ノートパソコンやデスクトップパソコンを利用中の方で、WindowsOSを使用している方は7割~8割ほどいるでしょう。
WindowsOSのバージョンアップをするのかどうか悩む方は多いです。
今回は、バージョンアップ時の注意点をまとめていきます。

Windowsとは
Microsoft社が開発したオペレーティングシステム=OSです。
パソコンで使用しているシェアは、かなり高く、企業や一般向けのパソコンでもかなりの方が利用しています。
Windows OSのサポートが切れるとどうなるの?
Windows OSのサポートが切れると、セキュリティ上の問題が発生するため、ブラウザやファイルも使えなくなったりします。
もし、Windows OSのサポートが切れた後に使っていると、セキュリティ保護ができないため、ウィルスが入り、パソコンが使えなくなったり、個人情報が洩れて、不正利用につながったりします。
最近で多いのは、ご自身の情報なら大丈夫という方はいますが、ExcelファイルやMicrosoftアカウントなどからご自身以外の方への情報に紐づいていくため、企業などでもトラブルとなっています。
USBメモリから紐づき、病院のパソコンから顧客の情報漏洩につながったりとご自身の情報だけでは済まないことが頻発してきています。
そのため、Windows OSのサポートが切れるパソコンは、使わないようにしましょう。
ちなみに、有料のセキュリティソフトを入れれば大丈夫じゃないの?という方もいますが、OSのサポートが切れているパソコンには、意味がありません。
有料のセキュリティソフトでも、システムが解放されている状況だと、防ぎようがありません。
Windows OSのサポートが切れる場合どうすればいいの?
①買い替える
Windows OSのサポートが切れる場合、使えなくなると思ってもらって大丈夫なので、買い替えましょう。
Windows 10も2025年10月14日でサポート終了予定なので、買い替えが多くなるのが予想されますね。
②OSアップデート
もしOSのバージョンアップができるなら行う選択肢もあります。
基本的には、バージョンアップができなくなっている場合が多いですが、バージョンアップができるなら行うのも1つです。
ただ、OSのバージョンアップをする場合、後ほど説明しますが、重くなったり、データが破損したりすることもあるので、注意が必要です。
Windows OSのサポートが切れたパソコンはどう処分すればいいの?
①メーカーに集荷依頼を行う
利用中のパソコンメーカーに連絡して、パソコンの集荷依頼を行います。
そうすれば、メーカーがパソコンを処分してくれます。
②家電量販店で買い取ってもらう
OSが古すぎると買い取りを行ってもらえないことがありますが、例えば、Windows 10の場合だと買い取りは行えて、金額もまだまだマシな金額になったりするので、買い取ってもらって新しいパソコンの費用に少しの金額でも充てるのは良いでしょう。
③下取りに出す
買い取りと同様ではありますが、新しいパソコンを買うと同時に下取りに出すということです。
買い取りとの違いは、下取り金額は決まっているため、下取り金額以上の買い取り金額だった場合、少し損するようなことにはなります。
下取り金額と買い取り金額を両方確認後対応するのが良いでしょう。
Windows OSのバージョンアップ
Windows OSのバージョンアップは、新しいOSが発表された後に行うことができます。
この点は、スマホのOSのバージョンアップと同様です。
スマホのバージョンアップとの大きな違いは、Windows OSは4年~5年おきに新しいOSを発表していきます。
例えば、
AppleのiPhoneシリーズだと毎年新しいOSバージョンアップを行えたりします。
GoogleのAndroidOSも同様に毎年OSバージョンアップが行えたりします。
毎年の更新頻度だと、そこまでの影響がある方は少なくなるのですが、4年~5年のスパンで、新しいOSが発表されて、使っていたOSをバージョンアップするとなると、データの破損や電源がつかなくなったりとする場合が出てきます。
Windows OSのバージョンアップで起こりえること
①データが破損する
バージョンアップとは、ソフトウェアを新しくすることなので、内部のシステム自体をすべて新しく行います。
そのため、古いソフトウェアに対応しているデータもあるため、バージョンアップするとデータが破損して、正常にデータを確認できないことが出てきます。
②重くなる
重くなるというのは、パソコンの操作が重くなるということです。
カーソルを動かすにしても、ネット検索するにしても動作が遅くなり、不便だなと感じるようになります。
③電源がつかなくなる
基本的にはないですが、アップデートに耐えられなくなり、電源自体もつかなくなってしまったりします。
ただ、電源自体つかなくなるのは、ほとんどないので、大丈夫かとは思います。
Windows OSのバージョンアップをする際に行うこと
①バックアップを取りましょう
Windows OSのバージョンアップ時は、データがどうなるのか分かりません。
必ずバックアップを取った上で更新しましょう。
②時間を作る
仕事をしていたり、何かしらパソコンを見ておけない場合には、バージョンアップは行わない方が良いでしょう。
何かしらおかしな動作になった場合、対応できないことで、使えなくなることも可能性としてあります。
③ストレージ容量やメモリ容量
ストレージは、本体への保存容量です。
メモリは、一時的に保存する容量で、同時処理のスペースです。
このストレージとメモリの残り容量が足りていないと、バージョンアップが正常に行えません。
事前に、ストレージとメモリに関しては、確認しておきましょう。
Windows OSのバージョンアップを行わない方が良い場合
①利用中のOSに慣れている方
OSがバージョンアップされると、デスクトップの中身の配置やブラウザ上の配置も変わったりします。
もちろん、対応できる内容ではありますが、気にする方もいるので、慣れている方はバージョンアップしなくても良いかもしれません。
②重くなるが嫌な方
バージョンアップすると、動作が重くなる可能性は十分にあり得ます。
基本的には、OSを戻すというのは、できません。
細かくいうとできないこともないですが、基本的には行う方はいないでしょう。
そのため、動作が重くなるのが嫌だなと思う方はそのまま使うのも良いでしょう。
③買い替えるのも費用的に問題ない
パソコンを1台買うにも10万円~20万円します。
そんなに安価な買い物でもないため、バージョンアップをしないとなるとOSのサポートが切れるのも時間の問題となります。
そのため、費用的に問題なければ、バージョンアップせずにサポート終了まで使い、新しいパソコンを買い、切り替えるのが良いでしょう。
まとめ
Windowsパソコンを利用している方が多いのもあり、OSバージョンアップというのもかなり重要な項目となります。
気にされない方もいますが、ご自身の情報が漏洩しても問題ないからとOSのサポートが切れたパソコンを使い続ける方はいます。
ただ、一歩間違えれば、まわりの方々にウィルスを送り込んだり、まわりの方の情報漏洩につながったりします。
OSのサポートが切れるパソコンを利用中の方は、費用がかかるのはありますが、買い替えを検討しましょう。
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