携帯会社の携帯電話番号を解約する機会は少ないと思います。
ただ、いざ解約しないととなった場合に困ることがあるかもしれません。
そんな方のために、今回は、携帯会社で契約している携帯電話を解約するには、どうすればいいのかをご紹介していきます。
解約の種類
解約というのは、「2種類」あります。
○解約
携帯会社の「解約」というのは、携帯会社の携帯電話番号自体を止めることです。
1度解約すると、利用していた携帯番号は使用できません。
○MNPのための解約
MNPというのは、利用中の携帯会社から違う会社へと乗り換えを行うことです。
他社に乗り換えを行うということで、利用中の会社を「解約」という形となるため、解約の種類の1つとなります。
*今回は、MNPではなく携帯電話番号自体の「解約」についてまとめていきます。
携帯キャリアの解約方法
○ドコモ
○au
○ソフトバンク
○楽天モバイル
ドコモの解約方法
ドコモの解約方法は、「店頭」もしくは「オンライン」で行えます。
○店頭での解約の場合
必要なものは、ご利用中の「ドコモのSIMカード」です。
もし、「ドコモのSIMカード」を持っていない場合は、本人確認書類が必要となります。
【本人確認書類】
・運転免許証
・マイナンバーカード
・身体障がい者手帳
・精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)
・療育手帳
の中でいずれか1点の準備が必要です。
いずれも、「現住所記載」がされていて、「有効期限内」であることが必要です。
○オンラインでの解約の場合
My docomoにログインしてもらい、解約手続きを行えます。
ただし、オンラインでの解約の場合には注意点があります。
【オンラインでの解約の注意点】
・オンラインで解約ができない場合がある
固定のインターネット回線や家族割を組んでいる際には、オンラインで解約ができないことがあります。
ご契約内容により、異なるので、解約する際には、事前にカスタマーサポートにお問い合わせしておくことで、店頭にわざわざ行かなくても済むこともあります。
■解約時の注意点
○dアカウント
dポイントをそのまま使うことはできるのですが、もし仮に、dアカウントがない場合は、あたらしく発行しましょう。
○分割支払金
もし仮に、分割で支払っている機種代金があれば、そのまま分割で支払い終えるまで払うことはできます。
ただ、月額料金に対する月々の割引は、無くなります。
auの解約方法
auの解約方法は、「店頭」もしくは「オンライン」で行えます。
○店頭での解約の場合
ご契約者の方本人の来店が必要です。
【必要なもの】
○印鑑
○本人確認書類
・運転免許証
・運転経歴証明書
・パスポート
・身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳
・マイナンバーカード
のいずれかが必要です。
いずれも、「現住所記載」がされていて、「有効期限内」であることが必要です。
*外国籍の方は「在留カード」などのように必要書類が異なります。
*携帯電話とSIMカードもできる限り持っていきましょう。
○オンラインでの解約の場合
My auにログインを行い、解約手続きが行えます。
ただし、ドコモと同様に、契約内容によっては、オンラインで解約できない場合もあります。
■解約時の注意点
○ポイント
au PAYやPontaポイントを継続して使うことはできます。
その場合、au IDを継続利用するため、au IDを忘れないようにしましょう。
○分割支払金
auもドコモと同様に、分割支払金はそのまま支払っていくことができます。
ただ、機種代金に対する月々の割引は、無くなります。
ソフトバンクの解約方法
ソフトバンクの解約方法は、「店頭」もしくは「オンライン」で行えます。
○店頭での解約の場合
利用中の携帯電話と本人確認書類が必要です。
【本人確認書類】
・運転免許証
・日本国パスポート
・マイナンバーカード
・身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者手帳
のいずれかが必要です。
いずれも、「現住所記載」がされていて、「有効期限内」であることが必要です。
○オンラインでの解約の場合
My SoftBankから解約手続きが行えます。
ドコモやauと同様に、契約内容によっては、オンラインでの解約が行えないことがあります。
■解約時の注意点
○ポイント
PayPayポイントは、そのまま利用できます。
○分割支払金
ドコモやauと同様に、分割支払金はそのまま分割で支払うことができます。
ただ、機種に対する月々の割引は、無くなります。
楽天モバイルの解約方法
楽天モバイルの解約方法は、「オンライン」のみとなります。
my 楽天モバイルを開き、解約を行うという流れとなります。
店頭での解約はできないため、注意が必要です。
■解約時の注意点
○楽天ポイント
楽天ポイントは、そのまま利用できます。
○分割支払金
分割で支払っている場合、クレジットカード払いとなっているため、そのままクレジットカードで支払ってください。
楽天モバイルの場合、機種に対する月々の割引はないため、あくまでも、解約して、クレジットカードで残金を支払うという流れとなります。
各社の解約する際の注意点
○キャリアメールアドレスの持ち運び
もし他社に乗り換えを行う場合、キャリアメールという、携帯会社のメールアドレスを引継ぎしたい方は、引継ぐことが可能です。
利用中の携帯会社で手続きすることができます。
解約した後の30日間以内というのが、各社あるので、有効期限はあるため注意しましょう。
○詐欺防止のため、店頭では本人確認を強めている
携帯電話のSIMスワップ詐欺が行われることがあり、実際に、詐欺に遭い数百万という高額な金額を盗まれたという事件がありました。
そのため、携帯ショップでは、本人確認の徹底とともに、詐欺の防止を行っています。
まとめ
携帯会社の解約について、ご紹介しました。
現在、解約となれば、他社への乗り換えが一般的だと思います。
そんな中でも、携帯番号を変えたいという方、もう使わない電話番号だという方などのように、電話番号自体を解約される方もいます。
もし、解約する機会があれば、参考にしてもらえると嬉しいです。