最近では、スマホとノートパソコンを使う人は、かなり増えてきていて、大学生はもちろんのこと、高校生もスマホやノートパソコンを持つという時代になってきました。
そのスマホやノートパソコンを選ぶときに、見るポイントが、CPU・RAM・ROMといった3つが主になります。
今回は、RAM=メモリについて、解説していきます。

RAM(メモリ)容量とは?
コンピュータに搭載されたメインメモリのことで、データを一時的に保存する記憶容量のことです。
言い換えると、一時的に、同時に処理を行うスペースのことです。
例としては、スマホで起動しているアプリが溜まっているスペースのことです。
その起動中のアプリを消すことをメモリの解放、キャッシュ解放などと呼んだりもします。
スマホ・ノートパソコン・タブレットのどれもRAM(メモリ)容量の扱いは変わりません。
ちなみに、iPhoneシリーズ、iPadシリーズは、Apple社がメモリ容量を非公開にしているため、何GBなのか分かりません。
RAM(メモリ)容量を選ぶ際の注意点
RAM容量の容量すべてが利用できる訳ではありません。
システム容量があり、スマホなら1GB~2GBほどのRAM(メモリ)容量・パソコンなら3GB~4GBほどのRAM容量を使う以前から使用されています。
例えば、RAM容量が4GBのスマホの場合、1GB~2GBを使用されているため、2GBほどを使用できるということです。
OSがアップデートされることで、システム容量は大きくなるため、新しいスマホになるほど、RAM容量は、大きい方が良いのはあります。
システム容量があるというのを前提に選んでいきましょう。
スマホのRAM容量をどう選べば良いの?
〇スマホのRAM容量
スマホの場合は、
2GB / 3GB / 4GB / 6GB / 8GB / 12GB
の中からスマホの性能(スペック)に合わせて搭載していきます。
数字が大きくなるほど、動かすスペースが広くなり、固まりにくくなります。
いわゆる、「フリーズしづらい」ということです。
2GBから順番に見ていきましょう。
【2GB】 / 【3GB】
価格帯:1万円~2万円前後
使用している機種はほとんどなくなってきています。
一部タブレットで、使用されているくらいで、スマホには、使用されていないというのが現状です。
【4GB】
価格帯:3万円~6万円前後
以前までの平均容量です。
今でも使用している機種は多くありますが、スマホの性能の向上に伴い、少し物足りなくなってきています。
【6GB】
価格帯:6万円~10万円前後
現在の平均容量と言っていいでしょう。
2023年に発売されているモデルは、6GB以上のモデルが多くあります。
スマホの性能の向上に伴い、6GBでも少し物足りないスマホもあるくらいです。
【8GB】
価格帯:8万円~13万円前後
8GBあれば、本当に十分です。
基本的には、オーバースペックになっている人が多いと思えるくらいの容量ですね。
ただ、最近発売されてるハイスペックなモデルには、8GBが搭載されていて、利用している人はかなり増えてきています。
【12GB】
価格帯:10万円以上
ゲームなどによるRAM容量を使う方向けと思っても良いくらいの容量です。
12GBあれば、スマホでできないことはないんじゃないかなと思えるくらいの容量です。
10万円以上の機種に搭載されていますが、オーバースペックと言えるのは間違いないです。
ただ、折りたたみスマホに使用されていて、折りたたみスマホが欲しい人は、自動的に12GBを利用しているということですね。
〇おすすめのRAM容量
おすすめは、【6GB】の機種です。
やはり、平均容量というのはありますが、システム容量を加味すると、2023年に発売されているスマホには、6GBはあった方が良いと思います。
理由はあって、最近発売されるスマホは、最新OSへのアップデートを3回はできるような計算で発売されています。
いわゆる、長年使用できますよということで、発売されているということです。
長年使用する上で、システム容量が増えて、RAM容量が足りなくなるということはスマホを使用できなくすることにも繋がります。
そのため、6GBあれば、安心という意味で、おすすめは、【6GB】です。
ノートパソコンの容量はどう選べばいいの?
