はじめまして、携帯通信業を10年以上経験しているぱんだです。
今回は、光回線で知っていて損しないおすすめの専門用語を解説していきます。
通信業界は、専門用語が多くて知ってそうで知らない言葉が多いです。
例えば、光回線って何? と思う方もいると思います。
知っているだけでお得になるという基礎的な部分から解説していきます。
ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
■専門用語まとめ
■光回線の選び方を簡単にご紹介
■まとめ
■専門用語まとめ
◎インターネット
世界各地で利用されている個人や組織のコンピューターが繋がっている地球規模のネットワーク。
省略して、「ネット」や「web」と呼ばれたりしています。
◎光回線
自宅に配線を引くのが固定回線と呼ばれている。
固定回線の中で、通信が安定していて、スピードも速い回線であり、現在主流となっているのが、「光回線」です。
ADSLという電話回線をもとに自宅に配線を引く固定回線もあります。
ただ、通信の安定やスピードに関しても光回線と比較すると差があります。
光回線:最大1GB~2GB
ADSL:10Mbps~50Mbps
数字をみると分かりやすいと思います。
◎ケーブルテレビ
ケーブルテレビ網を使って、インターネット回線を自宅届ける方式です。
テレビを見る頻度が多いという方は、ケーブルテレビの方が良いです。
光回線と比較すると、最大速度は光回線の方が約10倍ほど速いため、スピードや安定を求めるなら光回線の方が良いです。
◎モバイルWi-Fi(モバイルルーター)
自宅で使用しているWi-Fiと同様のことが外でも可能になる持ち運び式のルーターのことです。
最近では、スマホもテザリングという機能を使いモバイルWi-Fi代わりとしても活用ができるようになっている。
固定回線と比較すると、持ち運ぶことによる通信の不安定な部分はありますが、モバイルWi-Fiのスピードでも問題ないという方は多いため、人気はあります。
◎下り・上り
下り:受信する時のダウンロード速度
上り:送信する時のアップロード速度
速度を表している場合は、下りのこと表しているのがほとんどです。
例えば、フレッツ光の速度が最大1GBだと下り最大1GBということです。
◎エリア検索
固定回線が引けるのかどうか確認することです。
マンションや一戸建てのご自宅によって、固定回線が引けるか引けないかが決まっています。
マンションは特に管理人さんが決めているところもあるため、固定回線を申込みする前にエリア検索を行う必要があります。
◎NTTフレッツ光
NTTが提供するインターネット光回線のことです。
NTT以外の光回線は、auひかり・NURO光・eo光などがあります。
光回線=フレッツ光ではないのでご注意ください。
◎コラボ光
NTT西日本や東日本から光回線を借り受けた光回線と、販売事業者の独自サービスを組み合わせたサービスです。
例えば、ドコモ光・SoftBank光・楽天ひかりなどがあります。
◎プロバイダ
インターネットに接続するために必要なものです。
例えば、電車が走るための「線路」がプロバイダの役割です。
線路がないと電車は走れないのと同様にインターネットに接続できないと動画やSNSなどができないという意味合いです。
◎IPv6
IPv4に次ぐインターネットプロトコルの規格です。
IPアドレスというインターネットにも住所があります。
そのIPアドレスを接続できる数がIPv4で約43億で、IPv6は約340澗もあります。
結果どうなるかというと、混雑するのを防ぐことができ、速度が安定します。
IPv6を利用する場合は、対応している固定ルーターを使用する必要があるため、持っていない場合は別途ご自身で購入する必要があります。
◎解約金
固定回線の事業者を解約する際のお金を解約金と呼びます。
違約金とも呼んだりしますが、意味は一緒です。
解約金は、10,450円が基本となってきています。
ケーブルテレビや地方独自の回線については、10,000円~30,000円かかる場合もあります。
◎更新月
契約期間の更新期間のことです。
更新期間は、解約金が発生せずに解約が可能となります。
