スマホの端末補償を付けた方が良いのか悩む方は多いはずです。
悩む理由も分かります。
なぜなら、最近発売されているスマホの価格がどんどん高額になっているからです。
今回は、そんなスマホに対して端末補償を付けた方が良いのか、付けなくても良いのかを解説していきたいと思います。
端末補償とは?
端末補償は、メーカー保証と携帯会社のオプション提供されている有料での端末補償とがあります。
〇メーカー保証
メーカー保証は、1年間です。
スマホを購入すると、無料で1年間がついてきます。
ただ、あくまでも自然故障のみが対象となるため、初期不良でもない限りは、メーカー側は交換対応などを行ってくれることはありません。
そのため、外損や水濡れなどの利用者側での故障については、高額な金額が発生することが多くなります。
〇携帯会社の端末補償
携帯会社の端末補償は、月額での支払いを行う方法です。
月額支払いで、330円~1,300円くらいです。
月額料金は、スマホの機種によっても異なります。
スマホの機種代金が安いモデルは、端末補償の月額料金もある程度は安く抑えられています。
ただ、10万円以上する機種は、最近では、1,000円以上の金額はかかります。
月額料金で1,000円を2年間支払えば24,000円がかかる計算になります。
そのため、長い目で見て支払った方が良いのかどうかというところですね。
スマホメーカーの延長保証
スマホの端末補償は、以前と違うような流れにもなってきています。
どういうことかというと、SIMフリー端末として、機種のみの購入ができるようになり、携帯会社を通さないこともあるということです。
機種のみをスマホメーカーから購入する場合、メーカーの延長保証に加入することができます。
名前の通りで、メーカー保証を1年から延長できるという補償です。
延長保証に加入することで、自然故障しか無料での対応ができない内容と違い、有料補償内容と同様の対応ができるようになります。
その分、最初に1万円~3万円ほどの保証加入金が必要となります。
だいたいのスマホメーカーの延長保証は、2年~3年までが多いです。
もし、延長保証に加入せずに、機種が壊れちゃいましたということになって、ディスプレイ破損となった場合、6万円~10万円ほどの修理代金がかかるケースもあります。
スマホの性能が上がった分、安い金額での正規での修理は難しいので、延長保証に加入するのかどうかは重要なポイントです。
スマホの端末補償は、必要なの?
当たり前のことではありますが、必要かどうかは、利用者によります。
ただ、言えることは、「ないよりは、あった方が良い」というのは言えます。
なぜかというと、「100%壊すことがない」ということは、信用できないからです。
誰でも、スマホを壊してしまう可能性は、数%は必ずあります。
すぐに壊れても買い替えれば良いというようなお金に困ってない方なら問題ないかもしれませんが、割合は、低いと思うので、「ないよりは、あった方が良い」というのが1番シンプルな回答かもしれません。
スマホの端末補償を付けた方が良い人
〇よく落とす人
携帯業界で働いていたりすると、スマホをよく落とす方に出会います。
地べたに落としたり、トイレに落としたり、様々な場所で落とすという方は、端末補償に入っておいた方が良いでしょう。
実際に、複数回の修理や全損のため交換対応になると、10万円以上の費用がかかることにもなるため、よく落とす方は、端末補償をおすすめします。
〇水濡れ、水没が多い人
よく落とす人とも同様の内容にもなりますが、トイレに落として水没させたり、海やお風呂といった防水対象外の場所で使いたい人は端末補償に入っておいた方が良いでしょう。
壊れる可能性が非常に高く、水没の場合だと、全損交換になる可能性が高く、費用としては、機種代金ほぼ全額くらいの金額がかかる場合もあります。
〇買い替える頻度が少ない人
スマホを使ったら、3年~4年は使うという人は、端末補償に加入しておいた方が良いでしょう。
2年経ってから端末補償を外したりもできるため、買い替える頻度が少ない人は、長い目を見て損することはないため、端末補償の加入をおすすめします。
スマホの端末補償付けなくても良い人
〇短期間で買い替える人
2年経ったら買い替えたり、1年経ったら新機種に買い替えたりする人は、端末補償に加入する必要性は低いでしょう。
ものすごい頻度で、ものを落とすという方以外は壊れたら買い替える方が良いと思います。
短期間で結果として、買い替える人なので、費用をあまり気にしないということもあり、端末補償はあまりおすすめしません。
〇携帯会社を乗り換える人
携帯会社を1年置きに乗り換えをしたりする人は、端末補償の加入はおすすめできません。
携帯会社の端末補償のため、携帯会社が変われば基本的にはオプションは外れてしまいます。
そのため、端末補償に加入しても、結果として、外れてしまうことになるため、もし、補償を受けたい場合は、スマホメーカーから購入した上で、スマホメーカーの延長保証に加入するのが良いでしょう。
〇6万円以下のスマホ
6万円以下のスマホの場合だと、機種変更したり、携帯会社を乗り換えて新しい機種に変更することで、修理代金とトントンくらいになることもあります。
そのため、比較的に安いスマホに関しては、端末補償に加入しないと損するということはないです。
不安がある人は、とりあえず、端末補償を付けておいて、後から外すというのをおすすめします。
まとめ
高額なスマホが増えてきたこともあり、端末補償に入る方は少なからず増えています。
さきほどお伝えしていた通り、携帯会社の買い替えプログラムもあり、2年経ったら買い替えるといった人もいるため、利用者の状況にもよるというのが実際のところです。
ただ、何回も言うように、「ないよりは、あった方が良い」というのが1番分かりやすいとは思います。
個人的な意見ですが、10万円以上する機種に関しては、端末補償はつけておいた方が良いとは思います。
最初しか加入できないというのが補償のため、最初につけておいて後から外せば良いので、おすすめをしておきます。
今後も携帯通信関連での情報発信を行っていくので、すきま時間にチェックしてみてください。