2024年に入り、1月・2月・3月までが新生活シーズンとなります。

新生活シーズンでは、ノートパソコンの買い替え、新大学生などの学生さんが新しくノートパソコンを購入したりと、ノートパソコン選びに悩むタイミングでもあります。

今回は、ノートパソコンをシンプルに選んでいこうということをテーマに、ノートパソコンの選び方をご紹介していきます。

学生の方・初心者の方は、ぜひ、参考にしてもらえれば嬉しく思います。

ノートパソコンの選び方

○性能から選んでいきましょう

ノートパソコンの基本性能として、

・CPU

・メモリ(RAM)

・ストレージ(ROM)

の3つが主な選ぶポイントとなります。

まず、CPU・メモリ・ストレージをどんな性能が良いのかというのを決めれば、ノートパソコンは非常に選びやすくなります。

この3つを抑えた上で、

・持ち運びをするからディスプレイの大きさは14インチまでにしたいのか

・どれくらいの重さまでならOKなのか

・バッテリー容量はどれくらいが良いのか

・Microsoft Officeは必要なのか

・液晶パネルは非光沢か光沢が良いのか

などなどを決めていきます。

【CPU】の選び方

CPUは、「Intel (Core)」「AMD (Ryzen)」の2つが主にノートパソコンへと搭載されています。

「Intel」は、Intel Core シリーズを提供しています。

Intel Coreシリーズは、世代で性能を把握するようになっていて、提供されている新しい世代は、第13世代となります。

今後も新しい世代が出てきますが、第13世代まででも十分な性能はあります。

「AMD」は、Ryzenシリーズを提供しています。

Ryzenシリーズは、5000シリーズ、7000シリーズといったようなシリーズがあります。

見方はシンプルに数字が大きいシリーズが新しくなり処理能力も上がります。

○学生の方(文系)

学生の方で、文系の方の場合は、

・Intel Core i5 第11世代以上

・Ryzen 5 5000シリーズ以上

こちらの性能以上であれば問題なく使えるでしょう。

ただ、最近発売されているノートパソコンには、Intelなら第13世代、Ryzenなら7000シリーズといったように新しい機種がメインとなります。

予算の都合が問題なければ、最新世代のノートパソコンを購入するのが良いのは確かです。

文系の方は、授業で使ったり、提出物を出すのがメインなので、最低限の性能があれば使えるというのがあります。

○学生の方(理系)

学生の方で、理系の方の場合は、

・Intel Core i5 第13世代以上

・Ryzen 5 7000シリーズ以上

といったような、新しいCPUを選択した方が良いでしょう。

理系の方で、専門職の方は、学校の指定の性能を見た上で選びましょう。

理系の方は、文系の方とは違い、学校の指定の性能沿ったCPUを選ぶ必要があります。

○初心者の方

初心者向けだと、

・Intel Core i3 第12世代以上

・Ryzen 3 5000シリーズ以上

といったような性能で問題なく使えると思います。

ただ、初心者向けとはいえ、使いたい用途次第では、性能を上げていく必要はあります。

それでも、事務処理、ネット検索、動画視聴などの基本性能で使えることを用途とする場合は、Intel Core i3 第12世代以上・Ryzen 3 5000シリーズ以上で、対応できるでしょう。

【メモリ(RAM)】の選び方

メモリは、2択なので、シンプルです。

8GBか16GBのどちらが良いかを選ぶだけです。

ネット検索、動画視聴、Microsoft Office(一般利用)の場合は、8GBのメモリ容量があれば十分です。

動画編集、イラストレーター、web会議で画面共有などを利用される場合は、16GBのメモリ容量はあった方がスムーズに利用できます。

もし、32GBのメモリが必要な方は、専門でノートパソコンを利用される方くらいです。

最近では、16GBが推奨されるケースが多いです。

それには理由はあります。

システム容量を考慮すると、16GBの方が長い目で見やすいということです。

ノートパソコンは、バージョンアップやアップデートがあります。

その際に、システム容量が追加されるため、動作が重くなる可能性が高くなります。

そのため、メモリ容量が多いに越したことはないという意味で16GBを推奨されています。

ただ、8GBあれば十分使えるというのは認識してもらえると良いのかなと思います。

○学生の方(文系の方)

メモリは、8GBあれば十分使えます。

大学生協モデルなどでは、16GBを推奨していますが、8GBあれば十分使えます。

学生の方がご自身で何かしたいことがない限りは問題ないでしょう。

○学生の方(理系の方)

メモリは、16GBある方が良いでしょう。

理系の方は、2年後、3年後とやることが増えるケースが多くあります。

そのため、メモリ容量は多いに越したことはありません。

もちろん、8GBあれば使えるのですが、余裕を持った方が良いというのはありますね。

○初心者の方

メモリは、8GBあれば十分です。

ただ、初心者の方でも、動画編集をしたい、専門ソフトをインストールして使いたいといったことがある場合は、16GBの方が良いでしょう。

【ストレージ(ROM)】の選び方

ストレージは、256GBか512GBのどちらでも問題なく利用できます。

ノートパソコンの本体へと保存する容量がストレージなのですが、クラウドストレージや外付けSSDなどもあり、補うことが可能となっています。

そのため、ノートパソコンに保存したいというのがあれば、512GBの方が良いですし、クラウドストレージなどの外部へ保存しとくので十分という方は256GBで問題ないです。

