仕組み・被害事例・手口・対策まで徹底解説【2026年最新版】

近年、スマートフォンを狙った犯罪の中でも、特に被害が深刻化しているのが**「SIMスワップ詐欺(SIM Swap Fraud)」です。
この詐欺は、被害者が気づかないうちに
スマホの電話番号そのものを乗っ取られる**という、非常に危険な手口です。

一度被害に遭うと、
・SNSアカウントの乗っ取り
・ネット銀行や暗号資産(仮想通貨)の不正送金
・二次被害、三次被害
と被害が連鎖的に拡大する恐れがあります。

今回は、

  • SIMスワップ詐欺の仕組み
  • なぜ被害が拡大しているのか
  • 実際に起きている被害例
  • 詐欺師の具体的な手口
  • 今日からできる現実的な対策

    までを、専門知識がなくても理解できるよう丁寧に解説します。

    SIMスワップ詐欺とは何か?

    IMスワップ詐欺とは、第三者があなたになりすまして携帯電話会社に連絡し、SIMカードやeSIMを勝手に再発行・切り替えさせる詐欺です。

    SIMカードには、

    • 電話番号
    • SMS(ショートメッセージ)
    • 通話認証

    といった重要な情報がひも付いています。

    つまり、SIMを乗っ取られるということは、

    **「あなたの電話番号を使って本人になりすませる」**状態になるということです。

    SIMスワップ詐欺の基本的な仕組み

    SIMスワップ詐欺は、次のような流れで行われます。

    1. 詐欺師が被害者の個人情報を収集
    2. 携帯会社に「本人」を装って連絡
    3. SIMカード・eSIMの再発行を依頼
    4. 被害者のスマホが突然圏外になる
    5. 詐欺師がSMS認証を突破
    6. 銀行・SNS・暗号資産口座を乗っ取る

    特に恐ろしいのは、被害者側には「突然スマホが使えなくなる」以外の前兆がほとんどない点です。

    なぜSIMスワップ詐欺が増えているのか?

    ① SMS認証が広く使われている

    多くのサービスでは、

    • ログイン時
    • パスワード変更時
    • 送金時

    SMS認証が使われています。

    電話番号を乗っ取れば、これらの認証をすべて突破できてしまいます。

    ② 個人情報が流出しやすい時代になった

    以下のような場所から、個人情報は簡単に集められます。

    • 過去の情報漏えい事件
    • SNSの投稿内容
    • フィッシング詐欺
    • フリマアプリや掲示板

    「少しの情報」でも組み合わさると、携帯会社の本人確認を突破できるレベルになることがあります。

    ③ eSIMの普及

    eSIMは便利ですが、

    • オンラインで即時再発行
    • 店舗に行かなくても切り替え可能

    という特徴があり、悪用されるリスクも高まっています

    実際に起きている被害事例

    事例① 暗号資産が数百万円分盗まれる

    ある被害者は、突然スマホが圏外になり、その数分後に

    • 暗号資産取引所
    • ウォレット

    から大量の資産が送金されていました。

    原因は、SIMスワップによるSMS認証の突破でした。

    事例② SNSアカウントを乗っ取られ、詐欺の踏み台に

    X(旧Twitter)やInstagramを乗っ取られ、

    • フォロワーに詐欺DMを送信
    • なりすまし投稿

    をされてしまい、信用失墜や人間関係トラブルに発展するケースもあります。

    事例③ ネット銀行から不正送金

    銀行口座のログイン・振込にSMS認証を使っていたため、
    一晩で預金が空になるという深刻な被害も報告されています。

    SIMスワップ詐欺の主な手口

    手口① なりすましによる再発行依頼

    詐欺師は以下のように装います。

    • スマホを紛失した
    • 機種変更した
    • SIMが故障した

    そして、

    • 氏名
    • 生年月日
    • 住所

    などを使って本人確認を突破します。

    手口② フィッシングと組み合わせる

    まずフィッシング詐欺で情報を盗み、
    その情報を使ってSIMスワップを実行する、複合型の詐欺も増えています。

    SIMスワップ詐欺に遭うと起きる異変

    以下のような症状が出たら要注意です。

    • 突然スマホが圏外になる
    • 通話・SMSが使えなくなる
    • ログイン通知が大量に届く
    • パスワード変更通知が来る

    1つでも当てはまったら、即行動が必要です。

    SIMスワップ詐欺への具体的な対策

    対策① 携帯会社の「SIMロック・再発行制限」を設定する

    多くのキャリアでは、

    • SIM再発行時の暗証番号
    • 店舗対応限定

    などの設定が可能です。

    必ず設定しておきましょう。

    対策② SMS認証だけに頼らない

    可能であれば、

    • 認証アプリ(Google Authenticatorなど)
    • ハードウェアキー

    を利用しましょう。

    対策③ 個人情報をSNSに出しすぎない

    以下は特に危険です。

    • 誕生日
    • 電話番号
    • 住所が推測できる情報

    「自分は大丈夫」と思っている人ほど狙われやすいです。

    対策④ 重要サービスの登録電話番号を分ける

    • 普段使いの番号
    • 金融専用の番号

    を分けることで、被害を大きく減らせます。

    もしSIMスワップ詐欺に遭ってしまったら

    1. すぐに携帯会社へ連絡
    2. SIMの利用停止
    3. すべてのパスワード変更
    4. 金融機関へ連絡
    5. 警察へ相談

    スピードが被害額を左右します。

    まとめ:SIMスワップ詐欺は「誰でも被害者になる」

    SIMスワップ詐欺は、

    • 特別な知識がなくても
    • 普通にスマホを使っているだけで

    誰でも被害に遭う可能性がある詐欺です。

    しかし、

    • 仕組みを知る
    • 事前に対策する

    ことで、被害リスクは大きく下げられます。

    スマホは今や「生活インフラ」です。
    だからこそ、電話番号の安全管理を、今一度見直してみてください。

    By ぱんだ

    白黒うさぎを飼っている30代の独身男のぱんだです。 通信携帯業界に約10年以上携わったガジェット好き。 今後、通信系の経歴を活かし、情報発信やうさぎ、自分の趣味も数多くあり新しいお得な情報を分かりやすくお届けします。

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