はじめまして、携帯通信業界10年以上経験のあるぱんだです。
今回は、スマホの知識というよりもご自身に合うスマホメーカーを一緒に考えていきましょう。

まず最初に、
「なぜ、スマホメーカーなの?」
と思っている方もいると思いますが、メーカーというのはものすごく大事です。
理由は、メーカーによってアフターサービスの対応も違うのとスマホのソフトウェアやハードウェアなどの素材が全然違うからです。

例えば、高校選びや大学選びと似ています。
みなさんも経験したことはあると思います。
どの高校が良いかな?どの大学が良いかな?と悩んだ経験はあるのではないでしょうか?
選ぶ際に悩む理由は、高校や大学によって学べる授業やクラブの数、費用も違うからです。
それぞれの方の目的(将来)に見合った道を選びたいのは当然です。

スマホメーカーを選ぶのも一緒です。
スマホは、購入してから「2年~3年の付き合い」になります。
日々生活する中で、1番触れるのがスマホです。
そんな長い年月を一緒に過ごすスマホのメーカーはみなさんの日々でのストレスを解消してくれる大事なものです。
ただ、そんなスマホが手に馴染まなかったら使い続けたくないと思います。
なので、ご自身に合うスマホメーカーを一緒に選んでいきましょう。

目次
■スマホメーカー7選
■海外メーカーと国内メーカー比較
■まとめ

■スマホメーカー7選

スマホメーカーを7社ご紹介していきます。

1:サムスン電子(SAMSUNG)

設立:1969年
本社(国):大韓民国
会社概要:韓国のテクノロジー企業で、世界最大の総合家電・電子部品・電子製品メーカー
スマホ市場世界シェア:1位
スマホ機種名:Galaxy Sシリーズ、Foldシリーズ、Flipシリーズ、Aシリーズなど
その他の製品:スマートウォッチ、タブレット、ワイヤレスイヤホンなど
OS: Android OS

◎機種のポイント・特徴
世界で最も売れているスマホメーカーであるサムスンの機種の特徴として、①ディスプレイの見やすさ②綺麗に撮れるカメラ③サクサク使える操作性の3点です。
①【ディスプレイ】
有機ELを使用しています。
有機ELを使うことで、明るくなり色鮮やかになります。
そのため、画面は見やすく省電力になるのもあり特徴です。
有機ELをスマホに取り入れたのはサムスンが最初と言われています。
②【カメラ】
内部のソフトウェアの作りが良いのもあり、綺麗に写真が撮れます。
実際に、Galaxy SシリーズだとiPhoneよりも綺麗に撮れるという風には言われるくらい優れています。
③【操作性】
CPUは最新のものを使用したり、ソフトウェアの作りも良いため、操作性は抜群です。
リフレッシュレートも最大120Hzの機種もあり、サクサク動きます。

◎どんな方にオススメ
サムスンをオススメする方は、iPhoneを使ったり、Androidの中でも高スペック性能を持っている機種を使用している方です。
【理由】
iPhoneは、どの機種も性能が高めに作られています。
そのため、価格が高くなります。
Androidの中で高スペックの機種も同様で、価格が多少高くなります。
そういった機種を使っている場合にスマホの性能を落としてしまうと日々のストレスに繋がるので、ある程度同じような性能もしくはそれ以上の機種の方が良いためサムスンがオススメです。

2:Xiaomi

設立:2010年
本社(国):中国
会社概要:中国の北京に本社がある家電メーカーでスマホ創業は、2011年からである
スマホ市場世界シェア:2位
スマホ機種名:Xiaomiシリーズ、Redmiシリーズ、Miシリーズなど
その他の製品:スマートウォッチ、タブレット、ワイヤレスイヤホンなど
OS: Android OS

