プラチナバンド獲得を行い、提供を開始している楽天モバイルは、今では急成長してきています。
比較対象となりがちなのは、サブブランドで大人気のUQモバイルです。
今回は、話題の楽天モバイルと安定のUQモバイルを徹底比較してみます。
ぜひ、最後までチェックしてみてくださいね。

○ 楽天モバイルの料金プラン

*Rakuten最強プラン
楽天モバイルは、シンプルなワンプランです。
料金プラン名は、「Rakuten最強プラン」です。
通信容量の仕様容量が、3GBまでなら980円(税込1,078円)、20GBまでなら1,980円(税込2,178円)、20GB以上なら2,980円(税込3,278円)というプランです。
通信容量は、無制限となっています。
通話料金は、Rakuten Linkアプリを使用すれば、国内通話かけ放題となっています。
○ 楽天モバイルのメリット・デメリット
◆ メリット
・通信容量が無制限で安い
2,980円(税込3,278円)で、通信容量が無制限というのは、他社にはない、最安料金と言っていいでしょう。
20GB以上の通信容量を毎月使う方には、メリットしかありませんね。
・楽天ポイントが貯まる、使える
楽天ポイントをキャンペーンでもらえたり、月額料金に楽天ポイントを使えます。
月額料金が安いのもあり、楽天ポイントで支払いをされている方も結構います。
ポイントで支払いができるというのは、大きなメリットと捉える方は多くいます。
◆ デメリット
・電波とエリア
プラチナバンド獲得と提供開始により、電波が少しずつ良くなっていくのは確かです。
ただ、まだまだ時間がかかるというのがあります。
都市圏内だと繋がるエリアは多いにしても、まだまだ繋がりにくいエリアが多いのは実際のところだと思います。
今後が改善されるとは思いますが、まだまだデメリットと言えると思います。
・機種の取り扱いが少ない
iPhoneシリーズは、取り扱いしていますが、Androidスマホに関しては、取り扱いが少ないです。
最近では、スマホメーカーサイトで購入できるようになってきていますが、キャンペーンなどを考えると、取り扱いしてもらえると嬉しいと思ったりします。
第4のキャリアとなっている以上は、機種の取り扱いは、増やして欲しいですね。
○ UQモバイルの料金プラン

*コミコミプラン
2,980円(税込3,278円)で、通信容量20GBが使えて、国内通話10分かけ放題が付いている料金プランです。
コミコミプランは、家族割、固定のインターネットのセット割はなく、単品の料金プランとなっています。
10分以上通話した場合は、22円 / 30秒がかかります。

*トクトクプラン
家族割や固定のインターネット回線とのセットにより、お得になるプランです。
基本使用料3,465円(税込)から通信容量の使用料に応じて安くなります。
例えば、1GBまでの使用となると、1,188円(税込)で割引となります。
メインは、固定のインターネット回線との割引が、1,100円(税込)割引となるため、お得となっています。
通話料金は、22円 / 30秒が発生します。
ただ、通話オプションに加入すれば、通話料金を節約できます。

*ミニミニプラン
通信容量が、4GBとなっていて、ライトユーザー向けの料金プランです。
基本使用料は、2,365円(税込)です。
家族割や固定のインターネット回線との割引があり、割引適用することで、さらに安く利用できます。
通話料金は、トクトクプランと同様に、通話オプションを追加すれば、通話料金の節約が可能です。
○ UQモバイルのメリット・デメリット
◆ メリット
・電波の安定
UQモバイルは、auのエリアをそのまま使えるため、通信は安定しています。
サブブランドの中でも人気がある理由として、やはり通信の安定というのは大きなポイントとなっています。
・機種の取り扱いが豊富
auで取り扱いしている機種をUQモバイルで取り扱ったりしているため、使ってみたい機種を安くでUQモバイルで購入できたりします。
Google Pixel 8などのように、メインブランドの取り扱いを行ったりしているため、機種をリーズナブルな価格で手に入れられるのは良いポイントでしょう。
◆ デメリット
・セット割が必要
コミコミプランを利用の方は、割引適用がない分影響は少ないのですが、トクトクプランとミニミニプランは、セット割がないと、安いとは言い切れません。
割引適用ありきの料金プランとなっているのもあり、単品利用する場合は、あまりおすすめではないかもしれませんね。
・ポイントが貯まらない
UQモバイルの場合、ポイントが貯まる、使えるということはありません。
今後、出てくるかもしれませんが、現状はないため、支払い方法をクレジットカードにして、クレジットカード会社のポイントが貯まるくらいとなっています。
最近では、ポイ活が流行しているのもあって、何かしらのポイント還元は欲しいですね。

