うさぎは、結構怖がりです。
もちろん、品種や性格にもよると思いますが、野生の本能があり、すぐに暴れたり、逃げたり、縮こまったりします。
今回は、そんなうさぎは、どんなこと・ものが怖いのか?というのと、怖がっているしぐさをご紹介していきます。
うさぎが怖いこと・もの
○初対面の人
人でも初対面の人には、緊張するという感情があるのと同様に、うさぎにもあります。
うさぎは、野生で狩られる側の動物なので、いつ狩られるか分かりません。
そのため、初対面の人には、怖がっているようなしぐさを取ったりします。
○病院
うさぎは、飼い主さんのことをよく見ています。
飼い主さんがどう行動するかを見ているということは、動物病院に連れていかれるというのも感づきます。
病院に好んで行きたいという人も珍しいですが、動物も同様に行きたくないというのがあります。
そのため、どうにかして逃げたいという行動を取ったりします。
○コンロからの火の音
コンロのからの火の音だけという訳ではないのですが、うさぎは、音にかなり神経質です。
耳で、小さな音も聴いているのもあり、火の音は結構嫌いなうさぎは多いように思います。
○薬
うさぎも体調を崩したり、皮膚炎になったりと、薬を飲まないといけないことがあります。
薬自体を嫌いというよりも、飲んでもらうことに苦労するということにはなります。
ご飯と一緒のようにおいてもうさぎは、いつも食べているものしか食べないので、薬は勝手に飲んでくれません。
飼い主さんが飲ませるしかないのですが、飲ませるの案外難しいです。
ただ、慣れたらうさぎは賢い動物なので、飲んでもらいやすくなります。
○他の動物
うさぎ以外の動物と飼う場合は、慣れるまでの時間をしっかりと取りましょう。
うさぎは、狩られる側なので、他の動物を怖がります。
もちろん、品種・性格にもよりますが、本能的には、最初から近づいたりということはありません。
色んな動物と飼う場合は、慣れるための時間を作り、ストレスを溜めてしまったり、ケンカをしたりしないように飼育してあげましょう。
うさぎが怖がっているときのしぐさ
○ケージの奥に逃げ込む(じーっと丸くなり、固まる)
病院に連れていかれると分かったとき、コンロの火の音が鳴ったりしたときなどには、ケージの奥に逃げ込みます。
ケージの端っこに小さく丸まって、飼い主さんをよく観察して、じーっと静かにしています。
○目を見開きます
目を大きく開けて、白い部分も見えるくらいになります。
目を見開くときは、病院で診察されているときにはよくあります。
○威嚇をする
怖くて威嚇をするというのは、どの動物でもあります。
うさぎも一緒で、「うさパンチ」・「噛む」・「うさキック」などをしてきます。
「うさパンチ」は、そんなに痛いというのもないですが、「噛む」と「うさキック」は、痛いので、できる限り飼い主さんも逃げましょう。
怖がっているうさぎへの対応
飼い主さんは、怖がっているうさぎへの対応は大事になってきます。
うさぎの気持ちを少しでも理解して接してあげましょう。
○うさぎが逃げられる環境を作る
先ほどお伝えしていましたが、ケージの奥にいくという行動もそうですが、うさぎは、どうにか隠れようとします。
野生では、穴を掘って、穴に隠れるというのがうさぎの隠れ方です。
そういったうさぎが隠れられるスペースを作ってあげるのも良いかもしれません。
逃げられるところがあり、安心できるといった環境作りということですね。
○時間を空けて離れる
病院に連れて行ったりするのは、時間を空けるのは難しいですが、ものを怖がったり、音を怖がったりしたときは、時間を空けて落ち着いたときに対応するというのが良いでしょう。
慣れている環境であれば、10分~15分で落ち着くでしょう。
○うさぎのしぐさを見る
うさぎのしぐさを理解して、怖がっているのか、楽しんでいるのか、痛がっているのかを分かってあげるのが大事です。
もちろん、声に出せないのがうさぎなので、しぐさで言葉・気持ちを表現します。
うさぎのしぐさを理解してあげることで、うさぎとのコミュニケーションがうまくいくようになるでしょう。
○ストレスを与えない環境作り
うさぎは、神経質なので、ストレスを溜め込みやすいです。
飼い主さんの行動で、ストレスが溜まってしますこともあります。
もちろん、飼い主さんが悪いということではなく、うさぎが感じてしまうっていうことなので、うさぎがストレスを感じていないかを理解するようにしていきましょう。
ストレスを感じすぎてしまうと、人と同様に、ご飯を食べなくなったりとどんどん痩せていき、次第に病気になってしまい、亡くなってしまうこともあります。
どんな生き物でもストレスは、ダメなんです。
まとめ
うさぎが怖いこと・ものについてと、怖がっているときのしぐさについてご紹介しました。
うさぎと暮らすと分かるのですが、結構怖がりです。
ただ、慣れると本当に嫌いなこと以外は、怖がらないようになってきます。
そんな状態になると、自然では生きていけないかもしれませんね。
でも、それでいいんですよね。
ペットと飼い主という出会いをしているので、安心して仲良く過ごしていければそれだけで十分幸せなのではないでしょうか。