ドコモ・ソフトバンク・auのオンライン専用プランもまだまだ人気継続中です。
ahamo(アハモ)・LINEMO(ラインモ)・povo(ポヴォ)には、それぞれのメリットがあるため、利用者数は増えています。
今回は、そんなオンライン専用プランの3社についてまとめて解説します。
「オンライン専用プラン」とは
ドコモ・ソフトバンク・auの3社が、格安SIM会社に対抗するために提供開始されたオンラインでの契約限定の料金プランのことです。
○ オンライン専用プランのメリット
・契約期間がない
契約期間がなく、いつでも解約できるようになっています。
あまりにも短期解約するのは、おすすめしませんが、最短1日でも解約はできます。
・事務手数料が無料
店頭での契約の場合、契約事務手数料がかかりますが、オンライン専用プランはかかりません。
契約者ご自身でのお申込となるため、事務手数料を取る理由がないということですね。
・月額料金が安い
メインブランドであるドコモ・ソフトバンク・auに比べると、月額料金は下がります。
オンライン専用プランは、通信費をどうにか節約できるようにと作られた料金プランということもあり、月額料金はメインブランドと比較すると、当然安くなります。
ただ、メインブランドで家族割やセット割を組んだ際には、月額料金が少し高く見積もられる場合もあります。
○ オンライン専用プランのデメリット
・アフターサポートはない
オンラインでの契約のみということもあり、アフターサポートはありません。
電話でのお問い合わせは、もちろんできます。
ただ、店頭での契約みたいに、店頭で契約手続きについて分からないことを聞いたりすることはできません。
・家族割はない
家族割に関しては、オンライン専用プランには対象外となっています。
元々、単独でのお申込となるため、家族割を組むことができないという理由です。
もちろん、その分お得に利用できるようになっています。
後ほどご紹介しますが、ahamoのみが光回線とのセット割があります。
LINEMOとpovoは、光回線のセット割もありません。
ahamo(アハモ)
ahamoは、ドコモが提供するオンライン専用プランです。
ahamoの料金プラン
・ahamo
通信容量:20GB
月額料金:2,970円(税込)
・ahamo大盛り
通信容量:100GB
月額料金:4,950円(税込)
・通話料金
国内通話5分間無料
・通話オプション
国内通話かけ放題:+1,100円
○ ahamoのメリット・デメリット
【メリット】
・ドコモの通信エリアを利用できる
ドコモの通信エリアは、国内でも広いエリアとなっています。
そのため、ドコモの電波を使えることはメリットです。
・国内通話5分間無料が含まれる
料金プランに、国内通話5分間無料が含まれます。
1分~2分でも通話すると、通話料金が発生するため、意外と、月額料金に影響があったりします。
そんな通話料金を節約することは可能でしょう。
・ahamo光もある
ご自宅の固定のインターネット光回線であるahamo光が提供されています。
ahamo光は、ahamoを利用している方限定の光回線で、通常の光回線と比べても500円ほど月額料金が安く済みます。
ahamo利用が必須というのがありますが、月額料金を抑えられるのはメリットですね。
【デメリット】
・20GB以下の料金プランがない
通信容量が、20GB以下の料金プランがないことで、あまり通信容量を使わない方には少し高く感じると思います。
○ ahamoは、こんな方におすすめ
・通信容量を5GB以上使う方
通信容量を5GB以上使う方は、月額料金を考えると、ahamoにすることでお得になります。
・一人暮らしの方
一人暮らしの方にはおすすめで、ahamo光とセットで利用することで、月額料金を抑えられます。
もちろん、ご家族さんとの家族割を考えなければ、ahamoにすることでメリットはありますよ。
・d払いを使う方
ドコモが提供するd払いを使う方は、ahamoの請求とまとめて支払いを行えるので、便利です。
dポイントも貯まるので、お得感はありますね。
LINEMO(ラインモ)
LINEMOは、ソフトバンクが提供するオンライン専用プランです。
現在のLINEMOの料金プラン
・ミニプラン
基本料金:900円(税込990円)
通信容量:3GB
通話料金:22円 / 30秒 or 通話オプション
データ通信容量超過後:最大300kbps
・スマホプラン
基本料金:2,480円(税込2,728円)
通信容量:20GB
通話料金:22円 / 30秒 or 通話オプション
データ通信容量超過後:最大1Mbps
LINEMOの新料金プラン(2024年7月下旬~提供開始予定)
・LINEMOベストプラン
月額料金:900円(税込990円)
通信容量:3GBまで
月額料金:1,900円(税込2,070円)
通信容量:10GBまで
