OPPOが2024年モデルの「OPPO Reno 11 A」を発表しました。
大人気シリーズということもあって、注目が集まっていて、価格もリーズナブルで性能も良いということで、販売開始から売れ行き好調が予想されています。
そんなOPPOのReno Aシリーズは、6機種目となります。
今回は、そんなReno Aシリーズがどんな機種から始まり、どのように良くなってきたのかを解説していきます。
初代Reno Aに関しては、懐かしさを覚える方もいるのではないでしょうか。

1、 OPPO Reno A

○ Renoシリーズを大人気シリーズとして世に知らしめた初代OPPO Reno A
・発売日
2019年10月18日
・発売当時の価格
OPPO公式:35,800円(税込)
・発売キャリア
OPPO公式サイト
楽天モバイル
・CPU
Snapdragon 710
・OS
Android 9(ColorOS 6)
・メモリ:6GB
・ストレージ:64GB(SIMフリー)・128GB(楽天モバイル)
・ディスプレイ
6.4インチ
有機EL
FHD+ 2,340×1,080
・重量:169.5g
・バッテリー容量:3,600mAh
・生体認証:指紋 / 顔
・メインカメラ
メイン:約1,600万画素
サブ:約200万画素
・インカメラ
約2,500万画素
・SIMスロット
nanoSIM(ナノシム)× 2
・防水防塵:IP67
・おサイフケータイ:対応
・付属品
保護フィルム(試供品)貼り付け済み
SIMツール
・カラーバリエーション
ブラック / ブルー
○ 「OPPO Reno A」の注目ポイント
・価格
当時の発売価格だと、平均的な価格でした。
ただ、それでも、画面サイズが大きく性能のバランスが良かったのもあり、高いと思う点はなく、今になってみては、安いと思える機種ですね。
・CPU性能
発売当時の中では、Snapdragon 710 を採用したのは、人気を集める理由となっていました。
600番台ではなく700番台を採用したことで、処理能力の違いによるサクサク感が目立ちました。
・防水防塵とおサイフケータイ
海外のスマホメーカーで、日本で売れるためには、防水防塵機能が必要ではありました。
いわゆる、日本仕様ということで、防水防塵機能は必要で、さらには、おサイフケータイとセットで機能があるということが大事でした。
そんな日本仕様という点を抑えたところが人気爆発した要因とも言えるでしょう。
2、 OPPO Reno 3 A

○ カメラ性能の高さを知らしめたOPPO Reno 3 A
・発売日
2020年6月25日
・発売当時の価格
OPPO公式:39,800円(税込)
・発売キャリア
OPPO公式
楽天モバイル
ワイモバイル
・CPU
Snapdragon 665
・OS
Android 10(ColorOS 7.1)
・メモリ:6GB
・ストレージ:128GB
・ディスプレイ
6.4インチ
AMOLED(有機EL)
FHD+ 2,412×1,080
・重量:175g
・バッテリー容量:4,025mAh
Quick Charge 2.0
・生体認証:指紋 / 顔
・メインカメラ
メイン:約4,800万画素
超広角:約800万画素
モノクロ:約200万画素
ポートレート:約200万画素
・インカメラ
約1,600万画素
・SIMスロット
nanoSIM(ナノシム)× 2
・防水防塵:IP68
・おサイフケータイ:対応
・付属品
保護フィルム(試供品)貼り付け済み
SIMツール
・カラーバリエーション
ブラック / ホワイト
○ 「OPPO Reno 3 A」の注目ポイント
・カメラ性能
カメラ性能の高さにビックリした記憶があります。
価格の割に、カメラ性能の高さを知ったのは、OPPO Reno 3 Aからという方も珍しくないのではないでしょうか。
超広角などの機能性が追加されたのもOPPO Reno 3 Aからなので、色々と変化した機種と言えますね。
・カラー
OPPOと言えば、独特なカラーでしょう。
OPPO Reno 3 Aから独特なカラーを発売するようになり、人気が出る理由ともなっていますね。
・ストレージ128GB
OPPO公式での発売で、128GBを標準対応したのは、OPPO Reno 3 Aからです。
64GBが少ないと思われ始めた時期と考えると、時代の動きは早いですね。
3、 OPPO Reno 5 A

