ワイモバイルが新料金プランを発表しました。
開始するタイミングは、2023年10月以降予定です。
どんなプランなのかどうかを徹底解説していきます。

〇新料金プラン「シンプル2」とは?
ワイモバイルが2023年10月以降に開始する予定の新料金プランです。

*2023年8月時点での発表内容のプランです。
「シンプル2」
・通信容量:基本料金
【S】4GB:2,365円(税込)
【M】20GB:4,015円(税込)
【L】30GB:5,115円(税込)
*余った通信容量の翌月くりこしは可能です。
・基本料金からの割引内容
おうち割光セット(Softbank光 or Softbank Airの加入):▲最大1,650円/月
PayPayカード割:▲187円/月
20GB以上のプランから
1GB/月以下の場合:▲最大2,200円/月
・通話料金
通常:22円/30秒
通話オプション
だれとでも定額+(10分かけ放題):880円(税込)/月
スーパーだれとでも定額+(無制限):1,980円(税込)/月
新料金プラン内容のご紹介をしました。
見た感じいかがでしょうか。
料金プラン名通り、シンプルだと思います。
現在提供されている料金プラン「シンプルS/M/L」と比較した場合どうなのでしょうか。
「シンプルS/M/L」
・通信容量:基本料金
【S】3GB:2,178円(税込)/月
【M】15GB:3,278円(税込)/月
【L】25GB:4,158円(税込)/月
*余った通信容量の翌月くりこしは可能です。
・基本料金からの割引内容
おうち割光セット(Softbank光 or Softbank Airの加入):▲1,188円/月
or
家族割(2回線目以降):▲1,188円/月
・通話料金
通常:22円/30秒
通話オプション
だれとでも定額:770円/月
スーパーだれとでも定額(S):1,870円/月
〇「シンプル2」 vs 「シンプルS/M/L」
・基本料金が上がる
基本料金は、新料金プランの「シンプル2」が少し値上がりしています。
1回線のみの月額料金だと、現行のプランの「シンプルS/M/L」の方が安く感じますね。
・割引は、総合的には増加
おうち割光セットが、20GBと30GBのプランだと1,650円引きとなります。
1GB以下の場合であれば、30GBのプランで2,200円引きとなり、PayPayカードとの割引も踏まえて考えると、お得になっています。
・通話オプションは少し値上がり
通話オプションは、10分かけ放題とかけ放題ともに、110円の値上がりとなっています。
最近では、通話をされる方が少し減少気味のためか、少しの値上がりになっていますね。
アプリの通話が普及していたりしているのも要因でしょう。
・翌月くりこしは継続
余った通信容量のくりこしは、継続という内容となり良い点は残ったという状況ですね。
・家族割は?
家族割については、おうち割光セットと併用ができないというのは同一になるでしょう。
ただ、細かい詳細は、未発表のため、随時更新情報町という状況です。
【総評】
ワイモバイル(=ソフトバンク)に固定回線やPayPay関連にまとめることで、総合的にお得になるという計算になりますね。
基本料金の値上がりについては、割引額を考慮しての変更でしょう。
翌月くりこしも継続で、良い部分が残っていてバランスはとれているような気がします。
〇UQモバイルとの比較
【UQモバイルの料金プラン】
・トクトクプラン

基本料金:3,465円/月
自宅セット割:▲1,100円/月
or
家族割:▲550円/月
auPAYカードお支払い割:▲187円/月
1GB/月以下の場合:▲1,188円/月
・コミコミプラン

基本料金(月額料金):2,980円/月
通信容量:20GB
通話料金:10分かけ放題込み
通話かけ放題:+1,100円
・ミニミニプラン

基本料金:2,365円/月
自宅セット割:▲1,100円/月
or
家族割:▲550円/月
auPAYカードお支払い割:▲187円/月
・トクトクプランとミニミニプラン対象の通話オプション

〇ワイモバイル vs UQモバイル
・最低金額は同価格
割引を最大限行った月額料金での最安が980円と同等の金額となっています。
ともに4GBのプランですね。
・通話料金
通話オプションの料金は、UQモバイルの通話パック(60分無料)の550円/月が少しお得です。
60分の無料通話分を550円で使えるお得な通話パックです。
ワイモバイルのMプラン(15GB)とUQモバイルのコミコミプランだと、20GBに10分かけ放題が含まれているので、通話を利用する方はUQモバイルの方がお得ですね。
・20GB以上の通信容量ならワイモバイル
4GBのプランだと割引を考慮すると同等の料金です。
ただ、20GB以上になると、割引を考慮した場合、ワイモバイルの方がお得になります。
通話を使わない方なら、通信容量がメインのため、ワイモバイルがおすすめですね。
〇まとめ
ワイモバイルの新料金プランは、どう感じたでしょうか。
携帯会社の料金プランの傾向で、基本料金を下げきれないというのが目に見えて分かります。
そのため、割引を前提としての料金プランを作っているということでしょう。
利用者側が選択できる点を考慮すると、ワイモバイルのプランはわかりやすくて良いと感じています。
ワイモバイルは、今後の情報開示により、どのような動きを見せて、利用者側を良い意味で驚かせてくれるのか楽しみですね。