◎機種のポイント・特徴
スマホ市場世界シェア2位と言われているXiaomiの機種は、①価格の安さ②スペックが高い③画面が大きくて見やすいの3点です。
①【価格】
Xiaomiの1番の特徴と言ってもいいのが価格です。
スマホの価格がとにかく安い。
ただ、安いだけでなく、スペックが高いからすごいんです。
②【スペック(性能)】
価格が安いのにスペックが高いのがXiaomiです。
他社メーカーと比較した場合、他社メーカーだと7万円してもいいくらいのスペックで4万円で販売されたりしています。
安くできる理由は、公表されていませんが、元々家電メーカーであるので、様々な取引先もありスマホの部品をできる限り安く手に入れたりしているのではないでしょうか。
③【画面】
Xiaomiの機種は、基本的に大きいのが特徴でもあります。
海外だと大きくないと売れないため、比較的に大きい機種となっています。
操作性は、画面が大きいのもあり使いやすいです。

◎どんな方にオススメ
Xiaomiをオススメする方は、費用を安く済ませたいが、スペックはできれば落としたくない方です。
【理由】
ポイント・特徴の部分で記載した通りで、スペックが高いのに安く済むため、「高スペック機種を使っていたけど、使う範囲も限られているため、次は安く済ませたい」という方にはドンピシャで合うためです。

3:Apple

設立:1976年
本社(国):アメリカ合衆国
会社概要:アメリカの多国籍テクノロジー企業。家電製品やソフトウェア、オンラインサービスの開発・販売を行なっている
スマホ市場世界シェア:3位
スマホ機種名:iPhoneシリーズ
その他の製品:スマートウォッチ、タブレット、ワイヤレスイヤホンなど
OS: iOS

②【独自ソフトウェア

◎機種のポイント・特徴
スマホ市場世界シェア3位と言われているAppleは、①操作性が良い②独自ソフトウェア③Apple製品で同期して使えるという3点です。
①【操作性】
CPUやOSなど機種はApple独自で開発されています。
毎年最新のCPUやOSを開発しているのもあり、操作性は良くなっていっています。
②【独自ソフトウェア】
iOSという独自ソフトウェアにより、Apple製品独自の操作やバッテリー持ちを良くしたりされていて、独自ソフトウェアが良い働きをしています。
他社メーカーも独自ソフトウェアを開発していますが、その中でもiOSはかなり高性能のソフトウェアと言っても間違いではないでしょう。
③【Apple製品の同期】
他社メーカーも自社製品との同期は可能ですが、Apple製品同士での同期は他社メーカーと比較しても使いやすいと思います。
特に、MacBook・iPad・iPhoneの3点は同期して使いやすいというのはあります。

◎どんな方にオススメ
オススメの方は、ある程度のスペックを求める方です。
【理由】
日本では、iPhoneを利用している比率は約50%ほどと言われています。
最近では、Androidの比率が上回ってきていますが、それでもiPhoneは人気です。
そういったことからもスペックを落としたくないのと、データ移行もできれば楽に行いたいという場合は、iPhone同士の方が良いと思います。

4:OPPO

設立:2004年
本社(国):中国
会社概要:中国の広東省に本社を構える大手通信機器、ソフトウェアメーカー
スマホ市場世界シェア:4位
スマホ機種名:Find Xシリーズ、Renoシリーズ、Aシリーズなど
その他の製品:スマートウォッチ、タブレット、ワイヤレスイヤホンなど
OS: Android OS

◎機種のポイント・特徴
スマホ市場世界シェア4位のOPPOは、①カメラ性能②colorOSによる操作性③画面が大きく見やすいという3点です。
①【カメラ性能】
カメラ性能に関しては、サムスンと比較されることがよくあるほど優れています。
実際に、AppleのiPhoneよりもAndroidのカメラの方が優れているのではないかというのはTwitterなどで話題になりました。
Androidの機種の中では、OPPOのカメラ性能は長けています。
良い理由は、おそらくソフトウェアの作りが良いのだと思われます。
②【colorOSによる操作性】
OPPOは、colorOSというAndroidOSをベースにしたソフトウェアを活用しています。
セキュリティが最初から組み込まれていて、安心でもあります。
その上で、OPPO独自の便利機能もあり、操作性も良いです。
③【画面の大きさ】
Xiaomi同様で、画面の大きさは大きいです。
理由はXiaomiと同様で海外だと大きくないと売れないという点です。
日本だけが多少小さい機種を好んでる方が多いと言われています。
画面が大きいのもあり、操作性や見やすさは良いです。

