パソコンやスマホを購入する際に、セキュリティソフトを入れるのかをほとんどの方が検討すると思います。
年々、詐欺被害や情報漏洩の事件が増えてきているのもあり、セキュリティソフトについては話題となります。
今回は、セキュリティソフトが必要なのかという点をテーマにご紹介してきます。

パソコンやスマホにセキュリティソフトは必要なの?
必要かどうかの回答としては、「必要」だと思います。
もちろん、それぞれの方の考えがありますし、不必要という考えも間違いではないと思います。
ただ、必要な理由はあります。
【必要な理由】
①詐欺が巧妙になってきている
スマホが普及してから10年ほどとなります。
スマホが普及したことで、Webサイトなどからの情報漏洩が年々増えてきています。
さらには、フィッシング詐欺が増えてきたことで、各企業もフィッシング詐欺メールに注意という記載をホームページに記載するほどです。
「自分は大丈夫」という気持ちが狙われる1番の原因となっています。
②日本は安全という感覚
海外の場合、すべてが自己責任というのは強い傾向にあります。
そのため、セキュリティソフトも必要・不必要という点まで自己責任というのはあります。
日本の場合は、「インターネットに繋ぐだけだから安全」「自分の情報が盗まれても影響がない」「日本は海外よりも安全」などのように、「自分は影響がない」という風に捉えている方が多いように思います。
ただ、思っている以上に、詐欺は巧妙になり、ウィルス感染もしやすくなっていて、個人情報は漏洩しやすくなっています。
それでも、これまでが大丈夫だったからということもあり、セキュリティソフトを入れない方もいますが、逆に、狙われやすくしているのはあるでしょう。
③アカウントの連携
今や、スマホは誰しもが持っているような必需品となっています。
スマホを持っていることで、個人のアカウントは必ず何かしら持っています。
そのアカウントは、パソコンと連動していることがほとんどのため、スマホから情報が洩れるとパソコンにも影響が出ます。
逆も然りで、パソコンから情報が洩れると、スマホに影響が出ます。
便利になった時代だからこその問題は続いていきますね。
パソコンやスマホにはセキュリティソフトは入ってないの?
パソコンやスマホにセキュリティソフトは入っていたりしますが、無料版と同等の機能性です。
○パソコンの場合
Windowsパソコンは、Microsoft社がWindowsパソコンに搭載している「Windowsディフェンダー」というセキュリティソフトが入っています。
MacBookは、Apple社の独自のセキュリティソフトを搭載しています。
では、効力はどうなのかというと、どちらも有料のセキュリティソフトまではいきません。
むしろ、「安心感」を与えてしまうことで、詐欺や個人情報などを狙われやすくなります。
「Windowsディフェンダー」や「MacBookのセキュリティ」が、どういうセキュリティなのかというと、「来るもの(ウィルス)からはある程度保護する」という感じです。
ただ、利用者側から「URLのクリック」「Webサイトの閲覧」「ソフトのインストール」といったように、利用者側からの動きに対しては、保護しません。
特に、インターネット経由の対策については、かなり弱いというのはあります。
インターネットを繋ぐ時代にもかかわらず、セキュリティの保護が弱いとなると狙われるのは当然です。
そのため、フィッシング詐欺、ウィルス感染、個人情報漏洩が起こるのです。
○スマホの場合
スマホの場合も、OSに、セキュリティ対策が組み込まれています。
AndroidスマホならAndroid OSにセキュリティが組み込まれています。
iPhoneならiOSにセキュリティが組み込まれています。
ただし、パソコンと同様で、無料版くらいのセキュリティのため、有料のセキュリティソフトは入れた方が良いのはあります。
実際に、日本では、iPhoneの利用率は高いです。
iPhoneを利用している方から情報が漏れたり、フィッシング詐欺に遭ったり、ウィルス感染したりしている方が増えています。
これは、iPhoneが悪いのではなく、iPhoneなら大丈夫という「安心感」からくるものです。
インターネットに繋ぐ以上は、どのスマホも100%安心というものは存在しません。
有料のセキュリティソフトは、どんな保護機能があるの?
