楽天モバイルが6月1日より、「最強プラン」へと変更します。
では、その最強プランに伴い、変更された点も含めて簡単にまとめていきます。
お得な方もいれば、まだまだメインで使うのはちょっとという方もいます。
今後の通信費用の節約に役に立ってもらえれば嬉しいです。

〇「最強プラン」とは
通信容量3GBまで:980円(税込1,078円)
通信容量20GBまで:1980円(税込2.178円)
通信容量20GB超過後:2,980円(税込3,278円)
これまでと変わらない楽天モバイルのシンプルな1つのプランです。
では、何が最強プランなのか。
楽天モバイルのエリアは、楽天独自の電波である「楽天回線」エリアとauのエリアを一部借りている「auローミングサービスエリア」というのがあります。
今回は、auのローミングサービスエリアが月々で5GBまでしか使えなかったところが、通信容量を無制限で使えるようになったことが最強と言われる所以です。
楽天回線エリアは、通信容量無制限です。
その上に、auローミングサービスエリアが無制限になると、確かに安いです。
それが「最強」ということです。


〇「最強プラン」の欠点はあるの?
・通話はRakuten Linkアプリを使わないといけない
普段通話を使う方ももちろんいます。楽天モバイルは、Rakuten Linkアプリ経由でないと通話料金が発生します。
そのため、アプリを使うのが面倒という方も多いです。
あともう1点が、通話品質が高くないという点です。
元々電波が繋がりづらいという点からも通話品質にも影響している部分は今後改善されるのを願いましょう。
・auがいつまでエリアを貸すか分からない問題
今回は、最強プランということで、auによる協力あってのプランですが、いつまでauが電波を貸してくれるのかは分かりません。
そのため、プランの改悪されるのかどうかもauにかかっているため、楽天モバイルとしては不安要素はありますね。
・電波が繋がらない
通信容量が無制限とはいえ、繋がらないと使えないというのはあります。
そのため、通信品質が高くないと感じる方は、楽天モバイルが最強と感じとれないところはあるかもしれません。
〇その他の変更点
・MNPワンストップ
MNPワンストップとは、MNP予約番号というのを他社へと乗り換えるときには必要としていましたが、MNP予約番号不要で手続きできる制度のことです。
今回楽天モバイルが初めて開始することになります。
手続きが安全なのか、色々と情報を待つのもありかと思います。

・楽天ひかりの1年無料キャンペーンは4月で終了している
楽天ひかりが月額料金1年無料ということで、楽天モバイルと同時に申し込んでいた方は多いことでしょう。
そんな楽天ひかりのキャンペーンが終了することとなっています。
理由は、
Rakuten Turboが原因のようです。
Rakuten Turboとは、コンセントに挿すだけで使える工事不要のホームルーターです。
工事不要で、無制限という点は、かなりのメリットです。
楽天回線を利用していたりと、繋がるかどうかという点がマイナスポイントかと思います。
楽天ひかりのキャンペーンが続いた方が良かったような気もしますが、ホームルーター需要はあるので、今後の電波改善に期待したいですね。
Rakuten Turboの料金を載せておきます。
⇩

楽天ひかりの料金は、
マンションタイプ:3,800円(税込4,180円)
一戸建てタイプ:4,800円(税込5,280円)
となっていて、工事費用を考慮してもNTT回線のため通信品質からすると、楽天ひかりのキャンペーン継続でも良かったような気がしますね。
楽天モバイル内の事情として、Rakuten Turboを販売することで、楽天側に売り上げが入ると仮定すると納得はいきますが、そうであってほしくはないですね。
〇まとめ
楽天モバイルの変更点はいかがでしたでしょうか。
実際に、電波改善がされた場合、楽天モバイルの人気が上がるのか、変わらないのかは、電波が良くなってからのお楽しみですね。
ただ、現段階で考えると、「最強プラン」はシンプルに安いと思います。
他社と比較しても、全国で通信容量無制限で利用できる2,980円(税込3,278円)のプランを出している携帯会社はないため、お得なのは間違いなしです。
さらには、スマホ購入などのキャンペーンも大きくなれば、楽天モバイルの契約者数の激増につながるのは間違いなさそうです。
[…] 楽天モバイルの「最強プラン」2023年6月1日~の変更点とは? […]