2024年8月22日に「Google Pixel 9 Pro Fold」が発売されました。

Googleより発売されている折りたたみスマホの第2弾となります。

折りたたみスマホは、サムスンの「Galaxy Z Fold」シリーズが人気となっています。

今回は、そんな折りたたみスマホの人気を確立している「Galaxy Z Fold6」と新機種として発売された「Google Pixel 9 Pro Fold」を比較していきたいと思います。

○ 「Google Pixel 9 Pro Fold」の性能・価格

◆ Google Pixel 9 Pro Fold

・発売日

2024年9月4日

・CPU

Google Tensor G4

・OS

Android 14

・メモリ:16GB

・ストレージ:256GB / 512GB

・ディスプレイ

外部カバー:約6.3インチ

内折り:約8.0インチ

OLED(有機EL)

外部カバー:FHD+ 2,424×1,080

内折り:QHD+2,076×2,152

・重量:257g

・バッテリー容量:4,650mAh

・生体認証:指紋 / 顔

・メインカメラ

広角:4,800万画素

ウルトラワイド:1,050万画素

望遠:1,080万画素

・インカメラ

前面:1,000万画素

インナー:1,000万画素

・SIMスロット

nanoSIM(ナノシム) / eSIM(イーシム)

・防水防塵:IPX8

・おサイフケータイ:対応

・付属品

USB Type-C to Type-Cケーブル(USB2.0)

SIMツール

・カラーバリエーション

Porcelain / Obsidian

◆ カラーバリエーション

*Porcelain

*Obsidian

◆ 価格

Googleストア

256GB:257,500円

512GB:277,500円

ドコモ

カラー:Obsidianのみ

256GB:294,800円

512GB:317,570円(オンライン限定)

au

256GB:289,800円

Porcelainのみ:オンライン限定

512GB:309,800円(オンライン限定)

カラー:Obsidianのみ

ソフトバンク

256GB:306,000円

512GB:331,200円

○ 「Google Pixel 9 Pro Fold」の特徴

◆ メモリ容量が16GB

メモリ容量が、16GBというのは、スマホとして考えると、大きい容量と言えます。

パソコンでもメモリ容量16GBというのは、大きい方となります。

そのため、メモリ容量が16GBあれば、アプリの起動など快適に使えるのは間違いないでしょう。

◆ AI機能「Gemini」に対応

GoogleのAI機能であるGeminiに対応している機種となっています。

最新のAI機能が使える機種というのは大きな利点であるのと、折りたたみスマホの場合、大きいディスプレイやカバーディスプレイもあるため、AI機能をより活かせるというのも魅力となります。

◆ ディスプレイサイズもより大画面に進化

前機種のGoogle Pixel Foldと比較すると、折りたたんでいる場合、5.8インチ→6.3インチとなりました。

開いたディスプレイサイズは、7.6インチ→8インチまで大きくなりました。

ディスプレイサイズが、大きくなることで折りたたみスマホは、より魅力のある機種となるため、良い部分を伸ばしてきていると言えますね。

◆ CPUは、「Google Tensor G4」

CPUは、Googleの独自CPUであるGoogle Tensorシリーズです。

処理能力は、向上していて、AI機能も向上しています。

全体的な性能が向上していて、メモリ容量が16GBということで、サクサク感を感じることはできるでしょう。

◆ 前機種よりも軽量化

前機種Google Pixel Foldの重量が、283gだったのですが、今回は、257gへと軽量化されています。

ディスプレイサイズも大きくなり、軽量化されているのは、利用者目線を意識した開発の賜物ですね。

○ 「Galaxy Z Fold6」の性能・価格

◆ Galaxy Z Fold6

・発売日

2024年7月31日

・CPU

Snapdragon 8 Gen 3 mobile platform for Galaxy

・OS

Android 14

・メモリ:12GB

・ストレージ:256GB / 512GB / 1TB

・ディスプレイ

カバーサイズ:6.3インチ

メインディスプレイサイズ:7.6インチ

カバーディスプレイ:2,376×968 HD+ Dynamic AMOLED 2X(有機EL)

全画面ディスプレイ:2,160×1,856 QXGA+ Dynamic AMOLED 2X(有機EL)

・重量:239g

・バッテリー容量:4,400mAh

・生体認証:指紋 / 顔

・メインカメラ

広角:約5,000万画素

超広角:約1,200万画素

望遠:約1,000万画素

・フロントカメラ

カバー:約1,000万画素

イン:約400万画素

・SIMスロット

nanoSIM(ナノシム) / eSIM(イーシム)

・防水防塵:IP48

・おサイフケータイ:対応

・付属品

CtoCケーブル(試供品)

SIMツール(試供品)

・カラーバリエーション

シルバーシャドウ / ネイビー / クラフテッドブラック(グローバル限定) / ホワイト(グローバル限定)

◆ カラーバリエーション

*シルバーシャドウ

*ネイビー

◆ 価格

Galaxyストア

256GB:249,800円

512GB:267,800円(シルバーシャドウのみ)

1TB:303,800円(シルバーシャドウのみ)

ドコモ

カラー:シルバーシャドウのみ

256GB:275,990円

512GB:289,190円(オンライン限定)

au

カラー:シルバーシャドウ・ネイビー

256GB:269,800円

512GB:284,900円(オンライン限定)

