携帯業界では、名の通ったMVNOですが、意外と知らない方は多いようです。
ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルといったMNOとは違う部分もあり、メリット・デメリットが両方ともにあります。
そんなMVNOについてまとめていきます。
ホリエモンこと堀江貴文さんが、HORIE MOBILEを提供すると公表されました。
HORIE MOBILEについてもまとめていきますね。
ぜひ、最後まで目を通してみてください。
○MVNO（格安SIM）とは
仮想移動体通信事業者（Mobile Virtual Network Operator=MVNO）のことを表し、無線通信回線設備を開設・運用せず、自社ブランドで携帯電話やPHSなどの移動体通信サービスを行うことです。
言い換えれば、ドコモ・au・ソフトバンクといった（Mobile Network Operator=MNO）の電波（無線基地局）を借りてインターネット通信や音声通話を行う事業者のことです。
○MNOとは
Mobile Network Operator=MNOで、移動体通信事業者のことです。
携帯電話やPHSなどの物理的な移動体通信網を自社で保有し、直接自社ブランドで通信サービスを提供している事業者のことです。
言い換えれば、自社で電波（無線基地局）を持っていて、その電波を利用して、インターネット通信や音声通話を行えるようにしている事業者のことです。
ドコモ・au・ソフトバンクなどのことを指します。
○MVNOとMNOの違い
MVNOとMNOの違いは、自社で電波（無線基地局）を持っているのか持っていないのかです。
MVNO：電波を持っておらず、借りている
MNO：自社で電波を持っていて、自社運用している
○MVNOの特徴
MVNOは、格安SIM・格安スマホと呼ばれています。
現在利用している携帯電話をそのままで、月額料金のプランだけを他社に乗り換えるだけで、お得に使えるということから格安SIM・格安スマホと呼ばれています。
いわゆる、SIMカードを差し替えるだけで安く使えるということが特徴です。
SIMカードとは、携帯電話の中に挿されているチップのことです。
nanoSIMやesimといったSIMカードの種類があります。
○スマホも買えるの？
スマホも一緒に購入できます。
キャンペーンが各社あり、ハイスペックモデルのスマホでも１万円～２万円で購入できたりと通信費節約にぴったりです。
もちろんですが、各社がSIMフリースマホを取り扱っていて、どの会社に変更してもそのまま使える機種を提供しています。
そのため、以前から問題とされていたドコモしか使えない、auしか使えない、ソフトバンクしか使えないということがなく、スマホを1台あれば、色んな会社で月額料金をお安く利用できます。
○初期費用・契約期間・契約解除料などの費用面
初期費用は、事務手数料が0円～3,300円（税込）までとなります。
契約期間は、ないので、いつ解約しても問題ないです。
いつ解約しても問題ないということは、契約解除料も0円です。
他社に乗り換える場合の転出手数料も0円です。
そのため、プランだけを他社に変更して、例えば特典で20,000円のキャッシュバックがあった場合、お得でしかないということです。
○MVNO（格安SIM）会社はどんな会社があるの？
CMで知っている方も多いのは、UQモバイルやワイモバイルだと思います。
その他では、OCNモバイルONEやビッグローブモバイル、IIJmio、日本通信、HISモバイルなどです。
主な格安SIM会社をピックアップしてご紹介しますね。
◎UQモバイル
CMなどでご存知の方も多いことでしょう。
UQモバイルは、MVNOの中でも人気の会社です。
今では、auに統合されていて、auとの連携もしやすいおすすめの携帯会社です。
■UQモバイルのおすすめポイント
・インターネット通信の安定
auの電波をそのまま利用でき、エリアも広く安心してご利用できます。
携帯電話は、インターネット通信が安定するのが信頼にもつながるため、良い部分ですね。
・固定のインターネットとのセット割でお得
ご自宅のインターネット回線とのセットで、割引もあり、月額料金が安いところから、さらに、安くなります。
UQモバイルに変更する場合は、ぜひ、固定のインターネットの変更も検討しましょう。
・キャンペーンもお得
他社キャリアからの乗り換え（MNP）で、20,000円キャッシュバックがあります。
機種を変更せずに、そのまま乗り換えでも同様の特典を受けることができ、せっかくなら得しちゃいましょう。
UQモバイルで月額料金をお安くしたい方はチェックしてみて下さい
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◎ワイモバイル（Ｙ!mobile）
ワイモバイルもCMでおなじみの大人気の携帯会社です。
ソフトバンクの子会社です。
ウィルコムとEMOBILE（イーモバイル）が合併したのがワイモバイルです。
■ワイモバイルのおすすめポイント
・インターネット通信の安定
UQモバイルと同様にソフトバンクの電波をそのまま利用できるのもあり、安心して利用できます。
5Gのエリアも徐々に広がってきていて、今以上に、快適に利用できるようになるでしょう。
・家族割もあり安心
複数回線を持つ場合、家族割も組めるため、総合的な月額料金も安く済みます。
・キャンペーンもお得
他社キャリアからの乗り換えは、UQモバイルと同様にあり、20,000円のキャッシュバックがあります。
携帯電話そのままの乗り換えももちろん可能なので、乗り換えるだけで特典がもらえちゃいます。
ワイモバイルで月額料金を節約したい方はチェックしてみてください。
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◎OCNモバイルONE
最近では、石原さとみさんが出演しているCMが話題の携帯会社です。
