はじめに
楽天モバイルを利用している人、あるいは契約を検討している人の間で、
- 「auパートナー回線は2026年9月で終了するの?」
- 「終了したら圏外になる?」
- 「地方でも問題なく使える?」
- 「今から契約しても大丈夫?」
という疑問が増えています。
実際、楽天モバイルが利用しているKDDI(au)のローミング提供は2026年9月までを提供期間とする協定になっています。ただし、協定には**「さらなる延長については両社協議の上決定する」**との記載もあり、2026年9月以降の扱いは状況次第です。
今回は、
- auパートナー回線とは何か
- 9月終了と言われる理由
- 終了すると何が起きるのか
- 利用者ができる対策
- 今後の楽天モバイルの将来性
について、初心者向けに詳しく解説します。

そもそもauパートナー回線とは?
楽天モバイルは自社で基地局を設置しています。
しかしサービス開始当初は基地局が少なく、
- 山間部
- 地方
- 地下施設
- 屋内
などでは電波が届かない場所がありました。
そこで楽天モバイルは、KDDIのau回線を借りて通信できるようにしました。
これが**auパートナー回線(ローミング)**です。
つまり、
楽天基地局あり
↓
楽天回線利用
-----------------
楽天基地局なし
↓
au回線利用
という仕組みでした。
なぜ終了する予定なの?
ローミングは本来「自社ネットワークが整うまでの補完」が目的です。
2023年の新協定では、対象エリアの見直しとともに提供期間を2026年9月まで延長することが発表されました。また、その後の延長は両社協議とされています。
つまり、
「永久にau回線を使える」
というサービスではありません。
本当に2026年9月で終了する?
現時点では、
提供期間は2026年9月30日までとされています。
一方で、
さらなる延長については両社協議の上決定
とも公表されています。
そのため、
- 必ず完全終了すると断定できるわけではない
- 一部継続や条件変更の可能性も否定できない
という状況です。
終了すると何が起きる?
①地方で影響が出る可能性
楽天基地局が整備済みなら、
ほとんど影響はありません。
しかし、
楽天基地局が少ない地域では、
- 圏外
- 通信速度低下
などの可能性があります。
②山間部
山間部は基地局設置が難しいため、
今でもau回線に依存している場所があります。
そのため影響を受ける可能性があります。
③地下施設
地下鉄
地下街
大型施設
トンネル
などでは、
これまでau回線が通信を補ってきたケースがあります。
終了後は楽天回線の整備状況によって体感が変わる可能性があります。
④地方道路
高速道路
山道
観光地
なども注意が必要です。
都市部なら問題ない?
東京都心
大阪市
名古屋市
などは楽天基地局がかなり整備されています。
そのため、
一般的には大きな影響は少ないと考えられます。
もちろん建物内など個別環境によって電波状況は異なります。
楽天モバイルは何もしないの?
もちろん対策を進めています。
例えば
- 基地局増設
- 5G拡大
- プラチナバンド整備
などです。
プラチナバンドとは?
700MHz帯などの低い周波数帯です。
特徴は
- 壁に強い
- 建物内に入りやすい
- 遠くまで届く
ことです。
そのため、
楽天モバイルにとって非常に重要な周波数です。
プラチナバンドで改善する?
かなり期待されています。
従来の楽天回線は、
高い周波数中心でした。
そのため、
- 屋内
- 地下
では弱いケースもありました。
プラチナバンド整備が進めば、
改善が期待できますが、全国への展開には時間がかかります。
衛星通信との関係
楽天モバイルは衛星通信サービスの準備も進めています。
将来的には、
基地局が少ない場所でも通信できる可能性があります。
ただし、
すぐに現在のローミングと同じ役割を完全に置き換えるかどうかは今後の展開次第です。
利用者の対策① エリア確認
最も重要です。
自宅
勤務先
学校
よく行く場所
これらを楽天モバイルのエリアマップで確認しましょう。
利用者の対策② 実際に試す
エリアマップは目安です。
実際には
- 建物
- 地形
- 混雑
で変わります。
知人の端末や短期間の利用で確認できれば安心です。
利用者の対策③ デュアルSIM
最近のスマホなら
- 楽天
- 他社
の2回線利用も可能です。
例えば
普段は楽天
↓
圏外時だけ他社
という使い方もできます。
利用者の対策④ Wi-Fi活用
自宅では
光回線
ホームルーター
Wi-Fi
を使えば、
モバイル通信への依存を減らせます。
利用者の対策⑤ 地方在住なら慎重に
地方でも問題なく使っている人は多いですが、
山間部などでは事前確認が重要です。
楽天モバイルは今後もおすすめ?
メリットは
- 月額料金が比較的シンプル
- データ利用量に応じた料金体系
- 楽天経済圏との相性
などがあります。
一方、
利用場所によっては通信品質を事前に確認したほうが安心です。
よくある質問
Q. 9月になったら全国で圏外?
いいえ。
楽天回線エリアなら通常は楽天回線で利用します。
影響が出る可能性があるのは、これまでauローミングに依存していた場所です。
Q. 延長の可能性は?
あります。
協定では今後について「両社協議の上決定」とされていますが、現時点で延長が決定したという公式発表は確認されていません。
Q. 今から契約しても大丈夫?
多くの都市部では問題なく利用できるケースが多い一方、自宅や職場など主な利用場所が楽天回線エリアかどうかを事前に確認することをおすすめします。
まとめ
楽天モバイルのauパートナー回線(KDDIローミング)は、現在の協定では2026年9月30日までが提供期間となっています。ただし、その後については両社協議で決定するとされており、「必ず完全終了」と断定できる状況ではありません。
利用者が今できる対策としては、
- 楽天回線エリアを確認する
- 自宅や職場など実際の利用場所で通信状況を確かめる
- 必要に応じてデュアルSIMやWi-Fiを活用する
- 今後の公式発表を定期的に確認する
ことが重要です。
楽天モバイルは基地局整備やプラチナバンド展開を進めており、通信環境の改善を図っています。今後の最新情報を確認しながら、自分の利用環境に合った選択をするのが最も現実的な対策と言えるでしょう。