近年では、情報漏洩やマルウェア被害などが増えてきています。
情報漏洩は、企業の機密情報、取り扱っている個人情報が外部に漏洩することです。
マルウェアは、いわゆるウィルスです。病気のように感染し、感染してしまうとコンピューターのシステムプログラムを勝手に書き換えしたり、情報を盗んだり、何でも悪用できるソフトウェアです。
その他では、サイバー攻撃という言葉も耳にしたことはあるかもしれません。
OSのサポートが切れることで、起こりえることなので、良かったら、最後まで目を通してみて下さい。
OSが終了するとどうなる？
OSのサポートが終了すると、簡潔に言うと、自宅のドアを解放状態にしているのと一緒の状態になります。
そのため、サポート終了後にセキュリティソフトを入れたところで、自宅の玄関までもが常に解放状態のため、セキュリティソフトでもウィルス感染などに対して防ぎようがありません。
WindowsPCでも、スマートフォンでiPhoneでもAndroidスマホでも関係なく、サポート終了後は、危険がいっぱいです。
では、どんな危険があるのかというと、
・脆弱性を狙いマルウェアやサイバー攻撃などを受ける可能性がかなり高い
脆弱性とはいわゆる欠陥です。
例えば、自宅でいう壁に穴が空いている状態のことです。
欠陥場所からいくらでもウィルスが入りこみ、情報を奪われたり、システムを奪い、インターネット経由で、繋がっているところに広がっていきます。
ネットニュースで、企業の情報漏洩が発覚というのを耳にすることもあると思います。
まさに、それが、脆弱性を狙われ、ウィルス感染による情報漏洩です。
・情報漏洩は、あなたが原因かもしれません
先ほど記載したウィルス感染による情報漏洩は、誰からでも起こります。
例えば、
OSが終了したパソコンを利用中
⇩
仕事によりメールでExcelファイルを同僚に送信
⇩
同僚のPCにウィルスが少しずつ入り込む
このステップを繰り返していくことで、どんどん広まり続けて、気が付けば、企業情報が漏洩してました、という結果に繋がります。
そのため、OSのサポートが終了した場合は、WindowsPC、Macbook、Androidスマホ、iPhoneについては、買い替えをおすすめします。
サポート終了後にその電子機器が使えなくなるという訳ではないですが、危険しかないということです。
ウィルス感染するケース
・OSのサポート終了した機種からのデータファイルをメールで送信しファイルを開く
・セキュリティソフトをいれていないスマートフォンなどとデータを共有
・社内情報が入っているUSBメモリを同僚で使い回し共有
などなどです。
OSの終了した機器からの情報共有は危険ということですね。
iOS17が発表
直近で、Appleの発表会があり、iOS17の発表が行われました。
iOS17の発表に伴い、サポート終了となった機種があります。
iPhone X 、iPhone 8 、iPhone 8 Plusです。
その他、iPad Pro（第1世代）、iPad（第5世代）、iPad Air（第2世代）以前のモデルもサポート終了です。
先ほどお伝えした通り、使えなくなる訳ではなく、もちろん、利用は問題なくできます。
機種も古くなるので買い替える方が多いにしても、使い続ける方は、セキュリティ面も踏まえてのリスクを理解して利用してくださいね。
サポート終了に伴い、製品メーカーの対応はしてもらえなくなるため、すべてにおいて自己責任となります。
アップデートは大切です
何事もアップデートは大切だということです。
アップデートを行うことで、WindowsPCの場合、脆弱性を修復してくれたりします。
ウィルス対策セキュリティソフトもそうですね。
セキュリティソフトも自動的に更新をかけてくれるセキュリティソフトを選んだ方が、日々で安心ということです。
スマートフォンもそうです。
ソフトウェアアップデートを行うことで、脆弱性を修復したりと良いことを行ってくれます。
ただ、アップデートする際の注意点があります。
・データが消えてしまうかも
スマートフォンでのアップデートを例にあげると、ソフトウェアアップデートしたらデータが消えちゃったというのを耳にしたことはないでしょうか。
確かに、可能性はあります。
理由は、最新のモデルではないのに、最新のソフトをインストールするため、全てが書き換えられるのもあり、これまでのデータも書き換えられる可能性が上がるからです。
そのため、ソフトウェアアップデートをかける場合は、特に、WindowsPCでもスマートフォンでもデータのバックアップを取った後に、アップデートしましょう。
まとめ
OSのサポート終了に伴い、ご利用中の機種の買い替えを検討しましょう。
情報が漏れても良い、使えるから大丈夫というのは、ご自身だけでなく、まわりの方々、会社の方々までも巻き込む危険があるので、注意しましょう。
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