最近のスマホは、かなり性能が上がってきています。

性能が上がっている中で、円安など情勢の影響もあり、スマホの価格が高騰しています。

では、どのようなスマホを選ぶのが良いのかというのに悩む方もいます。

今回は、スマホの性能の部分をピックアップしていき、どれくらいの価格帯のものが合っているのかというに対して、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

スペック表の見方

・CPU

・RAM(メモリ)

・ROM(ストレージ)

・OS

・メインカメラ

・インカメラ

・防水、防塵

・生体認証

・SIMスロット

・バッテリー容量

〇CPU

CPUは、脳みそとしての役割を持っています。

数値が高ければ、頭の回転が速くなり、スムーズに操作できます。

CPU性能が高ければ高いほど、スマホの価格は、上がっていきます。

【CPUの種類】

・Snapdragon

Snapdragonは、Qualcomm(クアルコム)というアメリカの半導体を開発している企業が製品化しているCPUです。

主に、Androidスマホに使用されています。

性能の見方は、

Snapdragon 400番台

Snapdragon 600番台

Snapdragon 700番台

Snapdragon 800番台

Snapdragon 8 Gen 1 ~

と、数字が上がるにつれて処理能力が上がります。

近年では、5Gに対応してきたことにより、より一層処理能力が上がっています。

現在Snapdragon 8 Gen 2まで使用されていて、今後Snapdragon 8 Gen 3が発表されると言われています。

・Google Tensor

Google Tensorは、Googleが開発したCPUです。

初搭載されたのは、Google Pixel 6シリーズより搭載し、話題になりました。

販売当初は、少しトラブルがあったのですが、現在は、かなり快適に使えるということで人気があるCPUです。

Google Tensorは、今のところ、GoogleのPixelシリーズのみに搭載されているのみで、ほかのメーカーの機種には搭載されていません。

性能の見方は、

Google Tensor

Google Tensor G2

Google Tensor G3 ~

数字が上がれば新しくなり、処理能力が上がります。

Google Tensor G3は、今後発表されるであろうものとなります。

・Aシリーズチップ

Appleが開発したCPUです。

Appleが提供しているiPhoneシリーズやiPadシリーズに搭載されています。

Aシリーズチップは、iPhone15シリーズが発表された際のA17Proが最新となります。

数字が上がっていくことで、処理能力が上がるというのは同様です。

・その他

サムスンのExynos、Media TekのDimensityなどがあります。

〇RAM(メモリ)

メモリは、一時的にに記憶する容量で、言い換えると、同時に処理を行うスペース容量です。

数種類のアプリを同時に動かしていると重くなったことはないでしょうか。

パソコンでも同様ですが、メモリが埋まってしまうと、動きがフリーズしたりします。

スマホのメモリ容量は、1GB~12GBまでが使用されています。

標準容量は、4GBです。

ハイスペックモデルには、12GBが搭載されたりしています。

Apple製品は、メモリ容量がどれくらいかの公表をしていないため、メモリ容量は分からないものがほとんどです。

もちろんですが、メモリ容量が大きければ大きいほど、スマホの価格も上がります。

〇ROM(ストレージ)

ストレージは、本体に保存する記憶容量です。

スマホのストレージ容量は、16GB~1TBまであります。

標準は、128GBとなっています。

年々標準容量が上がってきていますね。

ストレージも同様ですが、容量が大きければ大きいほど、スマホの価格は上がります。

〇OS

OSは、ソフトウェアのことです。

OSを搭載することで、アプリの取得や画面操作などが可能になります。

【OSの種類】

・Android OS

・iOS

この2種類がスマホを作っているというのはあるでしょう。

細かく区切ると、ほかにもありますが、一般的にスマホに搭載されているのは、Android OSとiOSでしょう。

〇メインカメラ

メインカメラは、背面に搭載されているカメラのことです。

主に、画素数について記載されています。

記載方法として、「MP」と記載されることもあります。

標準で、1,600万画素です。

そこから画素数が高ければ精細な写真を撮れます。

ただ、カメラ性能は、スマホのCPU性能やソフトウェアなどからも影響があるため、画素数が高いからカメラで撮った写真がキレイということではありません。

〇インカメラ

インカメラは、ディスプレイ側に搭載されているカメラです。

主に、自撮りやテレビ電話などに使用します。

インカメラの画素数は、そこまで高くありません。

標準で1,200~1,600万画素です。

最近では、スマホでインスタライブやYouTubeライブなどのライブ映像を撮ったりする人も増えてきたので、使う頻度は増えているのかもしれませんね。

〇防水・防塵

防水は、水を防ぐための機能です。

防塵は、埃を防ぐための機能です。

*防水機能表

*防塵機能表です。

機能性能は、表通りで、最高等級と言われているのが「IP68」です。

最新のiPhone15シリーズにも搭載されていて、「IP68」と見たら、防水・防塵機能が高いと思ってもらえれば良いでしょう。

【注意点】

・常温以外の検査はしていないため、お湯は防水対象外です。

・海は、塩水のため防水対象外です。

・お風呂の熱いお湯と蒸気は防水対象外です。

などなどの機能対象外は覚えておきましょう。

〇生体認証

生体認証は、顔認証と指紋認証の2つが主にあります。

最近では、マスクしていても認証される顔認証機能も搭載されていて、性能は上がっています。

〇SIMスロット

SIMスロットは、物理SIMのnanoSIMと搭載型のeSIMがあります。

最近では、eSIMが普及してきたと思える状況です。

デュアルSIMというnanoSIMとeSIMが両方同時に使用できる機種が多くなってきています。

基本的にはデュアルSIMとして使用できる機種がほとんどなので、nanoSIMかeSIMかを選べるようになっています。

〇バッテリー容量

バッテリー容量は、電池持ちを左右する容量で、大きければ大きいほど電池持ちが良くなります。

最近では、3,000mAh以上の機種が多くあり、高い機種では、5,000mAh以上の機種もあります。

性能を見る上でのポイント

性能を見る上でのポイントは、

・CPU

・RAM(メモリ)

・ROM(ストレージ)

この3つがポイントです。

その他の機能がなくても良いということではなく、スマホとして使用する上で、必須項目となります。

この3つ以外は、スマホを利用する上で、各利用する方が選ぶ付加価値として見ていく項目ですが、「CPU」「RAM(メモリ)」「ROM(ストレージ)」の性能により、画面の動き、アプリの起動速度などの絶対に必要な動作に対して左右します。

そのため、性能を見る上で、3つの項目に注目してみてください。

まとめ

スマホを選ぶ上での性能を解説していきました。

結果として、「CPU」「RAM(メモリ)」「ROM(ストレージ)」の3つがメインでしたが、ほかの機能もスマホを選ぶ上で重要な項目です。

みなさんの参考になれば嬉しいです。

By ぱんだ

白黒うさぎを飼っている30代の独身男のぱんだです。 通信携帯業界に約10年以上携わったガジェット好き。 今後、通信系の経歴を活かし、情報発信やうさぎ、自分の趣味も数多くあり新しいお得な情報を分かりやすくお届けします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です