○ OPPOのさらなる人気シリーズとして確固たる地位を手にした人気機種OPPO Reno 5 A
・発売日
2021年6月11日
・価格
OPPO公式:43,800円(税込)
・発売キャリア
OPPO公式
楽天モバイル
ワイモバイル
・CPU
Snapdragon 765G
・OS
Android 11(ColorOS 11)
・メモリ:6GB
・ストレージ:128GB
・ディスプレイ
6.5インチ
TFT
FHD+ 2,400×1,080
・重量:182g
・バッテリー容量:4,000mAh
Quick Charge 2.0
・生体認証:指紋 / 顔
・メインカメラ
メイン:約6,400万画素
超広角:約800万画素
モノクロ:約200万画素
マクロ:約200万画素
・インカメラ
約1,600万画素
・SIMスロット
nanoSIM(ナノシム) / eSIM(イーシム)
・防水防塵:IP68
・おサイフケータイ:対応
・付属品
保護フィルム(試供品)貼り付け済み
SIMツール
・カラーバリエーション
シルバーブラック / アイスブルー
○ 「OPPO Reno 5 A」の注目ポイント
・CPU性能
Snapdragon 765Gという5G対応のCPUを採用したことでの処理能力の高さが分かった機種です。
初代Reno Aより700番台が復活したことで、さらに、注目された機種でした。
5Gに対応したことで、処理能力がぐーんっと上がることが認識された機種で、Renoシリーズを大人気シリーズと思わせた理由と言っていいでしょう。
・eSIM対応
OPPO Reno 5 Aから今では当たり前のeSIM対応がされました。
当時は、結局、物理SIMを使っていた方が多いのではないでしょうか。
今思えば、契約も簡単に行えるので、メリット豊富ですよね。
・背面指紋認証
OPPO Reno 5 Aは、有機ELディスプレイを採用しておらず、背面指紋認証でした。
ただ、コロナのタイミングと重なったことで、背面指紋認証の方が良かったという方は意外と多かったように思います。
費用面による有機ELを採用しなかったという認識でしたが、意外と、好評でしたね。
4、 OPPO Reno 7 A

○ 独特なカラーでスタイリッシュなボディとバッテリー技術の高さを知らしめたOPPO Reno 7 A
・発売日
2022年6月23日
・価格
OPPO公式:44,800円(税込)
・発売キャリア
OPPO公式
楽天モバイル
ワイモバイル
au
・CPU
Snapdragon 695 5G
・OS
Android 11(ColorOS 12)
・メモリ:6GB
・ストレージ:128GB
・ディスプレイ
6.4インチ
AMOLED(有機EL)
FHD+ 2,400×1,080
・重量:175g
・バッテリー容量:4,500mAh
USB-PD 2.0
・生体認証:指紋 / 顔
・メインカメラ
広角:約4,800万画素
超広角:約800万画素
マクロ:約200万画素
・インカメラ
約1,600万画素
・SIMスロット
nanoSIM(ナノシム) / eSIM(イーシム)
・防水防塵:IP68
・おサイフケータイ:対応
・付属品
保護フィルム(試供品)貼り付け済み
SIMツール
・カラーバリエーション
スターリーブラック / ドリームブルー
○ 「OPPO Reno 7 A」の注目ポイント
・バッテリー技術の高さ
バッテリー技術の高さを知らしめた機種が、OPPO Reno 7 Aです。
劣化を防止するように開発していて、長年の利用が可能になった機種です。
・デザイン
OPPO Reno 3 Aの独特なカラーを再現した後継機と思えます。
OPPOのデザインは、高級感を出していて、4万円代とは感じられない機種となっています。
・CPU性能
CPUの処理能力は、実質落ちていないにしても、OPPO Reno 5 Aの性能のバランスが高すぎて、比較すると、少し落ち目を感じてしまいます。
OPPO Renoシリーズと言えば、OPPO Reno 5 Aと言う方は多いので、仕方ないのですが、大人気となった次に発売する後継機は難しいと思える機種とも言えますね。
5、 OPPO Reno 9 A

○ 高級感あふれるデザインと急速充電機能活かしたOPPO Reno 9 A
・発売日
2023年6月22日
・価格
OPPO公式:46,800円(税込)
・発売キャリア
OPPO公式
楽天モバイル
ワイモバイル
・CPU
Snapdragon 695 5G
・OS
Android 13(ColorOS 13)
・メモリ:8GB
・ストレージ:128GB
・ディスプレイ
6.4インチ
AMOLED(有機EL)
FHD+ 2,400×1,080
・重量:183g
・バッテリー容量:4,500mAh
18W 急速充電
・生体認証:指紋 / 顔
・メインカメラ
広角:約4,800万画素
超広角:約800万画素
マクロ:約200万画素
・インカメラ
約1,600万画素
・SIMスロット
nanoSIM(ナノシム) / eSIM(イーシム)
・防水防塵:IP68
・おサイフケータイ:対応
・付属品
保護フィルム(試供品)貼り付け済み
SIMツール
・カラーバリエーション
ナイトブラック / ムーンホワイト
○ 「OPPO Reno 9 A」の注目ポイント
・価格
OPPO Reno 9 Aの時には、価格帯への懸念が大きかったというのがあります。
5万円を切っている機種ということには変わりがないのですが、性能とのバランスという上で難しい機種となっていましたね。
・急速充電機能とバッテリー
OPPOの充電機能の高さは、知っている方も多いと思います。
SUPERVOOCという特許技術を持っていて、充電機能に関しては、どの企業にも負けない技術があるでしょう。
バッテリーの劣化も防止できるようになってきていて、長く使える機種とも言えます。
・カラー
独特なカラーを抑えたようなカラーの機種となっています。
ただ、触った感触が良く、約6.4インチのディスプレイサイズと思わせないくらいのスタイリッシュさがありますね。
6、 OPPO Reno 11 A