カラー:シルバーシャドウのみ

1TB:319,800円(オンライン限定)

カラー:シルバーシャドウのみ

○ 「Galaxy Z Fold6」の特徴

◆ CPUは、「Snapdragon 8 Gen 3」

CPUは、王道のSnapdragonシリーズとなっていて、GPU性能やAI性能も上がっています。

Google Tensor シリーズも良くなっていますが、立体感のあるゲームの利用やAI機能アプリを活用する場合などは、Snapdragonの方が優位にあるのは間違いないでしょう。

◆ さらに軽量化

前機種Galaxy Z Fold5は、253gだったのですが、今回は、239gと軽量化されています。

軽ければ良いということもないのですが、性能も上がった上で、軽量化される嬉しいポイントになりますね。

◆ カメラ性能は、さすがのサムスン

カメラ性能に定評のあるGalaxyシリーズということもあって、折りたたみスマホになってもカメラ性能の高さは変わりません。

AI機能も加わり、さらに、使いやすくなったのは、大きいですね。

◆ 防水防塵

折りたたみスマホは、防水加工まではできているものは多いのですが、防塵加工までできているのは、今回のGalaxy Z Fold6からとなります。

防塵まで必要かどうかということよりも、防水防塵性能までも付いてきた開発側の努力がすごいということがポイントです。

◆ ストレージ1TBを選べるのはメリット

ストレージ1TBが欲しいという方は、意外といます。

スマホが普及し始めてから長年使ってきているのもあり、128GBや256GBでは足りなくなっている方も出てきています。

価格はかなり高額になるにしても、ストレージ容量によって機種選びする方もいるので、1TBモデルがあるのは意外とメリットとなります。

○ 「Google Pixel 9 Pro Fold」 VS 「Galaxy Z Fold6」

最新のAI機能を試したい

おすすめは、「Google Pixel 9 Pro Fold」です。

【理由】

最新のAI機能「Gemini」を標準搭載していることもあり、せっかくなら、Google Pixel 9 Pro Foldが良いでしょう。

Galaxy Z Fold6もGeminiアプリは利用できるのですが、Google Pixel 9 Pro Foldが標準搭載という意味で考えて比較すると、どちらかと言えば、おすすめは、Google Pixel 9 Pro Foldとなります。

カメラ性能が高い機種が良い

おすすめは、「Galaxy Z Fold6」です。

【理由】

Google Pixel 9 Pro Foldもカメラ性能は上がっていて、おすすめです。

ただ、比較すると、やはり、Galaxy Z Fold6の方が、ズームしたときの繊細さ、画素数に捉われず、機能性の高さもあるため、おすすめは、Galaxy Z Fold6になります。

高性能なスマホを使いたい

おすすめは、「Google Pixel 9 Pro Fold」です。

【理由】

CPU性能は、大差はなく、Google TensorとSnapdragonの両方が良い性能かと思います。

やはり、大きいのは、Google Pixel 9 Pro Foldのメモリ容量が16GBという点でしょう。

確かに、必要かどうかでいうと、不要かもしれないですが、アプリをいくつも起動したり、編集アプリを使うことが多い方には、メリットが高いでしょう。

そのため、高性能という点においては、Google Pixel 9 Pro Foldの方がおすすめです。

持ち歩きがしやすい方が良い

おすすめは、「Galaxy Z Fold6」です。

【理由】

2機種ともに、前機種と比べてより軽量化されているので、どちらもおすすめなのですが、最軽量と言われるGalaxy Z Fold6の方が持ちやすさはあるでしょう。

Google Pixel 9 Pro Foldは、ディスプレイサイズが大きくなったことで、スタイリッシュなデザインではあるのですが、手にハマるフィット感は少し薄まったかもしれません。

そのため、持ち歩きやすさという点では、Galaxy Z Fold6がおすすめです。

バッテリー持ちが良い機種が良い

おすすめは、「Google Pixel 9 Pro Fold」です。

【理由】

少しですが、Google Pixel 9 Pro Foldの方がバッテリー容量は大きいです。

バッテリー容量がすべてではないにしても、容量が大きい方が、バッテリー持ちが良いのはあります。

ディスプレイサイズが違うのもあり、一概には言えないのですが、バッテリー性能も上がっていることも考えると、Google Pixel 9 Pro Foldの方がおすすめです。

○ まとめ

折りたたみスマホの人気シリーズである2機種をご紹介しました。

折りたたみスマホのデメリットは、「価格」という他ないでしょう。

比較したらGalaxy Z Fold6の方が若干安いとはいえ、約25万円~となっていて、手を出しづらいのは言うまでもないですよね。

スマホとタブレットの役割を果たせて、持ち運びにも便利というのは分かりますが、20万円は最低でも切ってほしいですね。

ただ、利便性はあるスマホなので、費用面に納得ができる方はぜひ検討してみてくださいね。

By ぱんだ

白黒うさぎを飼っている30代の独身男のぱんだです。 通信携帯業界に約10年以上携わったガジェット好き。 今後、通信系の経歴を活かし、情報発信やうさぎ、自分の趣味も数多くあり新しいお得な情報を分かりやすくお届けします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です