はじめまして、携帯通信業界10年以上のぱんだです。
今回は、光回線の選び方と光回線の契約手続き方法を解説していきます。

光回線の選び方って分からないですよね。
私も携帯通信業界で働くまではスマホや固定回線のことは分からなかったです。
そんな光回線をどう選べばいいのかをできる限り分かりやすく解説します。

選び方の次は契約手続きなんですが、固定回線は契約手続きの流れもあります。
手続き方法も簡潔にお伝えしていきます。

キャンペーンや料金面は考慮せず、仕組みを説明していきます。
特典から覚えてしまうとトラブルになっているケースが多いのもあり、案外簡単なので仕組みから考えていきましょう。

ぜひ、最後まで読んでいってみてください。

目次
■光回線の選び方
■光回線の契約手続き方法
■まとめ

■光回線の選び方

光回線ってまず何なの?という方もいると思います。
光回線とは、
自宅に配線を引くのが固定回線と呼ばれていて、固定回線の中でも通信・速度が安定しているのが光回線です。
携帯電話でいうと、5Gみたいなイメージでいいかと思います。

最近では、光回線も色んな事業者があります。
以前は、NTTフレッツ光というのがメインだったので、他社の話が目立たない状況でしたが、変化してきています。
変化した内容は、
①新規契約:新しく契約すること。固定回線を引いていない方もいたため以前はこちらがメインです。
②転用:NTTフレッツ光からの切り替え。携帯電話の番号引き継ぎみたいなものです。
③事業者変更:NTTフレッツ光をベースにした「コラボ光」から「コラボ光」に変更することです。

光回線を選ぶにあたって、①②③は重要なので、名前だけでも覚えておいてください。

では、選び方をご説明していきます。
*キャンペーンは考慮せず選び方を説明していきます。

先に、光回線の月額料金の平均ですがお伝えしておきます。
マンション:3,800円(税抜)~
一戸建て:4,800円(税抜)~
テレビ:+825円(税込)~
固定電話:+550円(税込)~

◎固定回線を引いていない方の場合

「固定回線をご自宅に引いていない」「引越し予定」の方は、①新規契約がメインとなります。
一部の引越しの方は、既存で使用している固定回線を引越し先で引き継ぐことは可能のため、新規契約にならない場合もあります

新規契約の場合は、どこの回線がご自宅に引けるのかを調べましょう。
・NTTフレッツ光 ・J com ・eo光(主に、関西) ・auひかり ・NURO光 などです。
調べる場合は、各社のホームページで、「エリア検索」してもらえればすぐ確認できます。
NTTフレッツ光: フレッツ 光ネクスト|次世代ネットワークで快適|NTT西日本公式 (flets-w.com)
J com:J:COMのサービスエリアを選択 | ケーブルテレビ(CATV)のJ:COM (jcom.co.jp)
eo光:戸建ての光回線をご検討中のお客さま|光回線のeo [イオ] 光【公式】 (eonet.jp)
auひかり:サービス提供エリア | auひかり by KDDI (kddi-hikari.com)
NURO光:光回線インターネットNURO 光 | NURO 光

なぜ、固定回線が引けるのかを調べないといけないのか。
理由は、
固定回線もエリアがあるからです。

マンションや一戸建ても管理されているところも違うため、各固定回線事業者と提携しているところもあります。
例えば、NTTフレッツ光は契約できるけど、J comは引けないみたいな感じです。
この場合は、NTTフレッツ光側と管理されている方が何かしら契約している場合があります。

エリア検索が確認でき、引けるところが分かったら、どこにするかを選んでいきましょう。

各社料金が違いますが、何をしたいかによるのでご自身の目的を定めましょう。

●インターネット通信を安定させたい場合
おすすめ:NTTフレッツ光やコラボ光
理由は、
NTTフレッツ光やコラボ光は、NTTのシステムということもあり、通信は安定し、速度も出ます。
さらには、コラボ光に切り替えも簡単に行えるようになっていて、お得な部分も多いからです。

●テレビもセットで申込みたい場合
おすすめ:マンションならJ com、一戸建てならeo光
理由は、
J comもeo光もテレビの引ける番組数やネットとのセットでお得になったりするためです。
こちらの2社のみしかエリア検索で引けないという場合も多いので、必然的に選ばれる方もいるかもしれません。

●速度が速い方が良い場合
おすすめ:NURO光
理由は、
NURO光は、最大2GBの速度が出るという事業者で、引けるご自宅は限られてはいますが、速度が速いのは事実のためです。