○ OPPO Reno A シリーズの良い部分を集めたのがOPPO Reno 11 A
・発売日
2024年6月27日
・価格
OPPO公式:48,800円(税込)
楽天モバイル:43,890円(税込)
ワイモバイル:39,600円(税込)
などなど
・CPU
MediaTek Dimensity 7050
・OS
Android 14(ColorOS 14)
・メモリ:8GB
・ストレージ:128GB
・ディスプレイ
6.7インチ
OLED(有機EL)
FHD+ 2,412×1,080
・重量:177g
・バッテリー容量:5,000mAh
67W SUPERVOOC 対応
・生体認証:指紋 / 顔
・メインカメラ
広角:約6,400万画素
超広角:約800万画素
マクロ:約200万画素
・インカメラ
約3,200万画素
・SIMスロット
nanoSIM(ナノシム) / eSIM(イーシム)
・防水防塵:IP65
・おサイフケータイ:対応
・付属品
保護フィルム(試供品)貼り付け済み
SIMツール
・カラーバリエーション
コーラルパープル / ダークグリーン
○ 「OPPO Reno 11 A」の注目ポイント
・CPU性能
CPU性能は、上がっています。
AI性能も含めてバランスが取れるCPU性能となっているため、処理能力は十分と言えるでしょう。
・価格
全体的な処理能力、カメラ性能、急速充電機能、大画面ディスプレイであるにもかかわらず軽量などといったように、機種の性能は申し分ないものとなっています。
ただ、5万円を切るという価格は、利用者視点で考えると、助かりますね。
もちろん、初代OPPO Reno Aの時から考えると、円安などの情勢の影響により価格は上がっています。
そんな中での5万円を切るバランスの取れた機種ということで、人気が出るというのは必然となるに違いありませんね。
・防水性能
防水性能は少し落としています。
価格帯の問題もあり、防水性能をIPX8ではなくIPX5としています。
最近では、日本仕様という点をあまり影響がなくなったように感じているので、そこまで気にしなくても良いかもしれませんが、最高等級の防水性能ではないですね。
機種の時代の流れの変化
現時点までの6機種を振り返ってみました。
その6機種から見て取れる変化をまとめていきましょう。
① CPU性能
CPU性能の変化は著しかったですね。
1番は、4Gから5Gへと変化したことでしょう。
5Gに対応したことで、処理能力がぐーんっと上がりました。
今後、6Gが提供されるときにはどうなるのか注目ですね。
② 価格
見るからに価格が上がり続けています。
初代OPPO Reno Aは、35,800円(税込)だったのが、OPPO Reno 11 Aになり、48,800円(税込)となっています。
処理能力などの機種性能は上がったにしても、大変な世の中になりましたね。
そう考えると、5万円を切るOPPO Reno 11 Aは、OPPOの頑張りが見えていますね。
③ バッテリー性能
OPPOの特徴であるバッテリー技術は、年々良くなっています。
初代OPPO Reno Aから考えると、かなり良くなりました。
急速充電機能にも対応していて、今後、どのように良くなっていくのか注目です。
ただ、こんなに性能のバランスが取れてくると、新しい機能性を開発するのは大変だなと思いますね。
④ カラーとデザイン
OPPOの独特なカラーとデザインについては、特色があって良い思える内容ですね。
OPPO Reno 3 Aからの独特なカラーは、人気が出る要因とも言えるので、ぜひ、今後も継続していってほしいですね。
⑤ メモリ容量とストレージ容量
初代OPPO Reno Aでは、メモリ容量が6GB、ストレージ容量が64GBでした。
それが、今ではメモリ容量が8GB、ストレージ容量が128GBとなっています。
これだけの容量があれば、価格も上がると思えますね。
⑥ カメラ性能
OPPOの特徴であるカメラ性能は、年々良くなっています。
今ではAI性能が追加されていて、さらに、キレイに写真や動画を撮ることができます。
⑦ 保護フィルム
OPPOは、保護フィルムの貼り付け済みという提供の仕方を初代OPPO Reno Aから続けています。
意外と値段のする保護フィルムが貼り付け済みというのは、嬉しいですよね。
費用面の兼ね合いで、保護フィルムの試供品提供が無くならないことを祈っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
OPPOの大人気シリーズであるOPPO Reno Aシリーズを初代からまとめてみました。
私自身も振り返ってみると、初代OPPO Reno Aは懐かしさを覚えました。
機種を振り返ってみると、時代を感じますね。
みなさんも思い入れの機種はあると思うので、振り返ってみてはいかがでしょうか。
