2023年6月~楽天モバイルの最強プランを提供開始しました。
発表されてから少し話題にはなりましたが、ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアに比べると、伸びていないのでは?と捉える方もいると思います。
そんな楽天モバイルの現状と最強プランの魅力など徹底解説していきます。
携帯会社の検討、節約、機種変更などのお役に立てれば嬉しいです。

最強プランとは
楽天モバイルが2023年6月1日より提供開始した携帯料金のプラン名のことです。

最強プランは、写真の通りの内容で、2,980円(税込3,278円)で通信容量を使い放題となっています。
通話は、「Rakuten Link」アプリを使用すればかけ放題となります。
「Rakuten Link」アプリ未使用だと、22円/30秒の費用が別途発生すします。
〇最強プランは何が良くなったのか?
・auのローミングサービスエリア
auのローミングサービスエリアが2023年5月までは、5GBまでという通信容量制限がありました。
最強プランとなり、auのローミングサービスエリアも無制限で利用できるようになりました。
変更点の中では、1番のポイントですね。
・楽天ポイント還元
最強プランを契約することで、楽天市場でのお買い物する際のポイント還元率がアップしました。
最大+3倍となり、楽天ユーザーだとかなりメリットのある内容ですね。
契約者数は伸びているの?
2023年6月までで、MNO(最強プラン)で500万契約者数へと徐々に近づいてきています。
そのため、契約者数は少しずつ伸びているというのは確かです。
2022年7月1日に0円プランを廃止して、かなり話題となりました。
0円廃止してから、楽天モバイルの契約者数は、減少していき500万契約者数から遠のいた結果となっていました。
契約者数が減少し始めてからのことを考慮すると、少しずつ戻しつつあるのは見て取れるでしょう。
ただ、急激に伸びるということがないため、今後携帯会社の4大キャリア目として捉えることはまだ先になりそうですね。
〇楽天モバイルが目指すところは?
楽天モバイルが目指しているのは、1,000万回線でしょう。
各社の契約者数だと、
1位:ドコモ(約8,500万回線)
2位:au(約6,100万回線)
3位:ソフトバンク(約4,800万回線)
となっていて、楽天モバイルは、1桁の違いが生まれています。
まずは、1,000万回線に到達することで、携帯会社の4大キャリアとして、認めてくれる存在になれるかもしれません。
楽天モバイルの最強プランの魅力は?
〇無制限
何と言っても、データ通信量を使い放題というプランです。
最強プランになり、パワーアップしたのが、先ほどお伝えしたauローミングサービスエリアも無制限になったことです。
他社には敵わないポイントですね。
〇楽天ポイント
楽天と言えば、楽天グループ内で利用できる楽天ポイントです。
こちらも先ほどお伝えした通り、楽天モバイルの最強プランを契約することで、ポイント還元率が上がります。
最近では、飲食店で使えるところも増え、活用できる範囲が増えているので、さらに、お得なポイントとなっています。
〇手数料が0円
楽天モバイルでの契約する際の手数料は、0円です。
0円からのプランは、廃止されましたが、そのほかの手数料は、0円継続しています。
他社携帯会社は、店頭での契約時には、事務手数料がかかるため、別途費用がかからないと考えると魅力的ですね。
楽天モバイルの最強プランの懸念点とは?
良い部分だけではなく、懸念点もまとめていきます。
良い部分だけなら、契約者数は、急激に伸びるようなプランなので、変える理由にならない部分があります。
〇電波・エリア
1番の懸念点は、電波でしょう。
いわゆる、携帯通信がつながりづらいということです。
楽天モバイルは、国から電波の利用許可を得ている電波帯が少ないことが問題です。
プラチナバンドという障壁にも強い電波帯をドコモ・au・ソフトバンクが持っていて、楽天モバイルは、持っていません。
そのため、つながりづらい状況となります。
エリアも広げているのはありますが、つながりづらい地域が多くあり、契約者数を伸ばすのに時間がかかっている1番の要因となっています。
電波に関しては、地道につながるように整備していくしかないのはあるため、改善にはまだまだ道のりは長いでしょう。
〇通信容量
自宅では、固定のインターネット通信を使えるようにしていて、携帯電話の通信容量を小さい容量で使えているという方の割合は、かなり高い数ではないでしょうか。
何が言いたいかというと、携帯電話の通信容量を20GB未満で利用している方が7割8割ほどであるということです。
そうなると、最強プランの無制限という点において、メリットがメリットでなくなるという現象になっています。
電波が安定していて、月額料金もそこまで変わらないなら、3大キャリアで残そうという考えを持つ方が多くなっているということですね。
〇通話
楽天モバイルは、「Rakuten Link」アプリを利用することで、携帯の通話料金が0円で利用できます。
あくまでも、アプリを使わないといけないという点が、マイナスポイントになることがあります。
通話をよく使う方は、折り返しや電波を気にする方が多くいます。
「Rakuten Link」アプリは、折り返しはできず、電波は楽天モバイルの電波状況によるため不安定なことが多くあります。
そのため、通話メインで利用する方は、いくら0円で通話できるとなっても使えなければ意味がないため、楽天モバイルを選択肢として持てないということはあるということです。
楽天モバイルの最強プランに合っているのは?
懸念点はあるにしても、利用することで、メリットがある方はたくさんいます。
そんな楽天モバイルに合っている方をご紹介します。
〇ネット通信メインで通話を使わない
電波が入るエリアで、ネット通信がメインの方は、楽天モバイルはかなりおすすめです。
電波がつながれば、通信速度は4大キャリア目と呼ばれるだけあって、速度は出ます。
そのため、通信容量無制限+速い速度なら嬉しい限りですよね。
〇楽天ポイントユーザー
楽天ポイントユーザーで、ネット通信のみが使えれば良いという方は、おすすめです。
楽天ポイントが貯まりやすくなり、月額料金も抑えることができれば、一石二鳥ですよね。
通話するという方は、楽天ポイントを取るのか、現実的な使用面を取るのかという点で悩んでみてください。
〇自宅のインターネット回線として併用
自宅の固定回線を使わずに過ごせるという方は、楽天モバイルの電波が入るという前提ですが、おすすめです。
楽天モバイルの電波が入るということは、通信容量を無制限で利用できるということで、固定回線を必要しないということでもあります。
固定回線分の費用をかけずに過ごせることは節約できるということなので、ネット通信をどのように使うのかにもよりますが、自宅のインターネットとして併用できるという点においては大きなメリットとなります。
この場合に一つだけデメリットがあり、パソコンやスマホのアップデートの時に、アップデートできない場合があるということです。
パソコンやスマホのアップデートには、かなり大きな通信容量を使います。
そのため、携帯電話の通信容量では一度に通信する容量にも限界があるため、アップデートに失敗する可能性が高くなります。
デメリットもあるということ認識してもらえれば大丈夫です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
楽天モバイルの近況をまとめた形にはなりましたが、徐々に契約者数は伸びてきているのは確かです。
実際に、楽天モバイルの電波が入れば、気に入って利用している方が増えているのも事実です。
契約事務手数料などもかからず0円のため、1度試してみるのも良いと思います。
楽天モバイルの電波が入るのかどうか試すこともでき、データ通信のみのSIMカードも提供開始しているので、良かったらチェックしてみてください。
データ通信専用の月額料金は、1,081円/月で利用できます。
今後も携帯通信関連のことをまとめていくので、すきま時間にチェックしてみてください
楽天モバイルの最強プランにご興味がある方はこちらからチェックしてみてください。
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