意外と知らないかもしれないので、注意喚起ということで、携帯会社の本人確認書類についてまとめていきます。

今回取りまとめるきっかけになったのは、2024年秋には、マイナンバー法の改正により、健康保険証が廃止されることとなったことです。

2025年秋までは、既存の健康保険証はかろうじて有効ですが、その後、マイナンバーカードに統合され、健康保険証は使えなくなります。

マイナンバー法の改正が少し影響しているのもあり、健康保険証が使えないことで、携帯会社にも変化が生まれているので、まとめてお伝えしていこうと思ったということです。

本人確認書類とは

携帯電話の契約やローン契約などの契約時に、ご本人の確認するための書類のことを本人確認書類と呼んでいます。

本人確認書類を「本確」と略して読んだりします。

以前は、身分証と呼んでいたのですが、呼び方に差別的内容が含まれているということもあって、本人確認書類という風に呼ぶようになっています。

携帯電話の契約時の本人確認書類とは

【ドコモ・au・ソフトバンクの場合】

本人確認書類は、

・免許証

・マイナンバーカード

・日本国パスポート

・身体障がい者手帳/療育手帳/精神障がい者手帳

・在留カード+外国パスポート/特別永住者証明書

・18歳未満の場合のみ、健康保険証+補助書類

*補助書類:住民票(3か月以内)、公共料金領収書(3か月以内)、届出避難場所証明書(3か月以内)

この6点が、携帯電話の契約時に必要な本人確認書類となります。

*楽天モバイルは、健康保険証+補助書類でも契約は可能となっています。

ただ、楽天モバイルも変更がある可能性もあるので、契約する前に確認しておきましょう。

健康保険証が使えなくなった理由

健康保険証が使えなくなっている理由は主に3点あります。

・マイナンバー法による変更

健康保険証が完全に使えなくなるまでに、残り2年ちょっとあります。

残りの期間で健康保険証での受付を行い、マイナンバーカードに統合された後に、本人確認書類の変更手続きを契約してもらった方に随時対応してもらう必要があるかもしれないということです。

どういうことかというと、

例えば、

2023年に健康保険証+補助書類で契約

2025年秋に完全廃止

健康保険証が本人確認書類としてみなされないので、携帯ショップかオンラインでマイナンバーカードの登録、もしくは、その他の本人確認書類を登録してもらう必要が出てくるということです。

手間なのは、携帯会社側もそうですし、利用者側もそうですよね。

事前の対応という意味では良い対応かもしれません。

・不正契約の防止

健康保険証+補助書類の契約は、不正契約に利用される頻度が一番と言っていいほど多い本人確認書類となります。

顔写真もないのもあり、補助書類があっても、信用できない点も多くあります。

ただ、本人確認書類と認められている以上は、携帯会社側も、契約を進めるほかなかったということもあります。

そのため、今回のマイナンバー法の改正は、案外携帯会社側としては、ありがたい内容なのかもしれません。

・国(政府)への貢献

携帯会社も国から電波を振り分けてもらったりと、国への印象は大事です。

そのため、国がマイナンバーカードだけにしていくんだということに対して、乗っかることが一番の貢献になるからです。

実際に、携帯会社での取り扱いであるeSIMは、国が推奨するSIMカードで、利用割合を増やしていくようにと携帯会社へ落とし込まれています。

そういった経緯もあり、今回の健康保険証については、見せ方という部分もあるのでしょう。

不正契約は意外と多い

不正契約は、意外と、近くに潜んでいます。

主には、本人確認書類の偽造が多いです。

携帯電話の契約に、偽造されたもので、契約できる訳ないと思いますよね。

それが、案外、偽造書類を1回だけ利用するだけだと気づけないことが多いのです。

直近の話題でいくと、

SIMスワップという携帯電話番号の乗っ取りによる、不正利用、不正契約というのがあります。

勝手に、携帯会社を変更されていたり、口座からお金を盗んだり(約1,000万円)となんでもできることとなりました。

本人確認書類は携帯ショップで確認されていたのですが、手続きできてしまったということです。

こういう事件を耳にすると、本人確認書類で健康保険証を使うというのは、携帯会社側も扱いづらい書類となっているのは間違いないでしょう。

そのため、本人確認書類を限定していくのが、今後予想できますね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本人確認書類を意識することは意外と少ないと思います。

今後の本人確認書類のおすすめは、マイナンバーカードです。

やはり、健康保険証の統合もそうですが、近い将来には、免許証もマイナンバーカードと統合されることも予想できます。

そうなった場合、免許証もダメで、健康保険証もダメ、マイナンバーカードしかないという風になりますよね。

せっかくなので、マイナンバーカードを作成されていない方は作っておくことをおすすめしておきます。

今後も、携帯通信関連のことを取りまとめていくので、すきま時間にチェックしてみてください。

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By ぱんだ

白黒うさぎを飼っている30代の独身男のぱんだです。 通信携帯業界に約10年以上携わったガジェット好き。 今後、通信系の経歴を活かし、情報発信やうさぎ、自分の趣味も数多くあり新しいお得な情報を分かりやすくお届けします。

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