スマホ・パソコンで、ROM(ストレージ)というのを聞いたことはあると思います。
最近では、スマホのROM(ストレージ)もかなり大きくなってきました。
ただ、適正の容量ってどれくらいなの?と思う人は多いと思います。
今回は、ROM(ストレージ)についてまとめていきます。

ROM(ストレージ)とは?
Read Only Memoryの略で、記録されている情報を読み出すことのみができるメモリ容量です。
言い換えると、スマホやパソコンの本体に写真や動画などのデータを保存できる容量ということです。
一時的な記憶容量であるRAMと対義的に使われることが多くあります。
スマホやパソコンへのRAM・ROM表記は、日本がメインで、海外ではあまり表記されることはないです。
ROM(ストレージ)の選ぶ際の注意点
ROM容量を選ぶ際に注意してほしいのは、システム容量があるということです。
例えば、64GBのROM容量だとしたら、10GB~20GBのシステム容量がデフォルトで使用されているため、40GB~50GB前後のROM容量が実質使用できる容量です。
ご自身の保存できるギリギリラインのROM容量を選んでしまうと、後々になって困るといったことはあります。
選ぶ際には、システム容量があるんだということを念頭において選んでいきましょう。
クラウドサービスや外部ストレージについて
最近では、クラウドサービスや外部ストレージというのが普及しています。
いわゆる、ROM容量を使わずにデータを保存できるということです。
クラウドサービスと外部ストレージを簡単にご紹介だけしときますね。
【主なクラウドサービス】
・Googleアカウント
写真や連絡先、一部のアプリも保存できます。
Googleアカウントサービスは、15GBまでが無料です。
それ以上保存する場合は、有料になります。
・Googleフォトアプリ
Googleアカウントに紐づけることで、写真や動画を保存できます。
ブラウザ上でも開けるので、パソコンでも使用できます。
・Googleドライブアプリ
Googleアカウントに紐づけることで、写真や動画、Excelなどのファイルといったものを保存できます。
パソコンと連動させるときに便利なクラウドサービスです。
・iCloud
Apple製品で利用できるAppleの独自保存クラウドサービスです。
iPhoneやiPad、Macでの保存が可能となります。
基本的には、5GBまでなので、それ以上になると有料になります。
・その他
各スマホメーカーでのクラウドサービスがあったりします。
【主な外部ストレージ】
・ハードディスク
SSDやHDDといった外付けの外部ストレージです。
・USBメモリ
ハードディスクと同じようなもので、保存容量が8GB~128GBまでとなっています。。
・SDカード
スマホに対しては、一般的な外部ストレージです。
iPhoneシリーズにもSDカードへの変換ケーブルを使えば、利用できます。
スマホのROM容量は、どれくらいが適正なの?
スマホのROM容量は、
64GB / 128GB / 256GB / 512GB / 1TB
というような容量のスマホが提供されています。
ここ数年で、クラウドサービスでの保存や外部ストレージへの保存も行えるように普及してきたのもあり、ROM容量の選び方に変化が生まれています。
約10年前までだと、ROM容量が16GB、32GBが主流で、現在の128GBなどの容量は、大きすぎるというような容量でした。
現在では、16GB・32GBのスマホは、販売されていません。
中古や整備品といった販売はあるかもしれませんが、携帯会社での販売はない状況です。
現在だと、スマホのROM容量は、128GBが平均といったところでしょう。
利用者によって、保存先がどれが良いのか?などと違いがあるので、選ぶのに困ったりしますよね。
今から容量別で、解説していきますね。
【64GB】
スマホの価格帯:1万円~3万円くらい
現在では、64GBの機種はかなり少なくなっています。
数年前だと、平均容量が64GBという状況だったのが、最近では、少ない容量と認識され始めています。
少ないという理由として、
・システム容量がある
・写真の1枚の容量が大きくなっている
・アプリのアップデートもあり容量を使う
などがあります。
もちろん、使えない容量ではないですが、長い目での将来を考えると、少ないと言わざるを得ないというのが本音ですね。
【128GB】
スマホの価格帯:3万円~10万円くらい
現在のスマホの平均容量となっています。
システム容量や写真の容量を考慮しても、一般的には、事足りる容量です。
システム容量を差し引きしても、100GBは使用できるので、十分な保存容量でしょう。
クラウドサービスや外部ストレージもあるということも考えると、今後も変わらず平均容量容量と呼ばれると思います。
【256GB】
スマホの価格帯:10万円以上
現在のスマホの容量の中で、比較的に大きい方の容量となります。
256GBを使用する場合、写真や動画、ファイルのダウンロードなど、本体に絶対保存したいという人が使い切るような容量で、結構大きい容量です。
パソコンであれば、平均的な容量ではありますが、スマホの場合であれば、普段使いの人なら十分すぎる容量です。
【512GB】 / 【1TB】
スマホの価格帯:15万円~20万円以上
スマホで使用している人は、かなり少ない容量です。
お仕事で本体保存が必要な人、クラウドサービスや外部ストレージに保存したくない人で、容量をかなりよく使う人向けです。
普段使いの場合、明らかに必要がない容量です。
スマホの価格帯を考慮してもお金があって、何円でも大丈夫な人なら良いですが、普段使いだけなら、128GBのスマホを選んでおく方が良いでしょう。
スマホのROM容量の適正容量は、
【128GB】
です。
クラウドサービスや外部ストレージに保存したくないという人は、
【256GB】
を選択しても良いかもしれません。
パソコンのROM容量の適正容量は、どれくらいなの?