携帯電話の場合も同様の呼び方をしますが、最近では携帯電話の更新月が無くなっている携帯会社がほとんどです。
固定回線は、更新月が最大4ヶ月あります。
◎転用
NTTフレッツ光からコラボ光に乗り換えることです。
現在では、携帯電話同様に他社乗り換えが可能で、転用する場合は「工事費用が0円」で切り替えできます。
コラボ光に切り替えるメリット
・月額料金は、NTTフレッツ光の時に長期利用の割引きなどのキャンペーン利用中の方以外は、コラボ光の方が安くなる可能性が高いです。
・NTTフレッツ光がベースのため、通信速度も基本的には変わらない。
コラボ光に切り替えるデメリット
・長期割引きを受けている方は、月額料金が上がる可能性があります。
・NTTドコモ利用中で、フレッツ光と携帯月額料金を割引きされている場合は、コラボ光に変更することで転用する事業者の割引きへと対象が変わる為、総合的な料金が上がる場合があります。
◎転用承諾番号番号
転用手続きを行うための切り替え番号。
携帯電話のMNP予約番号と同様のものと思ってもらえれば良いと思います。
転用承諾番号は、NTT西日本、東日本の窓口に問い合わせすると取得できます。
◎事業者変更
コラボ光からコラボ光に変更することです。
例えば、ドコモ光→SoftBank光に変更することです。
メリット
・工事費用が0円で変更でき、各コラボ光事業者でキャンペーンが受けられる
デメリット
・更新月以外は解約金がかかる。
◎事業者変更番号
事業者変更手続きを行うための切り替え番号。
転用承諾番号と同様で、携帯電話のMNP予約番号と同様のものです。
事業者変更番号は、利用中の事業者に問い合わせを行い取得します。
◎新規
新規契約のことを言います。
転用や事業者変更ではなく、新たに契約することです。
メリット
・転用や事業者変更よりもキャンペーンが大きいです。
デメリット
・固定電話を引き継ぎしたい場合、NTT発番ではない時には引き継ぎができない場合があります。
■光回線の選び方を簡単にご紹介
1:通信速度の安定とキャンペーン重視
通信速度の安定とキャンペーンを重視する場合は、コラボ光がおすすめです。
【理由】
NTTのフレッツ光がベースで、通信速度は安定します。
さらに、キャンペーンが各コラボ光事業者で受けられるためです。
もう1点は、1度だけ工事費用を支払うだけで、コラボ光からコラボ光へと工事不要で変更でき、キャンペーンも受けられるという特典が付いてきます。
2:下り最大速度が速い方が良い
NURO光がおすすめです。
【理由】
最大2GBまで利用できるのも魅力で、平均速度も他社光回線と比較しても速いです。
注意点としては、NURO回線を引けるマンションが限られているので、エリア検索したときに対象外の場合があります。
3:携帯会社とのキャンペーンがあった方が良い
ドコモ光・SoftBank光・楽天ひかりがおすすめです。
【理由】
携帯料金と固定回線の料金を総合したときに、キャンペーン込みで安くなるためです。
ドコモ光:dポイント還元やキャッシュバックがあります。さらに、ドコモを利用中だと携帯料金も割引きが受けれます。
SoftBank光:PayPayポイント還元やキャッシュバックがあります。さらに、SoftBankやワイモバイルの携帯料金からも割引きが受けれます。
楽天ひかり:楽天モバイル契約中なら楽天ひかりが最大1年無料となります。楽天のスーパーポイントアッププログラムの倍率が+1倍となり、ポイントも貯まりやすくなります。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
光回線の用語をとりまとめてみました。
実際に接客したりした上で、困っている方が多かった言葉を厳選しています。
簡単にですが、光回線の選び方も解説しているので、みなさんが快適に過ごすために手助けとなれば良いなと思っています。
今後も通信業界のことを記事していきますので、ぜひ、目を通してもらえると嬉しいです。
いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。
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