Googleから折りたたみスマホの第2弾となる「Google Pixel 9 Pro Fold」が発売となります。
折りたたみスマホの中では、サムスンの「Galaxy Z Fold」シリーズと対抗できる機種である「Google Pixel Fold」シリーズをご紹介していきます。
折りたたみスマホの魅力も含めてチェックしてみてくださいね。

○ 「Google Pixel 9 Pro Fold」の性能

◆ Google Pixel 9 Pro Fold
・発売日
2024年9月4日
・CPU
Google Tensor G4
・OS
Android 14
・メモリ:16GB
・ストレージ:256GB / 512GB
・ディスプレイ
外部カバー:約6.3インチ
内折り:約8.0インチ
OLED(有機EL)
外部カバー:FHD+ 2,424×1,080
内折り:QHD+2,076×2,152
・重量:257g
・バッテリー容量:4,650mAh
・生体認証:指紋 / 顔
・メインカメラ
広角:4,800万画素
ウルトラワイド:1,050万画素
望遠:1,080万画素
・インカメラ
前面:1,000万画素
インナー:1,000万画素
・SIMスロット
nanoSIM(ナノシム) / eSIM(イーシム)
・防水防塵:IPX8
・おサイフケータイ:対応
・付属品
USB Type-C to Type-Cケーブル(USB2.0)
SIMツール
・カラーバリエーション
Porcelain / Obsidian
◆ 価格
Googleストア
256GB:257,500円
512GB:277,500円
ドコモ
カラー:Obsidianのみ
256GB:294,800円
512GB:317,570円(オンライン限定)
au
256GB:289,800円
Porcelainのみ:オンライン限定
512GB:309,800円(オンライン限定)
カラー:Obsidianのみ
ソフトバンク
256GB:306,000円
512GB:331,200円
◆ カラーバリエーション

*Porcelain

*Obsidian
○ 「Google Pixel 9 Pro Fold 」の特徴
◆ CPU性能がパワーアップ
Googleの独自CPUである「Google Tensor」シリーズを搭載しています。
新たに発表された「Google Tensor G4」を搭載していて、処理能力が上がり、AI機能も向上し、快適な操作性を感じることができるでしょう。
◆ AI機能の進化
前機種の「Google Pixel Fold」と比較すると、AI機能は良くなっています。
「Google Pixel 9 Pro Fold」は、Googleが開発したAI機能である「Gemini」が搭載されたことで、便利な機能が追加されています。
食べ物の写真を撮ったらレシピを作成してくれたり、写真の編集がより簡単に行えたり、スケジュール確認をAIが行ってくれたりなど、より一層AI機能を活かせるスマホとなっています。
◆ カメラ性能もパワーアップ
AI機能からの好影響が大きいですが、夜の撮影も含めて、より鮮明な写真・動画を撮影することができます。
折りたたみスマホということもあり、通常のフラットディスプレイのスマホと比較すると、少し重量がある分、撮影は両手で行ってほしいですが、軽量化もされているため、以前よりは撮影しやすくなっています。
◆ 重量は軽量化
前機種である「Google Pixel Fold」は、283gでした。
今回の「Google Pixel 9 Pro Fold」は、257gとなっていて、軽量化されています。
軽量化されながらも、性能が上がっているので、Googleの開発力はさすがと言えるでしょう。
○ 折りたたみスマホの魅力と懸念ポイント
◆ 折りたたみスマホの魅力
・大画面ディスプレイ
折りたためば通常のフラットディスプレイとなり、広げればタブレットスマホと言われるのも分かるくらい大きなディスプレイとなります。
折りたたみスマホは、通常のスマホとタブレットの機能性を持つスマホのため、1台だけ持っておけば、スマホでしたい作業とタブレットでした作業をいつでも行うことができます。
・AI機能による利便性
3画面あることで、翻訳機能が活用できたり、ペン入力によるメモ機能が役に立ったり、大画面ディスプレイにより写真・動画の編集作業がやりやすかったりとAI機能を活用した作業が使いやすくなっています。
・薄型化と軽量化
スマホとタブレットの両方の機能を持つと言える折りたたみスマホですが、開発が進み、薄型化と軽量化に成功してきています。
今回の「Google Pixel 9 Pro Fold」も約26g軽量化されています。
今後、200gを切る折りたたみスマホが開発されることもあるかもしれません。
◆ 折りたたみスマホの懸念ポイント
・高額化
折りたたみスマホのネックは、高額な価格帯となります。
今回の「Google Pixel 9 Pro Fold」も25万円を超える機種となっていて、手が出しづらいのはあります。
スマホとタブレットの役割が果たせるにしても、20万円は切ってほしいところですね。
・バッテリー持ち
バッテリー容量を考えると、5,000mAh以上は欲しいと思ってしまいます。
ディスプレイが大きい分、いくら消費電力を落とすスマホであっても、少しバッテリー持ちは気になるところです。
・折り目の痕
フレックスヒンジとなっていて、折り目は付きづらくなっています。
ただ、全く折り目が付かないということもないため、折り目を付かないように開発するのは、永遠の課題となりそうですね。
○ まとめ
今回は、「Google Pixel 9 Pro Fold」についてご紹介しました。
折りたたみスマホは、価格帯からも手が出しづらいという方は、多いでしょう。
通常のスマホでさえも高額になっていて、世知辛い世の中だなと感じます。
各携帯会社には、高額な機種を分割購入できたり、返却プログラムを活用すれば、負担も抑えられたりするので、折りたたみスマホを使ってみたいという方は、各携帯会社をチェックしてみてくださいね。
今後、サムスンの「Galaxy Z Fold」シリーズと比較したり、高額な機種の購入方法をまとめたりするので、楽しみにしていてください。