パソコンのROM容量は、
128GB / 256GB / 512GB / 1TB
というような容量が、現在提供されているROM容量になります。
パソコンのROM容量は、シンプルに選びやすいと思います。
クラウドサービスと外部ストレージが普及していることで、ある程度の保存することも決まってきているのもありスマホよりは断然選びやすいですね。
最近の発売されているパソコンの容量は、SSDと呼ばれるもの使用しています。
5年前ほどでは、まだHDDというのが主流でした。
違いは、転送速度です。
SSDの方が何倍もの速さで転送してくれます。
違いが明確なのもあり、現在は、SSDのパソコンしか販売されていないという状況です。
そのため、今からご紹介する容量はSSDという認識でお願いします。
順番に見ていきましょう。
【128GB】
パソコンの価格帯:6万円~10万円くらい
パソコンの容量の中では、少なめの容量です。
システム容量を考慮すると、70GB~80GBほどが使える範囲となります。
スマホよりもパソコンの方がシステム容量は大きくなるので、長い目で見て使用容量を考慮すると、あまりおすすめできる容量ではありません。
【256GB】
パソコンの価格帯:10万円~17万円くらい
パソコンの平均容量と言われています。
写真や動画、ファイルなどを保存することを考えても、普段使いなら問題なくできるという容量です。
もちろん、足りないという人はいます。
その場合は、次に紹介する512GBを選びましょう。
【512GB】
パソコンの価格帯:13万円~20万円以上
パソコンの容量の中では、256GBと同じくらいの人気容量です。
実際に、容量を使うかどうかという点で考えると、使わない可能性は高いです。
ただ、パソコンの価格によります。
例えば、256GBのパソコンが12万円で、512GBのパソコンが14万円だとしましょう。
2万円出せば、容量が倍に増えるという点で、使わない可能性が高いにしても512GBを選ぶことはあるでしょう。
お得なら容量は大きい方が良いということですね。
あくまでも、適正容量なのかというと、余る容量は多いと思うので、適正容量とは呼べないかもしれません。
【1TB】
パソコンの価格帯:20万円以上
普段使いなら、1TBも必要はないと言われています。
クラウドサービスと外部ストレージで、保存できるのも考えると、十分すぎる容量でしょう。
そのため、クラウドサービスと外部ストレージを使わない人で、かなりの保存するものがある場合は、1TBが良いかもしれません。
普段使いなら、ほとんど選ぶ必要性のない容量です。
パソコンのROM容量の適正容量は、
【256GB】
です。
ただ、パソコンの価格が1万円~2万円の差であれば、
【512GB】
を購入する方が良いと思います。
意外と時期によっては、パソコンもお得なこともあるため、家電量販店の店頭で、お得なパソコンを探すのも良いでしょう。
まとめ
スマホ・パソコンのROM容量について、ご紹介しました。
まとめると、
選ぶ際の注意点は、
・システム容量がある
という点。
スマホの適正容量:【128GB】
パソコンの適正容量:【256GB】
といった感じですね。
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