○ 楽天モバイル vs UQモバイル 比較してみましょう
利用目的:通信容量を20GB以上使う場合
おすすめは、「楽天モバイル」です。
◆ 楽天モバイルの方が良い理由
通信容量が無制限で利用できるという点です。
20GBまでが1,980円(税込2,178円)でも安いですが、2,980円(税込3,278円)で無制限はお得ですよね。
利用目的:利用する通信容量を節約したい場合
おすすめは、「UQモバイル」です。
◆ UQモバイルの方が良い理由
UQモバイルには、使わなかった通信容量を繰り越すことができます。
コミコミプラン、トクトクプラン、ミニミニプランのどれでも繰り越しが可能です。
楽天モバイルも段階のある料金プランで魅力的なのですが、3GBまでというように止めることができないため、月額料金が固定とはいきません。
もちろん、通信容量が無制限なので、最大2,980円(税込3,278円)となるのは良いのですが、自動的に上がってしまうのをデメリットと思う方もいます。
セット割も含めて考えると、UQモバイルの方が固定の月額料金となり、通信容量を使わなかったら繰り越しできるという方がシンプルで良いと思います。
利用目的:通話メインで利用したい場合
おすすめは、「楽天モバイル」と「UQモバイル」の両方です。
◆ 楽天モバイルとUQモバイルがおすすめな理由
楽天モバイルの場合、Rakuten Linkアプリを利用すれば、国内通話かけ放題です。
ただし、アプリ経由ということもあり、通信環境により不安定というのがデメリットとなります。
UQモバイルの場合、ミニミニプランと通話オプションにすれば、通話メインの料金で利用できます。
ただし、料金プランは、最安でミニミニプランにした場合というのもあり、通信容量を使うのかどうかというのがポイントとなります。
今回は、それぞれのメリット・デメリットがあるので、注意が必要です。
とりあえず、通話できれば良い場合は、楽天モバイルで良いでしょう。
通信容量を抑えて、安定した通話メインで利用となれば、UQモバイルが良いでしょう。
利用目的:ポイントを貯めて、使いたい場合
おすすめは、「楽天モバイル」です。
◆ 楽天モバイルの方が良い理由
正直、一択というような利用目的となっています。
ポイントを貯めて、使うとなると、楽天モバイルがお得です。
楽天ポイントユーザーは、日本でも多くいるため、特に、メリットがある内容となります。
先ほどもお伝えした通り、月額料金を楽天ポイントで支払えるのは、大きなメリットです。
利用目的:機種を買いたい場合
おすすめは、「UQモバイル」です。
◆ UQモバイルの方が良い理由
UQモバイルの方が、取り扱い機種が豊富という点です。
auでメイン機種となっているモデルも取り扱ったりしているので、少しでも安く買いたいという方には、おすすめです。
楽天モバイルの取り扱う機種が、少し少ないのもあって、UQモバイルの方がおすすめです。
利用目的:電波がつながる方が良い場合
おすすめは、「UQモバイル」です。
◆ UQモバイルの方が良い理由
auのエリアをそのまま利用できるというのもあり、UQモバイルの方がおすすめです。
楽天モバイルは、プラチナバンドの提供により、良くはなっていくと思いますが、日本全国どこでも大丈夫となるのは、だいぶ先の話になるでしょう。
ただ、都市部になると、楽天モバイルも通信状況は以前よりも安定してきたので、おすすめではあります。
それでも、エリアの広さ、通信速度を考慮すると、UQモバイルの方がまだ安定しているでしょう。
利用目的:とにかく、安く利用したい場合
おすすめは、「楽天モバイル」です。
◆ 楽天モバイルの方が良い理由
楽天モバイルは、使わなければ必然的に、980円(税込1,078円)で利用できます。
さらには、楽天ポイントを利用することもできるため、普段使いで貯まった楽天ポイントを利用することで、負担を軽減できます。
楽天ポイントは、普段から貯めやすいポイントでもあるため、安く利用したい方にはぴったりでしょう。
○ まとめ
楽天モバイルとUQモバイルを比較してみました。
いかがでしたでしょうか。
最近では、楽天モバイルの成長がすごいこともあって、今後、どういう風に動いていていくのか分かりませんが、UQモバイルやワイモバイルといったサブブランドの人気が衰えることはないでしょう。
楽天モバイルの今後の課題は、プラチナバンドによる電波改善の急務です。
ただ、プラチナバンドがしっかり提供できて、つながるようになったときに、月額料金を値上げする可能性もあるため、少し気がかりではあります。
UQモバイルの今後の課題は、セット割からの安さではなく、シンプルな安さでしょう。
ただ、各携帯会社の事業目的の中で、折れることができないポイントはあると思うので、うまく調整してもらえると嬉しいですね。
今後も各携帯会社から目が離せないですね。
