ノートパソコンを選ぶ中で、国内メーカーか海外メーカーのどちらが良いのかというのが選ぶ上で重要なポイントとなります。
今回は、国内メーカーと海外メーカーについてご紹介していきます。
ノートパソコンの選び方
ノートパソコンについての選び方は、
①使う用途を考える
②用途に合う性能を決める
③メーカーを選ぶ
④持ち運ぶのかどうか
⑤どこで買うのかを考える
今回は、③のメーカーを選ぶという点についてピックアップします。
メーカーを選ぶ上で、重要なのが「国内メーカー」か「海外メーカー」という点です。
いくつかの違いについてご紹介していきましょう。
「国内メーカー」と「海外メーカー」の違い
国内メーカーと海外メーカーの違いという大枠としてお伝えしていきます。
中には、国内メーカーの中で、海外メーカー寄りの製品もある場合もありますが、今回は、国内メーカーと海外メーカーの大枠で見た際の内容となります。
○国内メーカーと海外メーカーのメリット
【国内メーカー】
・無料の電話リモートサポートがある
無料の電話リモートサポートがあるため、パソコンについてあまり詳しくなかったりした場合には、サポートがあることでの安心感があります。
・軽い機種が多い
海外メーカーと比較すると、軽量化された機種が多く販売しています。
軽ければ良いという訳ではないですが、1kg未満の軽量化されたノートパソコンで、耐久性にも優れているというのはメリットではあるでしょう。
・インターフェースが多い
USB端子、HDMI、有線LANなどのケーブル関連を挿すインターフェースが豊富です。
先ほどの軽量化された機種にも同様にインターフェースは豊富なので、便利な部分はあるでしょう。
【海外メーカー】
・機種の価格が安い
国内メーカーと比較した場合、機種の価格が海外メーカーの方が安いというのはあります。
最近では、MicrosoftのSurfaceシリーズが値上がりしたりしていて、海外メーカーの中でも価格の値上がりがあるのはありますが、それでも、価格が安いモデルがあるのは、海外メーカーの方が多いです。
・カラーバリエーションが豊富なメーカーが多い
海外メーカーの方が、カラーバリエーションが豊富なメーカーは多いです。
国内メーカーだと、カラーは1色というのも増えてきていて、見た目で楽しむというのは少なくなってきています。
・性能違いの機種を選びやすい
国内メーカーに比べても性能による機種の選び方をしやすいのはあります。
安いモデルから高いモデルまで、性能により区分けをされていて、どれくらい使うのかによって選びやすいです。
○国内メーカーと海外メーカーのデメリット
【国内メーカー】
・価格が海外メーカーよりも高い
すべてという訳ではないですが、海外メーカーよりも国内メーカーの方が価格が高い傾向にあります。
サポートの部分などの保守対応の金額面を考慮してというのもあるとは思いますが、比較すると、単純に価格がするものが増えています。
・カラーバリエーションが少なっている
昭和のビジネス向けというような見た目になっている機種の割合がまだあり、利用する年齢層が少し高めと言えるでしょう。
もちろん、カラー、見た目は関係ないという方もいるので、すべてにおいてデメリットという訳ではないですが、若い方は海外メーカーを見た目で選ぶ確率は高いかもしれません。
【海外メーカー】
・電話サポートが日本語の分かる方が出る
海外メーカーの場合は、電話サポートは、日本語の分かる方が出ます。
日本の方も出ますが、海外の方で、日本語の分かる方が出たりするため、伝えたいニュアンスが伝わらないこともあったりします。
もちろん、電話をかけることがないという方や日本の方じゃなくても大丈夫という方には影響ありません。
・修理するよりも買い替えを勧めることが多い
海外メーカーの場合、機種が壊れてしまったときに、買い替えを勧める傾向にあります。
修理するのと、買い替えるのとでは、価格も比較的に安ければ、買い替える方が良いということを言われたりすることもあるみたいです。
故障の仕方にもよりますが、修理の方がお金がかかってしまうことは多くあるので、買い替えを勧める傾向にありますね。
国内メーカーの方が合っている方
○サポート重視の方
サポート重視の方は、もちろん、国内メーカーを選んだ方が良いでしょう。
電話のリモートサポートを受けたりすることもできるため、疑問点を解消しやすいのはあります。
○延長保証に加入する方
延長保証の内容としてメリットがあるのは、国内メーカーが多いです。
例えば、dynabookは延長保証に加入していれば、修理の上限がなく対応してくれます。
修理の上限があると、それ以上費用がかかる場合、利用者の負担になります。
○軽量で、耐久性がある機種が欲しい方
軽量で、耐久性がある機種は、国内メーカーの機種に多いため、おすすめです。
価格は、高くなってしまいますが、その分、性能は良いものが多いです。
海外メーカーの方が合っている方
○安い価格で、抑えたい方
できる限り、安くで抑えたいという方は、海外メーカーの方が良いでしょう。
国内メーカーよりも価格は抑えれるのはあります。
ただ、目的の性能によるため、安いのは海外メーカーという風な断言ができる訳ではありません。
○スタイリッシュな機種選びたい方
選ぶ基準で大きな理由となるのが、見た目です。
持ち歩いたりして、見た目を気にする方もいるでしょう。
その場合は、海外メーカーの方が良いでしょう。
カラーも何色かあり、好きな見た目をしている機種は海外メーカーの方が多いとは思います。
○ブランド重視
Microsoft ・ HP ・ Dell ・ Lenovoといった世界的なブランドのあるメーカーは、海外メーカーに多いです。
そのため、ブランドという面でノートパソコンを選ぶなら、海外メーカーを選ぶ方が良いでしょう。
まとめ
ノートパソコンは、国内メーカーと海外メーカーのどっちが良いのかというのをご紹介しました。
それぞれのメリット・デメリットがあるので、利用者側の目的に合わせて選ぶというのが良いでしょう。
まとめると、
軽量で、耐久性があり、サポートが充実なら「国内メーカー」
価格が安くて、ブランド力があり、カラーバリエーション豊富で、見た目重視なら「海外メーカー」
といったところでしょう。
結局、ご自身の目で見て、気に入った機種を買うのが1番ではありますね。