通話料金:22円 / 30秒 or 通話オプション
・LINEMOベストプランV
月額料金:2,700円(税込2,970円)
通信容量:20GBまで
月額料金:3,600円(税込3,960円)
通信容量:30GBまで
通話料金:5分以内は、国内通話無料
*5分間の通話超過後:22円 / 30秒
【データ通信容量超過後】
10GB~15GB:最大300kbps
15GB超え:最大128kbps
30GB~45GB:最大1Mbps
45GB超え:最大128kbps
○ LINEMOのメリット・デメリット
【メリット】
・LINEの通話、メッセージのカウントフリー
LINEの利用に関しては、通信容量が無料で使えます。
LINE通話をする方は、メリットが高いですね。。
・ちょうど良い料金プラン
3GB、10GB、20GBといったように、ちょうど良い通信容量の料金プランというのはメリットがあります。
20GB以上の通信容量を使う方の割合は少ないため、ちょうど良い料金プランと言っていいでしょう。
・キャンペーンが豊富
通話オプションの5分間かけ放題が、1ヵ月目~7ヵ月目まで無料であったり、PayPayポイントがもらえるキャンペーンがあったりと、お得な特典が豊富です。
【デメリット】
・セット契約がない
家族割、固定のインターネット光回線とのセット割といったような割引はありません。
ソフトバンクのメインブランドのソフトバンク、サブブランドのワイモバイルという2大柱が存在するのもあり、セット割などの主要割引は付けないというように、線引きしているのでしょう。
○ LINEMOは、こんな方におすすめ
・LINEをよく使う方
LINEMOのメインは、LINEを使うかどうかでしょう。
LINE通話をよく利用する方は、特におすすめです。
・3GB~20GBまでの通信容量で十分な方
通信容量が、3GB以下もしくは20GBまでで十分な方には、ちょうど良い料金プランです。
新料金プランであるベストプランの10GBの通信容量というのは、お得感があります。
・特典を受けたい方
先ほどもお伝えした通りLINEMOは、キャンペーンが豊富です。
契約期間や事務手数料がかからないのもあり、キャンペーンによりオプションが安くなっていたりする期日まで使ってから他社を検討するのも1つの選択でしょう。
povo(ポヴォ)
povoは、auが提供するオンライン専用プランです。
povoの料金プラン
基本料金:0円
月額料金:トッピング
*2024年6月時点でのデータ通信容量のトッピング
*2024年6月時点での通話トッピング
○ povoのメリット・デメリット
【メリット】
・0円~利用できる
現在0円~の利用が可能なのはpovoのみです。
そのため、とにかく安く利用したい方は、povoがおすすめですね。
注意点は、180日間のトッピング追加がなく0円で継続している場合は、自動的に解約となるため、適度にトッピング追加を行うようにしましょう。
・必要なときに、必要な通信容量を使うことができる
トッピングという料金プランとなっていて、必要な通信容量、必要な通話オプションを必要なタイミングで追加することができます。
・auの電波をそのまま利用できる
auの電波をそのまま利用できることで、安定した利用ができます。
povoを利用する方は、通信容量を抑えて使う方が多いのもあり、Wi-Fi環境で使っても安心でき、外出してもauの安定した電波を使えるのはメリットですね。
【デメリット】
・トッピングサービスは、期間限定
トッピングに関しては、有効期限があります。
そのため、有効期限が切れた際は、ご自身で追加する必要はあります。
手間という訳ではないですが、追加しないと高速通信で利用できないのもあり、月額料金として利用している方には、デメリットにと捉える方もいるでしょう。
○ povoは、こんな方におすすめ
・サブ回線利用したい方
基本料金が0円~利用できるということもあり、サブ回線利用にはおすすめです。
通信費の節約にもつながりますね。
・Wi-Fi環境での利用が多い方
お仕事やプライベートでもWi-Fi環境で過ごす割合が高い方には、おすすめです。
トッピングを追加しなくても影響が出ない環境で過ごされている方には、通信費を抑えることが可能となります。
・家族割、セット割が必要ない方
0円~利用できるということもあり、キャンペーンやセット割に関しては、特にありません。
お得なトッピングに関しては提供されていますが、家族割やセット割は対象外のため、1回線単独利用の方にはおすすめです。
まとめ
ahamo(アハモ)・LINEMO(ラインモ)・povo(ポヴォ)について、ご紹介していきました。
オンライン専用プランは、うまく活用すれば、通信費をかなり節約できるため、メリットはあります。
それぞれのメリット・デメリットを活かして、通信費の節約に活用してみてはいかがでしょうか。