◎どんな方にオススメ
OPPOをオススメするのは、安くて高品質のものが欲しいという方です。
【理由】
OPPOの機種は、3種類のモデルに分かれています。
Find Xシリーズ(ハイスペック)・Renoシリーズ(ミドルスペック)・Aシリーズ(エントリースペック)です。
この3つの中で、Renoシリーズは、高性能で価格が安いというのが特徴で、iPhoneやGalaxy Sシリーズからでも機種変更しても良いと思えるくらいです。
そのため、安くて高品質を求めるなら、OPPOがオススメです。

5:SHARP

設立:1935年(SHARPに社名変更は1970年)
本社(国):日本の大阪 親会社:台湾企業の鴻海
会社概要:現在は鴻海に企業提携したことにより実質的には台湾企業で、電化製品や携帯事業を行なっている
スマホ機種名:AQUOS Rシリーズ、AQUOS zeroシリーズ、AQUOS senseシリーズなど
OS: Android OS

◎機種のポイント・特徴
日本国内ではみなさんご存じのSHARPは、①軽い②持ちやすい大きさ③シンプルモードの3点です。
①【軽い】
SHARPの機種は、比較的に軽い機種が多くカバンやポケットに入れても邪魔になりづらいです。
軽いというのは、機種の性能もしくは価格を上げる流れになりますが、軽いというのは良い部分です。
②【持ちやすい大きさ】
大きさは、海外メーカーと比較しても持ちやすい大きさとなっています。
持ちやすさと軽さが伴うと持ち歩くのもストレスがなく利用できます。
③【シンプルモード】
年配向けの簡単モードのことをシンプルモードと言います。
国産機種は簡単モードが良い点でもあります。

◎どんな方にオススメ
SHARPをオススメするのは、持ち歩きやすさを求めている方です。
【理由】
手に持ちやすい大きさが特徴なので、持ち歩きやすさを求める方がオススメだからです。
性能面や操作性は、海外メーカーの方が良いのはあります。
ソフトウェアの作りが海外メーカーの方が良くなるスピードが早いというのがあります。
そのため、国産という点で他社メーカーよりも優れているのは、日本の方向けに作られているシンプルモードです。
実際に使いやすいというお声はあります。

6:SONY(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ)

設立:2001年 旧ソニー株式会社は、1946年設立
本社(国):日本
会社概要:ゲーム機、家電製品、携帯事業を行なっている
スマホ機種名:Xperiaシリーズ
その他の製品:タブレット端末
OS: Android OS

◎機種のポイント・特徴
プレイステーションなどのゲーム機でも有名なSONYは、①スマートな見た目②テレビやゲーム機との連動③操作性の3点です。
①【スマートな見た目】
スマホを発売してからXperiaシリーズのスマートな見た目は変わりません。
細身で持ちやすいのが特徴です。
②【テレビやゲーム機との連動】
SONYは、テレビやゲーム機との連動を行えることで、使いやすさを良くしています。
リモコンとしても操作可能な機種もあるためオススメです。
③【操作性】
操作性は、前機種から変動せずという部分がオススメ理由です。
SONYを利用している方は、継続してSONYを使う理由は以前から変わらないというのがあります。

◎どんな方にオススメ
SONYは、国産機種を求めている方にオススメです。
【理由】
SONYの機種は価格帯が比較的に高いのもあり、他社の海外メーカーの方が安くなっていてコスパが良いです。
性能やスペックを考慮しても海外メーカー寄りになってしまいます。
そのため、国産機種という面での安心感を求める場合は、オススメです。
実際に、SHARPも台湾企業というのもあり、国産機種と言える機種のためです。

7:Google

設立:1998年
本社(国):アメリカ合衆国
会社概要:世界最大の検索エンジン、オンライン広告、ソフトウェアなどの事業を行っている世界的なIT企業
スマホ機種名:Pixelシリーズ
その他の製品:スマートウォッチ
OS: Android OS

