2023年6月の今月に入り、UQモバイルと楽天モバイルの新料金プランが開始されています。
新料金プランにより、どこが伸びてくるのかと思っていましたが、現状のところ、UQモバイルも楽天モバイルも伸びてなさそうな状況です。
なぜ、伸び悩んでいるのかを簡単にまとめていきます。
*UQモバイルの新料金プランです。トクトクプラン・コミコミプラン・ミニミニプランとあり、通信容量を利用者側で選択できる料金体系となっています。
⇩ UQモバイルの新料金プラン詳細は、こちらを参考にしてみてください。
*楽天モバイルの新料金プラン「最強プラン」です。月額料金は変わらずで、auのローミングサービスエリアを無制限利用できるようになったプランです。
⇩ 楽天モバイルの新料金プランはこちらを参考にしてみてください。
新料金プランの苦戦理由
・利用者側の視点
利用者側目線で立ったときに、携帯会社を変える大きなきっかけにならないというのがあると思います。
新料金プランと言っても、UQモバイルも楽天モバイルも月額料金がものすごく安くなったということもなく、変更点がいくつかあるという状況のため、現在利用中の携帯会社で不満がなければ、継続している方が多いので、新料金プランによる伸びしろが低くなっているのかもしれません。
・機種のキャンペーン
料金プランは変わり、メリットがある方もいるかもしれませんが、機種のキャンペーンが大きく変わることもないため、他社へ乗り換えして、プラン変更する手間を考慮すると、今の時期ではないという風になっているのかもしれません。
UQモバイルの新料金プランへの反応
・料金が分かりづらい
今回の新料金プランは、トクトクプランとミニミニプランは、自宅セット割・家族割ありきのプランです。
そのため、基本使用料や割引といった利用者によって月額料金が変動してしまう仕組みです。
以前のプランは、通信容量によって料金が決まっていて、自宅セット割や家族割を組む方のみ月額料金から差し引けばよかったという仕組みです。
ただ、今回は、自宅セット割と家族割がないと値上がりしている料金のため、利用者側だと月々の計算がしづらいという部分があります。
・通信容量10GBまでで全く問題ない
コミコミプランは、20GBまでのプランです。トクトクプランは、1GB~15GBのプランです。ミニミニプランは、4GBのプランです。
最近では、Wi-Fi環境が整っている場所も多くあり、通信容量を抑えられる傾向にあります。
通信容量は、10GBまであれば事足りる方も多く、新料金プランで選ぼうとすると最適な料金が見当たらないという点があります。
楽天モバイルの新料金プランへの反応
・結果的に「繋がらない」
楽天モバイルは、最強プランということで、auのローミングサービスエリアを無制限としています。
ただ、結果としては、auのローミングサービスエリアが通信容量無制限だとしても、繋がらないというのが利用者側の意見で多いとのことです。
そのため、エリア内で、しっかりと繋がる方は、無制限で2,980円というのは安いため継続利用するが、繋がりが悪いとなると、いくら無制限で月額料金が安くあっても継続利用に至らないというのが現状のところです。
・通信容量無制限が響いていない
ホリエモバイルを提供している堀江貴文さんが言っていることで、日本で20GB以上利用する方は、ごく一部の層しかいないということです。
確かに、Wi-Fi環境が整っている中で20GB以上利用しようと思うと思ったよりも難しいかもしれません。
おそらく、20GB以上の利用者は、通勤時や外出時に、動画視聴したり、web会議したりする方くらいかもしれません。
そのため、楽天モバイルの新料金プランは、auの電波が無制限というのを売りにしているため、そこまで響いてないのかもしれません。
まとめ
最近思うのは、携帯会社の新料金プランの出し方は、非常に難しいところにきたと思っています。
なぜかというと、月額料金がかなり安くなっていて、競争する幅が狭くなっているためです。
機種のキャンペーンも国から統一されていて、最大還元金額も各社統一となっています。
そのため、今回のUQモバイルと楽天モバイルの新料金プランも出だしで、苦戦しているのもあると思います。
転売防止や不正契約といった点を抑えながらも還元する金額を上げられれば、もしかしたら、違った動きになってくるかもしれません。
ただ、現行でもお得に乗り換えできるので、良かったら、UQモバイルと楽天モバイルをチェックしてみてください。
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