Microsoftが2024年に入ってから後半には、最新バージョンの「Microsoft Office」を提供開始することを発表してました。
ついに、10月2日より最新バージョンである「Office Home & Business 2024」と「Office Home 2024」が発売されました。
気になるポイントである値上がりがあったのかという点、最新バージョンを買った方が良いの?という点など、細かいポイントをご紹介していきます。
Microsoft Officeを購入する際の参考になれば嬉しく思います。

○ 「Office Home & Business 2024」「Office Home 2024」
◆ 「Office Home & Business 2024」
発売日:2024年10月2日
価格:43,980円(税込)
利用できるソフト: Word ・ Excel ・ PowerPoint ・ Outlook ・ OneNote
サポート期限:未定
使用期限:永続版
◆ 「Office Home 2024」
発売日:2024年10月2日
価格:34,480円(税込)
利用できるソフト: Word ・ Excel ・ PowerPoint ・ OneNote
サポート期限:未定
使用期限:永続版
◆ 価格について
価格は、「Office Home & Business 2021」より変更されていません。
結果として、値上がりはせず、新しいバージョンのMicrosoft Officeを利用できるということになりました。
ただ、今後、値上がりする可能性があるため、発売時点での状況と捉えておきましょう。
◆ サポート期限について
サポート期限は、Microsoft側がサポートを行うという期限のことで、サポート期限が過ぎた場合でもMicrosoft Office自体は利用できます。
ただ、セキュリティ上の問題、復元サポートなどのサポート期限内だと対応してもらえたことができないということになります。
そのため、もちろん、新しいバージョンを購入してもらうのがベストではありますが、使えるのかどうかという観点となると、「永続的に使える」という回答になります。
◆ 「Office Home 2024」
Outlookが利用できるということで、「Office Home & Business」をメイン利用されている方は多いと思います。
家庭向けということで、「Office Home 2024」も発売されています。
Outlookを使わない方には、価格も安く済むためメリットはあります。
お仕事利用されることがある場合は、「Office Home & Business 2024」を買っておきましょう。
○ パソコンを買うのは待った方が良いの?
最新バージョンのMicrosoft Officeが発売されたということは、今後、最新バージョンのMicrosoft Officeが搭載されているパソコンが発売されるでしょう。
となると、パソコンの買い替えは待った方が良いのかということになりますね。
待つのか、待たなくても良いのか、それぞれのメリットを踏まえてご紹介しますね。
◆ 「待つ」メリット
・最新バージョンが使える
永続版は、バージョンをアップデートすることはできません。
そのため、2021年版までのMicrosoft Officeの場合だと、最新機能については使えないということです。
最新機能を使うかは分かりませんが、新しいに越したことはないという点からはメリットになります。
・サポート期限
Microsoft Office 2021は、2026年10月までがサポート期限となっています。
今回発売されたMicrosoft Office 2024は、サポート期限が未定です。
そのため、どちらがいざという時に、Microsoftのサポートを受けれるのかというと、Microsoft Office 2024となります。
◆ 「待たなくても良い」メリット
・パソコンの価格
これまでの傾向でいけば、パソコンの価格がMicrosoft Office 2024が搭載されているパソコンよりもMicrosoft Office 2021が搭載されているパソコンの方が値下げされる可能性が高くなります。
当然の流れではありますが、古くなると値下げして販売されるので、物の価格が値上がりしているということを考えると、Microsoft Office 2021が搭載されているパソコンでも十分使えるという考え方もあります。
サポート期限が切れるというだけで、永続的に使えるということはあるため、価格を抑えてパソコンを買いたいという方は、Microsoft Office 2024が搭載されているパソコンを待たなくても問題はないでしょう。
・2025年以降になる
Microsoft Office 2024を搭載されているパソコンが出回るのは、2025年以降がメインでしょう。
発売されているパソコンは、年々値上がりしているため、現在発売されているMicrosoft Office 2021搭載パソコンを購入する方が安く買えるのはあるでしょう。
パソコンメーカーも次に発売するパソコンがある場合は、Microsoft Office 2024を搭載するはずなので、価格帯が値上がりする可能性もあります。
そのため、わざわざ待つ理由もなく、最新バージョンが発売されることで旧バージョンの方がお得になるタイミングという捉え方もできます。
○ 「Microsoft Office 365」と何が違うの?
「Office Home & Business 2024」は、永続版です。
「Microsoft Office 365」は、サブスクリプション版です。
◆ 「Office Home & Business 2024」と「Microsoft Office 365」の主な違い
・永続版とサブスクリプション版
「Office Home & Business 2024」は、永続版です。
「Microsoft Office 365」は、サブスクリプション版です。
永続版は、永続して利用できるのですが、バージョンアップが行えません。
サブスクリプション版は、最新機能へのアップデートが行えますが、月額もしくは年額での費用がかかります。
・サポート期限
永続版には、サポート期限があります。
サブスクリプション版は、サポート期限がありません。
・価格の違い *2024年時点での価格
先ほどもお伝えした通り、永続版は買い切り版となり、「Office Home & Business 2024」の価格が43,980円(税込)となります。
サブスクリプション版は、月額1,490円(税込)、年額14,900円(税込)となります。
・インストール台数
永続版は、2台までのインストールが可能です。
1台のパソコンに対して1回切り限りの利用となります。
サブスクリプション版は、Microsoftアカウントが同一であれば、パソコン・スマホ・タブレットでの利用が可能です。
・パソコンへの搭載
パソコンへの搭載されているのは、永続版がメインです。
サブスクリプション版は、搭載されているパソコンもありますが、ほとんど販売されていないと思ってもらう方が良いでしょう。
サブスクリプション版を使いたい方は、Microsoft Officeが搭載されていないパソコンを購入しましょう。
○ まとめ
Microsoft Office 2024について、ご紹介しました。
お仕事で利用される方が購入を検討されると思います。
パソコンの価格を気にしない方は、Microsoft Office 2024が搭載されているパソコンを待ってみても良いと思います。
価格を重視する方は、待たずに現在販売されているパソコンを選んでいきましょう。
