「コテンラジオ」とは
学校では学べないことを分かりやすく、面白く学べるように話してくれているラジオ番組
Spotifyやポッドキャスト、YouTubeで歴史が好きな方は知っている「コテンラジオ」。
私同様に「歴史が好き」「日本史が好き」「世界史が好き」な方々は、ぜひとも、聴いてみてください。
今後も”コテンラジオ”は更新されていきますので、こちらも情報の更新をしていきます。
コテンラジオとは、 株式会社COTEN 代表の深井龍之介さん、メンバーの楊睿之さん、株式会社BOOK代表の樋口聖典さんの3名が日本と世界の歴史を面白く、かつディープに、そしてフラットな視点でお伝えしていく番組です。
下記がコテンラジオホームページです!
株式会社COTEN
オスカー・シンドラー 【44-1】
1908年~1974年まで生きたズデーテン・ドイツ人の実業家
メーレンという当時のオーストリア領、現在はチェコ領の都市の生まれです。
第二次世界大戦中に、ドイツによる強制収容所に収容されていたユダヤ人のうち、シンドラー自身が経営する工場で、雇用していた1,200人を虐殺から救ったことで知られています。
スティーブン・スピルバーグ監督が制作した映画である1993年に上映された「シンドラーのリスト」は、第66回アカデミー賞で12部門にノミネートされて、7部門を受賞した。
スティーブン・スピルバーグ監督は、ユダヤ系アメリカ人で、思いのこもった作品となりました。
シンドラー回を楽しむためのポイント
○レオン・レイソン
今回のシンドラー回は、数人の人物を取り上げてご紹介してくれています。
まず、取り上げてくれたのが、「シンドラーに救われた少年」という本を書いたレオン・レイソンさんの話です。
当時10歳だったレオンさんは、シンドラーに救われた1人です。
実話ということもあり、ユダヤ人への迫害の内容もあり、心にくるものがありました。
深井さんが、レオンさんの本を読むとより一層、当時の状況が分かると言っていました。
私も読んでみたいと思いすぐに読んでみましたが、深井さんが言っていることは分かりましたし、多くの人に読んでもらいたい本ですね。
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○シンドラーとレオン
コテンラジオではいつも通りというのもありますが、シンドラーの名前が出てくるときは、突然訪れます。
樋口さんもびっくりするくらい突然です。
私も聴いていて、「えっ、そうだったんだ」みたいに、つい口に出してしまったくらいでした。
レオンさんは、シンドラーと出会えてほんとに良かったと思えました。
シンドラーが出てきてから少しずつ未来に光が見えてくるのを聴いていてレオンさんを応援している気持ちでいっぱいになります。
○シンドラーという人物
シンドラーがレオンさんも含めてユダヤ人1,200人を助けるまでをコテンラジオでは語ってくれています。
そんなシンドラーの性格や行動も語ってくれているのですが、学生時代のあだ名は「詐欺師」と呼ばれていました。
なぜ、そんなあだ名だったのか気になりませんか?
そんな詐欺師的な行動、女の子を口説くテクニックなどのコミュニケーション力を活かしたことで、ユダヤ人を助けることができるのです。
どんなタイミングで、ユダヤ人を助けようと思ったのかというのも聴いてほしい内容ですね。
○クリスタルナハト~ホロコースト
ユダヤ人への迫害については、クリスタルナハト(水晶の夜とも呼ばれています)というユダヤ人への襲撃事件からホロコーストまでの歴史を語ってくれています。
戦争という出来事が引き起こす悲劇を聴くのも大切ではあるので、無理をせず聴いてみてください。
○アドルフ・アイヒマン
ホロコーストを起こした人物として、アドルフ・アイヒマンという人物がいます。
そのアイヒマンについて、コテンラジオで取り上げてくれていています。
考えさせられたのが、
・アイヒマンは、普通の人間だった
・ドイツの法律を守った
・出世をしたかった
というように、どこにでもいそうな人物で、ホロコーストを起こす人物ですが、悪人と思えないような人物ということでした。
では、なぜ、ホロコーストという残忍な行動を行なったのかは、今回のアイヒマンの回を聴いてみてください。
大前提として、アイヒマンは、やってはいけないことをした人物なのですが、自分が同じ立場ならどうだったのかなど、色々と考えさせられる内容となっています。
○杉原千畝
俳優の唐沢寿明さんが主演で2015年に公開された映画「杉原千畝」で名前を知った人はいると思います。
ホロコーストから直接的にユダヤ人を守ったということではないにしても、結果的にはユダヤ人6,000人の命を救っています。
杉原千畝の話をヤンヤンさんが語ってくれているのですが、心温まる話ばかりなので、シンドラーとレオンさんの話で、少し落ちたなと思う気持ちを温めてくれます。
○ルート・アブラハムとマリア・ニッケル
杉原千畝に続いて、感動するお話しです。
ユダヤ人で未来が見えない状況に陥っていたルートとそんなルートを救ったマリアの感動のエピソードです。
マリアがいきなりルートの前に来て、「あなたを助けたい」というところから始まります。
最終的には、みんな助かるのですが、助かるまでの起こる出来事にひやひやします。
最後は、感動して涙が止まりませんでした。
みなさんもハンカチの準備をして聴いてみてください。
まとめ
ヒトラー編、ゲッベルス編とドイツが起こしたホロコーストについて話している回はあります。
今回のシンドラー編は、そのホロコーストから守る側の人物として紹介されています。
全体的に、話を深めたい人は、
ヒトラー編 → ゲッベルス編 → シンドラー編
というように、聴いてみると、より一層楽しめると思います。
ヒトラー編からそうなんですが、ホロコーストの話は避けて通れない内容なので、気持ちを保つのも大変です。
ただ、そういった歴史を知ることで、今後どうすれば良いのだろうかと、自分自身の成長にもつながると思っています。
もしよかったら、目をそらさずに聴いてみてくださいね。
【シンドラーのリスト】
映画の「シンドラーのリスト」も良かったらチェックしてみてくださいね。
Amazon プライムやU-NEXTなどでも見れます。
ブルーレイで残しておきたい場合は、良かったらチェックしてみてください。
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