◎機種のポイント・特徴
今では誰もが知っているGoogleのスマホであるPixelは、①独自CPU②性能は高いが価格が安い③最新ソフトウェアを搭載するという3点です。
①【独自CPU】
Googleの独自CPUのGoogle Tensorがどんどん進化していっている。
Pixel 6からTensorを搭載してからさらに人気が出ている。
発売当初は、新しいCPUのため少しだけ不具合が出てましたが、すぐに改善されているため問題は全くないと捉えている。
②【価格が安い】
性能は比較的高いのも特徴ですが、なんといっても価格が安い。
理由は、Appleと同じような形で独自CPU、独自ソフトウェアのため、総合的にコストを下げていけるのだと思います。
③【最新ソフトウェア】
Androidは、Googleのソフトウェアのため、最新モデルを発売すると最新ソフトウェアを搭載している。
最新ソフトウェアを搭載していることで、最初から最新の機能と操作性を実感することができるのは良い点です。

◎どんな方にオススメ
Android端末やiPhoneを使用している方に問わず、価格を安くて性能も落としたくない新しいモデルを購入したい方にオススメです。
【理由】
Androidはカスタマイズできるのが良い点で、どの機種を元々使っていても使い方に見合った変更ができるのも良い点です。
その上で、価格を安くしたいけど性能は落とせないという方で、さらに新しいモデルが良いという方は、Pixelがオススメです。

■海外メーカーと国内メーカー比較

海外メーカーと国内メーカーの比較していきます。
海外メーカーの特徴
①【カメラ性能が良い】
カメラ性能は、海外メーカーの方が良いと言われている。
内部のソフトウェアがスマホのカメラを左右していますが、独自OSやソフトウェアを作成しているエンジニアも海外メーカーの方が多いのはあり、スマホのカメラは進化するスピードが早いのはあります。
そのため、カメラ性能が比較的に良く機能も豊富なのは海外メーカーです。
②【独自CPU】
海外メーカーは、独自CPUを作っていて、スマホ自体の価格も安く済みます。
ただただ安くなるのではなく、性能を落とさずに安くなっているため、良い部分になります。
独自CPUにより、最新CPUが公表されると最新機種に搭載しているため、価格を抑えて、最新モデルを触れるのは良い点です。
③【便利機能・操作性】
便利機能・操作性は、海外メーカーの方が良い部分が多いです。
理由は、独自ソフトウェアです。
独自ソフトウェアにより、使う方に見合った便利機能や操作性を保てます。
しかも、最新機種になると、使いやすいようになっているため、良い部分です。

国内メーカーの特徴
①【大きさが持ちやすい】
海外メーカーと比較すると、持ちやすさは断然国内メーカーです。
日本人向けに考えられている大きさのためです。
海外では、売れづらい大きさですが、日本では需要があるのではないでしょうか。
②【軽い機種が多い】
機種の重量が軽いものが多く、カバンやポケットに入れても邪魔になりづらい。
特にポケットに入れる方は良いのではないかと思います。
③【ご年配向け】
シンプルモードが搭載されていて、ご年配向けの機能もあり、見やすく誤操作しないようになっているのもあり、良い部分です。

海外メーカーと国内メーカーの特徴です。
特徴から比較すると、
海外メーカー:操作性やカメラといった機能を求める場合は海外メーカーの方が良いです。
国内メーカー:画面が小さく持ちやすさを求めたりするなら国内メーカーの方が良いです。

■まとめ

いかがでしたでしょうか。
スマホメーカーのご説明と海外・国内メーカー比較を行いました。
最初に話した通り、スマホメーカーは大事です。
普段から使いやすい機種を選ぶために読んでもらえればうれしいです。
今後も良いスマホライフを過ごしてもらうために情報を発信していきます。
ここまで読んでもらいありがとうございます。

関連のある記事も載せてますので、ぜひ、チェックしてみてください。

By ぱんだ

白黒うさぎを飼っている30代の独身男のぱんだです。 通信携帯業界に約10年以上携わったガジェット好き。 今後、通信系の経歴を活かし、情報発信やうさぎ、自分の趣味も数多くあり新しいお得な情報を分かりやすくお届けします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です