2023年9月22日にiPhone15シリーズが発売開始となりました。
Apple Storeへ発売日に並ぶということが、久しぶりのように感じました。
今後、iPhone15シリーズがどこまで伸びるのか、そのほかの注意点も含めて解説していきましょう。
iPhone15シリーズはなぜ人気なのか？
iPhone15シリーズが今回話題になり、人気となっている理由は、
・USB Type-C
この話題に尽きるのではないでしょうか。
プラス面、マイナス面もあるUSB Type-Cの搭載がiPhoneの人気を再燃させているのでしょう。
【プラス面】
パソコンやタブレットなどの電子機器に使われている充電ケーブルで、以前使用されていたライトニングケーブルは他製品と併用できないため、USB TYpe-Cを搭載したことで、Androidスマホとの共通事項ができたという点でしょう。
【マイナス面】
iPhone15/15 Plusのみが、「USB2.0」にしか対応しておらず、転送速度や充電速度に差が生まれてしまうことです。
簡潔にいうと、転送速度、充電速度が遅いということです。
もちろん、気にしない方も多くいるため、マイナスと捉えるかどうかは利用者次第ですが、iPhone15の価格に対しての「USB2.0」は、マイナス面と言って良いでしょう。
〇USB Type-Cだけでなぜ人気？
長い経緯がありますが、簡潔にいうと、iPhoneユーザーやAndroidスマホユーザーの誰もが望んだ結果がUSB Type-Cだったということです。
USB Type-Cは、耐久性もあり、急速充電も行え、プラス面が多くあります。
今では、コンビニや100均などでも販売されていて、どこでも安く手に入れることができます。
一方、iPhoneシリーズのライトニングケーブルは、Appleは純正を推奨しているということもあり、Apple SToreや家電量販店に足を運び購入します。
正直、かなり手間がかかります。
そのため、USB Type-Cの魅力が目立っているのですね。
【USB Type-Cの人気の１番の理由】
日本だけの特徴ですが、Apple社がUSB Type-CにしたというネットニュースやYouTuberの影響です。
どういうことかというと、
・ネットニュースで「USB Type-Cを搭載した」と話題になっている
・YouTuberが「USB Type-Cを搭載した」と、とにかく取り上げる
などといった風に、今回が買い替えタイミングだという風に、伝わっているからです。
日本の方の特徴として、まわりに影響され、話題になっているものを信頼する傾向にはあります。
今回は、それが当てはまるように思いますね。
もちろん、
今回のiPhone15シリーズの性能が良くなっているのは事実です。
ただ、USB Type-Cでここまで盛り上がるのは珍しいように思います。
なぜなら、AndroidスマホがUSB Type-Cをずっと使用していて、最近のAndroidスマホは、「USB3.0」の機種ばかりです。
それでも、Androidスマホがここまで話題になることはないでしょう。
その点、Apple社の戦略というのはすごいと思います。
販売台数は伸びるのか？
現在のiPhone15シリーズの予約状況を見ると、全機種のiPhone14シリーズよりも人気ははるかに高いと思えるほど、予約がいっぱいです。
このままの状況だと、年内に手に入らないといった方々も出てくるのではないでしょうか。
部品不足というのもあると思いますが、それくらい人気が出てくる機種ですね。
そのため、販売台数はかなり伸びるのではないかと思います。
ただ、購入する際の注意点もあります。
〇購入する際の注意点
・転売ヤー
予約している方々が、全員使うかどうかは分かりません。
どういうことかというと、
転売ヤーは、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル・Apple Storeで予約を行い、とにかくより多くiPhone15シリーズを手に入れるようにします。
現在のiPhone15シリーズは、予約がいっぱいのため、手に入れるまでにかなりの時間を要して、もしかしたら手に入らないかもしれません。
そういった方々を狙い、転売する人たちが毎年出てきます。
あくまでも、転売は推奨されていることではなく、何かトラブルになった際には、一歩間違えれば、犯罪に加担することにもなります。
犯罪に巻き込まれるというのは、かなりまれかもしれませんが、もし、iPhone15シリーズが欲しいなら正規のルートで購入しましょう。
・各社のアップグレードプログラム
いわゆる利用している機種を返品すれば、残りの残金を払わなくて済むというプログラムです。
確かに、iPhone15シリーズが絶対欲しいという方には、良いと思います。
ただ、「高いからなぁ」などと少し不安が残る場合は、一旦検討しても良いでしょう。
なぜかというと、結果、２年後に10数万する新しい機種を購入することになるからです。
総額で考えると、Androidスマホが2台～3台購入できるかもしれません。
Androidスマホの性能も上がっているので、そういう意味では、２年は１台で問題なく使えるでしょう。
使用する用途にもよると思いますが、支払う金額が大きいので、多くの人が予約して購入してるからなんでもお得ということはないので、注意しましょう。
・携帯キャリアの販売価格
ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルからiPhone15シリーズは発売されています。
注意点は、Apple Storeで購入するより、数万円高いことです。
毎年のことではありますが、購入する携帯会社はご自身で判断しましょう。
＊各社携帯キャリアとApple StoreのiPhone15シリーズの販売価格です。
まとめ
今回のiPhone15シリーズのUSB Type-Cということが、日本では大きかったというのがあるでしょう。
発売日に並んでいたり、予約がいっぱいになっていることを見ると、再度iPhone15シリーズがApple人気を高めるトリガーになっているのは見て取れるでしょう。
ただ、注意して欲しいのは、話題になっていて、人気があるから良い機種なんだと思って購入するのは少し問題があるかもしれません。
今一度、ご自身が使用する用途も踏まえてじっくり考えてみることも悪くありません。
金銭面的な部分が大きいのですが、10数万する機種なので簡単に購入できる金額ではありません。
まわりに流されず、ご自身で判断するというのが大事かもしれませんね。