パソコン・スマホのすべてが活用できる保護機能という訳ではありませんが、セキュリティソフトが対応している保護機能をいくつかご紹介します。
【主な保護内容】
・マルウェアからの保護
パソコンに対して、悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称です。
主なマルウェアは、コンピューターウィルス・トロイの木馬・ワームなどが挙げられています。
・ランサムウェアからの保護
マルウェアの一種で、ランサムウェアに感染すると、利用者のシステムへのアクセスを制限します。
こういった制限を解除するためには、身代金(ransom)を支払うように要求されます。
・パスワードの保護
アカウントを利用している方は、ブラウザ上でID・パスワードを入力したりすると思います。
そういったパスワードの保護をしてくれます。
・VPN機能
インターネットに繋げていると、Wi-Fiを経由して、情報を盗もうとしてきます。
VPN機能は、匿名でインターネット通信をすることができるため、個人情報を守ることができます。
最近では、FREEWi-Fiが普及したことで、利便性は増した一方で、情報が盗まれたりすることが増えました。
そういった対策として挙げられるのが、VPN機能ということです。
・個人情報の保護
有料のセキュリティソフトで個人情報の保護は必要です。
セキュリティソフトによって、性能が変わってきますが、個人情報の保護を行ってくれます
・カメラの保護
リモートワークが普及したことで、カメラからの盗撮、企業情報の漏洩といったトラブルも起きています。
そんなトラブル対策として挙げられるのがセーフカム機能です。
いわゆる、カメラの保護ということですね。
おすすめの有料セキュリティソフト【ベスト5】

①norton(ノートン)
アメリカのソフトウェアメーカーです。
世界的に利用者数が1番多いと言われています。
セキュリティソフトメーカーのAvastを吸収合併したことで、企業名をGen Digital Inc. と変更されています。
【メリット】
・動作の軽さ
・機能の性能
・マイページの管理のしやすさ
【デメリット】
・更新費用が高くなっていく
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②McfAee(マカフィー)
アメリカのセキュリティソフトメーカーです。
norton(ノートン)に並ぶ世界的な規模を誇るセキュリティソフトメーカーです。
【メリット】
・携帯電話、タブレット関連への製品の性能が高い
・インストール台数無制限がある
【デメリット】
・動作への影響がある割合が高い
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③ESET(イーセット)
スロバキアのセキュリティソフトメーカーです。
日本では、プリンターも含めて提供しているキャノンITソリューションズとの合併で日本法人「イーセットジャパン株式会社」となっています。
【メリット】
・コストパフォーマンスが良い
・動作が軽い
【デメリット】
・iOSには利用できない
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④ウィルスバスター
日本のトレンドマイクロ社が開発しているウィルス対策ソフトです。
日本国内での販売数は1位、2位の位置にいます。
【メリット】
・電話サポートが充実
・日本のメーカー
【デメリット】
・他社と比較すると機能性が高くない
・コストがかかる
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⑤ZEROスーパーセキュリティー
日本のソースネクスト株式会社が提供するセキュリティソフトです。
価格帯が安く、利用者数は増えています。
【メリット】
・コストパフォーマンスが良い
・更新費用が不要
【デメリット】
・他社の機能性がなく、性能も高くない
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まとめ
有料のセキュリティソフトが必要なのかという点をご紹介しました。
私は、「必要」というのが回答となります。
先ほどもお伝えした通り、それぞれの方の考え方によるので、正しいという回答はありません。
ただ、SNSが普及してきて、個人情報が非常に盗みやすい時代になっているので、できる限りの対策は行った方が良いと思います。
特に、「自分は大丈夫」という「安心感」を狙ってくるので、もし心当たりがある方は、少しでも気にかけてみてはいかがでしょうか。