●固定電話も同時に使いたい場合
おすすめ:NTTフレッツ光やコラボ光
理由は、
固定電話を長く使用していく見込みがある場合は、NTT発番にしておけばコラボ光などの事業者を変更しても引き継ぐことが可能です。
eo光などの違う事業者の場合は、固定電話番号を引き継げないので、電話番号も一緒にというのであれば、NTTフレッツ光かコラボ光にしておくのが長い目でみると無難かと思います。

●料金が安い方が良い場合
おすすめ:コラボ光
理由は、
プロバイダというインターネットに接続する費用が月額料金に込みになっているのもあり、総合的にみると安いです。
地域密着型の事業者も安いところもありますが、通信の安定や速度に関する点を考慮するとコラボ光の方が良いかと思います。

◎NTTフレッツ光を引いている場合

NTTフレッツ光を既に引いている場合は、②転用もしくは①新規契約です。
おすすめは、②転用となります。
NTTフレッツ光からコラボ光に引き継ぐだけとなり、簡単で料金も安くなり良い面が多いです。
①新規契約で他社事業者を探すのも1つですが、固定電話番号が引き継げなかったり、テレビ番組が元々見れていたものが見れないようになったりするため、②転用の方が良いと思います。

◎コラボ光を引いている場合

コラボ光とは、
NTTフレッツ光をベースにしている固定回線事業者のことを言います。
例えば、ドコモ光、SoftBank光、楽天ひかりなどがあります。
コラボ光は、NTTフレッツ光をベースにしているため、通信・速度が安定しているのと料金も安くなったりします。
では、コラボ光を引いている場合は、どこがおすすめかというと、もちろん、コラボ光からコラボ光への切り替えです。
手続きも簡単で、通信・速度も変わらず使えるためおすすめです。
NTTフレッツ光の通信・速度に不満がある方以外は、③事業者変更を選んでもらうのが良いと思います。

■光回線の契約手続き方法

光回線の契約手続き方法は思っている以上に簡単なので、難しく考えずに見ていきましょう。
固定回線の注意点として、
契約が完了するまでには、1ヶ月~2ヶ月かかります。あらかじめ長い目でみて考えていきましょう。
契約が完了すること=開通 と呼んだりします。

①新規契約

新規契約の場合は、新しく契約をする場合のため、流れはシンプルです。
申込み事業者に行く⇒プラン確認⇒固定電話番号・テレビについても確認⇒工事日指定⇒開通
固定電話番号は、他社事業者で発行した場合は、引き継げない場合があります。
テレビは、見ていた番組が見れなくなる場合があります。
それぞれの注意点はあるので、事前に確認しましょう。

②転用

NTTフレッツ光からコラボ光に切り替えることを転用と言います。
転用の場合は、「転用承諾番号」をNTTに連絡して取得します。
「転用承諾番号」とは、
コラボ光に切り替える場合に、NTT側で手続きを行っておきますよという番号です。
イメージとしては、携帯電話の乗り換えであるMNPの「予約番号」と同じようなものと思ってもらえれば良いと思います。
「転用承諾番号」を取得すると、早くて翌月には自動開通します。
自動開通のため、何かしらしないといけないことは特にないです。
*ご不明な点があれば、申込んだご本人で申込み事業者に連絡しましょう。

③事業者変更

コラボ光からコラボ光に切り替えるだけで至って簡単です。
「事業者変更番号」を利用中の事業者に連絡して取得します。
「事業者変更番号」とは、
転用承諾番号と同様で、コラボ光からコラボ光に切り替えるのに必要な番号です。
「事業者変更番号」を取得すると、②転用と同様で、早ければ翌月に自動開通となります。
自動開通のため。何かしらしないといけないことは特にないです。
*ご不明な点があれば、申込んだご本人で申込み事業者に連絡しましょう。

■まとめ

いかがでしたでしょうか。
光回線の選び方と手続き方法についてご説明しました。
キャンペーンや料金面は考慮せずに説明しています。
特典推しで考えてしまうと、トラブルになっているケースが多いためです。
まずは、仕組みを理解してからキャンペーンや料金面は考えていくのが良いと思います。
では、今回も最後まで読んでもらいありがとうございます。
今後も携帯通信関連について記事を出していくので読んでもらえると嬉しいです。
みなさんの私生活のお力になれれば嬉しく思います。

By ぱんだ

白黒うさぎを飼っている30代の独身男のぱんだです。 通信携帯業界に約10年以上携わったガジェット好き。 今後、通信系の経歴を活かし、情報発信やうさぎ、自分の趣味も数多くあり新しいお得な情報を分かりやすくお届けします。

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