〇ノートパソコンのRAM容量
ノートパソコンの場合は、
4GB / 8GB / 16GB / 32GB / 64GB
の中からノートパソコンの性能(スペック)に合わせて使用していきます。
数字が大きくなるほど、同時に動かすスペースは広くなりますが、スマホと違いノートパソコンの場合は、価格に大きく影響してきます。
システム容量で使用される容量は、ノートパソコンの主なソフトウェアであるWindowsOSを例に挙げると、Windows11のソフトウェアになってからは、3GB~4GBの使用率があります。
そのため、4GBのRAM容量だと動かしづらいというのが分かりますね。
そういった点も踏まえながら、4GB~順番に見てきましょう。
【4GB】
価格帯:4万円~7万円前後
4GBのノートパソコンは、アウトレットや中古品がメインとなっています。
現在発売されているノートパソコンには、物足りない容量のため、新品で発売されている機種は、家電量販店に1機種か2機種ほどです。
言えば、おすすめはできないRAM容量ということですね。
【8GB】
価格帯:9万円~17万円前後
現在のノートパソコンの平均RAM容量です。
RAM容量【8GB】のモデルで不便なく行える作業は、
ネット検索(ネットサーフィン)・動画視聴・word、Excel、PowerPointなどのoffice作業です。
Excelのマクロ使用やzoomなどのWeb会議での画面共有したりする作業については、少し動きが遅くなることは出てくるかもしれません。
ただそれでも、お仕事での専門的な使用がない限りは、問題がないと思ってもらって大丈夫です。
【16GB】
価格帯:13万円~20万円前後
最近のノートパソコンで、よく推奨されているRAM容量です。
RAM容量【16GB】のモデルで不便なく行える作業は、
RAM容量【8GB】でできる作業はもちろんのことで、動画編集、画像処理、Web会議での画面共有などの作業ができます。
お仕事やプライベートで専門的なことを行う人は、【16GB】あった方が良いということです。
主な【16GB】推奨の作業は、
動画編集・画像処理・プログラミング・イラストレーターなどです。
大学やネット記事に【16GB】が必須ということをよく書いていますが、絶対条件ではありません。
確かに、【8GB】と【16GB】のノートパソコンの価格差が1万円~2万円前後なら【16GB】のノートパソコンを購入した方がお得ですが、大学生で授業を受けて資料を提出するだけや仕事で事務作業のみといった簡単なことなら、【8GB】で十分です。
もちろん、【16GB】があれば嬉しいですが、利用する内容に合わせて選んでいきましょう。
【32GB】
価格帯:20万円以上
【32GB】のモデルは、ゲーミングPC、一部ノートパソコン、デスクトップパソコンで使用されています。
簡単に言うと、かなりのハイスペックなパソコンに搭載されているということです。
どんな人が向けなのかというと、
パソコンゲーム・3DCADなどのグラフィック編集・重たいイラストレーターのソフトなどを利用する人向けです。
価格も20万円以上となり、かなりハイスペックです。
たまに、20万円を切っているパソコンがあるときは、安いので、少し目を止めてみても良いかもしれません。
ただ、性能に当てはまる人は、限られているので、その点はご自身の予算と合わせていくのが良いでしょう。
【64GB】
価格帯:30万円以上
【64GB】のパソコンは、ほとんど店頭に並んでいません。
ゲーミングパソコンやゲーミングのデスクトップパソコンの一部であるくらいです。
一般的な利用で使用するRAM容量ではないため、おすすめすることはありません。
【64GB】を購入している人は、パソコンメーカーの公式サイトから特注で購入している人がほとんどでしょう。
〇おすすめのRAM容量
おすすめは、【16GB】の機種です。
予算が合うなら【16GB】ですね。
ただ、予算が低予算の場合は、【8GB】で良いと思います。
【16GB】を推奨する理由としては、
スマホと同様に、OSのアップデートやシステム容量を加味すると、長い目で見て、安心かなという点からです。
そのため、予算次第では、【8GB】で十分だと思います。
あくまでも、【8GB】で動かなくなるということはないため、予算を上げられるなら【16GB】を買って7年~8年使用できたら嬉しいですね。
まとめ
RAM容量についてまとめていきました。
スマホ・パソコン選びでよく悩まれているRAM容量ですが、
・ご自身で出せる予算
・スマホ、パソコンを使用する用途
・どれくらいの年数を使用したいのか
の3つで選ぶのが良いと思います。
1番性能(スペック)が高いモデルを買えば問題はないですが、全員がそういう買い物の仕方ができるということはないので、せっかくなら自分に合うスマホやパソコンを選ぶ時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
みなさんのお役に立てる情報を提供できるように日々勉強していきますね。
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