチナバンド獲得」により、契約者数を伸ばすと予想されています。
今回は、2024年の楽天モバイルがどうなっていくのかを予想してみたいと思います。

○楽天モバイルの契約者数
2023年12月に600万回線を突破となりました。
この600万回線は、楽天モバイル独自回線の利用者の契約者数です。
楽天モバイルは、MNOと呼ばれています。
MNO=携帯キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)
MVNO=格安SIM(旧楽天モバイル、マイネオ、IIJmioなど)
となっていて、今回は、MNOのみで、600万回線を突破したということで、伸びしろを見せています。
○楽天モバイルは伸びるのか?
現状だと、伸びしろしかないのは、確かです。
おそらく、2024年の間で、100万~200万回線は伸ばすのではないでしょうか。
理由は、
・プラチナバンドによる改善が見込める
プラチナバンドの提供開始時期は、全くの未定ですが、それでも、電波が良くなるということが見込める以上は、契約者数が伸びる以外ないでしょう。
・料金プランがシンプルで安い
楽天モバイルの料金プランは、月額料金980円(税抜)~2,980円(税抜)という「最強プラン」です。
3GBまでが、980円/月
20GBまでが、1,980円/月
20GB以上が、2,980円/月
とシンプルに安い料金プランです。
20GB以上がいわゆる「通信容量無制限」となっていて、他社にはない料金プランです。
そんな料金プランにプラスで、電波も改善されるとなると、メリットは大きすぎるくらいです。
・楽天ポイント利用
楽天モバイルのメリットとして、楽天ポイントを月額料金の支払いに充てたりもできます。
楽天ポイントの使い勝手が良いことも他社にはないメリットのため、楽天モバイルを使う理由にもなります。
○楽天モバイルのデメリットは何なの?
・電波改善後の料金プラン
現在の「最強プラン」は、電波改善前の話と考えましょう。
電波改善された後に、同じ料金プランでいけるのかという点です。
以前は、「0円~」という料金プランでしたが、収益の兼ね合いで、980円~と値上がりしています。
楽天モバイルのデメリットである電波改善を行えた場合、料金プランの値上がりも必須ではないかと予想されています。
そうなると、料金プランが、デメリットと捉えられる可能性が高いです。
・スマホとのセット購入
楽天モバイルは、ドコモ・au・ソフトバンクと違い、スマホの分割は、クレジットカード払いのみです。
分割手数料がかからないのは、楽天カードのみとなっています。
楽天カード以外でも分割は組めます。
ただし、カード会社から分割手数料がかかります。
ドコモ・au・ソフトバンクは、信用機関を通して、口座振替でも分割支払が可能です。
今後、契約者数を増やす場合、スマホ購入も考慮すると、かなり懸念ポイントとなるでしょう。
・セット割がない
楽天モバイルには、光回線やホームルーターとのセット割がありません。
家族割もないため、料金プランはシンプルで良いのですが、家族全員で乗り換えるというメリットがほとんどありません。
そのため、契約者数を伸ばしきれない理由にもつながっています。
ただ、セット割や家族割を作るとなると、料金プランを修正する必要があるため、楽天としては、難しい部分ではあるでしょう。
○2024年の楽天モバイルは、どうなりそう?
2024年の楽天モバイルは、結果として、2023年と動きは変わらない可能性が高いです。
理由は、
・電波改善はまだまだ先
プラチナバンド獲得しても、提供は、2026年くらいになるでしょう。
2024年時点で、料金プランを改定する理由もなく、このまま変化なく続く可能性が高いです。
○楽天モバイルに乗り換えるなら2024年が良いかも?
楽天モバイルに乗り換えを検討している方は多くいると思います。
電波改善されてから乗り換えようという方も多くいると思います。
先ほどもお伝えした通り、電波改善後だと、値上がりする可能性が高くなります。
携帯会社の傾向として、料金プランが改定されても、既存ユーザーの料金プランは、変更必須にはならないということがほとんどです。
そのため、プラチナバンドの提供が始まることはない2024年の間に、楽天モバイルに乗り換えることで、現時点の楽天モバイルの料金プランでお得に使うことは可能となります。
電波を気にしている方は、楽天モバイルに変更して、電波がつながらないなら、解約金もかからないため、携帯会社を戻すという選択も可能です。
楽天モバイルに乗り換えるタイミングは、2024年が良いかもしれません。
○楽天モバイルのメリット・デメリットのまとめ
【メリット】
・料金プランがシンプル
・通信容量が無制限で、2,980円(税抜)で利用できる
・楽天ポイントが貯まる、使える
・Rakuten Linkアプリを利用すれば、通話し放題
【デメリット】
・電波がつながりづらい(エリアが狭い)
・店頭のアフターサポートがほとんどない
・セット割、家族割がない
・スマホの分割方法は、クレジットカード
○まとめ
楽天モバイルの2024年は、どうなるのかを予想してみました。
プラチナバンドを獲得しても2023年と変わらないというのが、結果です。
プラチナバンドの提供開始すれば、全く違う結果になるとは思いますが、プラチナバンドの提供を楽しみに待つしかなさそうですね。
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