ドコモの電波を借りて提供しているMVNOです。
長年続いているMVNOのため、ご存知の方も多い携帯会社です。
■OCNモバイルONEのおすすめポイント
・ドコモの電波なので、安定している
NTTドコモの電波を借りているのもあり、電波は安定しています。
速度はUQモバイルやワイモバイルと比較すると、少しだけ遅く感じるかもしれません。
・月額料金の選択肢が多い
550円からプランを選べるので、月々の料金を抑えたい方にはぴったりです。
・ドコモショップでも取り扱っている
ドコモショップでも取り扱いを開始されていて、店頭で見かける場合が増えてきているのは確かです。
ドコモショップで扱っていることでも安心感はありますね。
OCNモバイルONEを持ってみたい方はチェックしてみてください。
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◎ビッグローブモバイル
今や光回線や格安スマホ、モバイルルーターを提供してくれていて、かなり人気の会社です。
ビッグローブは固定回線のプロバイダで人気もあり、これまで知っている方も多かったのではないでしょうか。
■ビッグローブモバイルのおすすめポイント
・固定回線とのセット割がある
ビッグローブのメリットは、ビッグローブ内でのセットがあり、分かりやすいという点です。
毎月200円ですが、家族割があったりと、元々安い月額料金からの毎月の割引は大きいですね。
・ドコモ回線もしくはau回線を選択できる
お住まいの電波状況、エリアを踏まえて、ドコモ回線かau回線かを選択できます。
ドコモ回線、au回線の両方ともに、電波の繋がりは悪くはないですが、住まれている場所によっては、電波の繋がり具合は変動するため、選択できる点は良い部分だと思います。
・特典が大きい
ビッグローブ光と同時に申し込んだりすると大きいキャンペーンがあったりするので、お得です。
もし、ビッグローブモバイルを検討される場合には、ビッグローブ光も検討してみてください。
ビッグローブモバイルをぜひチェックしてみてください。
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◎IIJmio
格安SIMの中でも老舗の会社です。
MVNOが始まった時には月額料金が安いという点でお求めされることが多かったです。
最近では、UQモバイルやワイモバイルなどの大手3キャリアに続く会社もあり、利用者が分配されていっていますが、今でも人気が高い格安SIM会社です。
■IIJmioのおすすめポイント
・ドコモの電波による通信・音声通話の安定
老舗の格安SIM会社というのもあり、電波は安定しています。
電波が安定していることが、利用者にとって安心材料になるのは間違いないですね。
・格安SIM会社での生き残り
数ある格安SIM会社の中で生き残ってきたのは、かなりのメリットです。
一線を退いた格安SIM会社もあり、MVNO会社は利益を出すのが難しい部分もあります。
その中で生き残ってきたのは、IIJmio側のプラン改善などの努力の部分は大きいと思います。
・大手量販店で契約できる
IIJmioは、大手量販店で取り扱いがあり、店頭で契約できるのはメリットです。
ネット契約が進む中で、店頭契約が行えるのは選べる要素となっています。
IIJmioに興味を持って頂けたらぜひチェックしてみてください。
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格安SIM/格安スマホ・インターネットサービスのIIJmio
○MVNOのデメリットポイント
・ドコモ回線を借りてる会社は通信回線が遅い場合がある
お昼時の12時～13時、夕方18時～19時は特に遅くなることが多くあります。
理由は、ドコモ回線の混雑を予防するために、通信規制をひいてるという点です。
間借りしている会社は、大手３キャリアと同等の速度を利用するのは少し難しい部分はあります。
ただ、格安ＳＩＭを利用することに不便を感じる速度ではないので、ご安心ください。
あくまでも、遅い時間帯はでてくるということです。
・アフターサポートは店頭では行っていない
アフターサポートは、店頭で行っておらず、電話での対応のみです。
webのマイページから情報変更等も行えるのと、ショップを持っていない格安SIM会社が多いため、アフターサポートは店頭で行っていないです。
・音声通話は専用アプリから発信
ビッグローブモバイルならBIGLOBEでんわから
OCNモバイルONEならOCNでんわから
IIJmioならみおふぉんダイヤルから
といった形で、専用アプリを使えば通話料金が安く済みます。
専用アプリは、折り返しをする際に、電話番号をコピーして利用する必要もあるため、もし、音声通話を利用する方は覚えておきましょう。
○HORIE MOBILEとは
HORIE MOBILEは、ホリエモンこと堀江貴文さんが提供開始する格安SIM会社のことです。
プランも分かりやすく、利用者に使いやすいようにしていく見込みです。
今後、進展があれば共有していきます。
HORIE MOBILEのプラン
月額料金：3,030円
通信容量：20GB
＊5分かけ放題、オリジナルコンテンツも含まれています。
カケホーダイ：オプション料金1,500円
端末補償：500円
今後、追加内容は公表されていく見込みです。
2023年3月16日提供開始予定です。
○まとめ
いかがでしたでしょうか。
MVNOは知らないことも多く手を出しづらいところではありますが、やはり月額料金が安いというのもあり、今後も利用をする方は増えていくと思います。
もし良ければ今回知ってもらったきっかけに格安SIMに変更してもらえると嬉しく思います。
では、快適なスマホライフをお過ごしください。
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