128GBは、システム容量が30GB~40GBまで使用してしまうため、実質80GB~90GBしか使用できないので、あまりおすすめはできません。

1TBなどの大きい容量はあれば良いですが、そこまで使う方はかなり少ないので、特に必要はないかと思います。

○学生の方(文系の方)

ストレージは、256GBあれば十分です。

予算の都合上、問題なければ512GBを選ぶくらいのところなので、256GBあれば基本的には問題なく利用できます。

○学生の方(理系の方)

ストレージは、こちらも256GBあれば十分です。

ただ、理系の中で、資料をノートパソコンに保存していく必要がある方は、512GBを選びましょう。

基本的には、256GBで大丈夫なのですが、学校側がノートパソコンに保存していく指示を出すこともあるので、そこは学校側に従いましょう。

○初心者の方

初心者の方は、256GBあれば十分です。

事務作業をされる方で、クラウドストレージや外付けSSDの使用が会社の兼ね合いで難しい方は、512GBでも良いかもしれませんが、基本的には256GBで問題なく利用できます。

ノートパソコン選びに迷ったときの選び方

ノートパソコン選びに迷ったときは、シンプルに選んでみましょう。

○学生の方(文系の方)

まずは、

CPU:Intel Core i5 第12世代以上

メモリ:8GB

ストレージ:256GB

のように、最低限必要な性能を決めましょう。

次に、

Microsoft Officeが有りか無しかを決めましょう。

次に、

ノートパソコンの重さ、大きさを選びましょう。

次に、

ノートパソコンを購入する予算は、どれくらいまでなら大丈夫?というのを決めましょう。

最後に、

見た目で選びましょう。

意外と重要なポイントは、「見た目で選びましょう」です。

ご要望の性能だけ決めたら、予算だけ決めた上で、見た目で選ぶのが一番です。

学生の方で文系の方なら4年間使えればOKというのはあるため、4年間飽きずに使おうと思うと、好きな見た目で選ぶのが一番です。

○学生の方(理系の方)

まずは、

CPU: Intel Core i5 第13世代以上

メモリ: 16GB

ストレージ:256GB

といったような最低限必要な性能を決めましょう。

次に、

Microsoft Officeが有りか無しかを決めましょう。

次に、

ノートパソコンの重さ、大きさを決めましょう。

次に、

ノートパソコンを購入する予算は、どれくらいまでなら大丈夫?なのかを決めましょう。

最後に、

見た目で選びましょう。

理系の方も文系の方と同様で、学生の方なら最後は見た目で選びましょう。

学生の期間中は、専門のことをやる必要がない限りは、最低限使えれば良いというのはあります。

もちろん、文系の方と違い、メモリは16GBあった方が良いなどのことはありますが、基本的には一緒で、見た目で選ぶのが良いでしょう。

○初心者の方

まずは、

性能を決めていきましょう。

最低限の性能なら、

CPU: Intel Core i3 第12世代以上

メモリ:8GB

ストレージ:256GB

といった感じでしょう。

次に、

Microsoft Officeが有りか無しかを決めましょう。

次に、

持ち運ぶのか、自宅で使うのかによって、大きさを決めましょう。

次に、

ノートパソコンを購入する予算を決めましょう。

最後に、

国内メーカーか海外メーカーが良いのかを決めましょう。

学生の方と違うのは、一般利用ということもあり、予算を決めた上での、国内メーカーか海外メーカーのどちらが良いのかによって、話が変わってきます。

例えば、10万円まででMicrosoft Office有りが良いということになると、海外メーカーを選ぶしかないという状況になります。

学生の方は、見た目で選ぶという視点が強いのもあり、国内メーカーか海外メーカーかはあまり気にすることはありません。

ただ、一般利用だと、国内メーカーの方が安心といったように、メーカーに対してのこだわりがあります。

そのため、予算を決めた上で、国内メーカーか海外メーカーかを選ぶという流れになります。

まとめ

学生の方(文系・理系の方)、初心者の方向けのノートパソコンの選び方をご紹介しました。

まとめると、

学生の方は、「見た目で選ぶ」が意外と大事です。

初心者の方は、「予算を決めて、国内メーカーか海外メーカー」というようなメーカーで選ぶというのが最後にあります。

選ぶことに時間を使うのも楽しいことではあるのですが、あまり時間をかけすぎると次は決めれなくなるので、シンプルに時間を決めて選んでいきましょう。

By ぱんだ

白黒うさぎを飼っている30代の独身男のぱんだです。 通信携帯業界に約10年以上携わったガジェット好き。 今後、通信系の経歴を活かし、情報発信やうさぎ、自分の趣味も数多くあり新しいお得な情報を分かりやすくお届けします。

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