はじめまして、うさぎと一緒に暮らして5年目のぱんだです。
今回のテーマは、換毛期です。
うさぎの換毛期はうさぎにとっても飼い主さんにとっても思ったより大変です。
抜け毛によって体調をくずす原因にもなるので、対策はとりましょう。
換毛期は、いつなのか、対策はどのようにとるべきなのかをお伝えします。
対策をとる上で、必要なのが飼育環境です。
飼育環境についてもまとめますので、ぜひ、目を通してみてください。
目次
■換毛期はいつ?
■季節ごとの対策
■飼育環境を整えましょう
■まとめ
■換毛期はいつ?

◎換毛期とは
季節の変わり目になると、毛が生え変わることです。
主に、冬毛から夏毛へ、夏毛から冬毛へと生え変わります。
◎換毛期はいつ?年間での回数は?
換毛期は、春・秋の2つの期間で生え変わることが多いです。
飼育環境によっては、換毛期の回数が多いうさぎもいたり、時期もずれるうさぎもいます。
◎換毛期はなぜ起こるのか?
換毛期は、体調を調節するのが目的です。
体温を調節することで、それぞれの季節に対応するための準備となります。
夏に対応するために、夏毛に生え変わらせ、冬に対応するために冬毛に生え変わらせます。
換毛期で抜け毛対策をとらないと、毛球症などの病気にかかってしまうこともあるので、注意しましょう。
◎換毛期の対策
換毛期の対策は、日々のブラッシングと室温調節の対応です。
ブラッシングについては、春や秋には、ブラッシングを行ってあげる頻度は増やす方が良いです。
室温調節については、季節によって調節してあげないと、換毛期の回数が増えてしまう可能性が出てきます。
換毛期の回数が増えてしまう理由は、換毛期が体温調節に準備をするための対応なので、室温の温度差があったりすると、毛を生え変わらせて準備をしないといけないようになってしまいます。
そのため、換毛期の回数が増えてしまいます。
■季節ごとの対策
◎春・秋
春と秋は、換毛期の季節ということもあり、ブラッシングの頻度を増やしたり、特に室温調節をしっかりと行いましょう。
季節の変わり目ということもあり、気温や湿度に変化が大きいです。
そのため、うさぎの体調がくずれる季節なので、注意しましょう。
◎夏
夏は、6月ごろに梅雨もあります。
梅雨の注意点として、室温もそうですが、湿度があがります。
うさぎは、湿度が高くなると体調に影響が出やすいです。
室温は、28℃くらいに調整しましょう。
真夏になると40℃を超えてきたりと変化がり、室温調節も大変かもしれませんが、かわいいうさぎのために頑張りましょう。
◎冬
冬は、寒すぎないように室温調節を行いましょう。
昼間は、日差しがあたると、寒くはないですが、夜は冷えます。
エアコンやヒーターをつけて暖めてあげるのが必要です。
エアコンやヒーターを使う場合、空気が乾燥するのもあり、喉が渇くようになります。
そのため、普段よりも水を多めに準備してあげても良いと思います。
■飼育環境を整えましょう
◎ケージの置き場所
快適に過ごせるケージの置き場所を考えていきましょう。
うさぎは、温度差がない場所を選んであげるのが良いです。
湿気も苦手のため、お風呂場やキッチン近くは避けてあげた方が良いと思います。
理想の場所は、
・部屋の壁の2面に面している
・エアコンが直接当たらない
・風通しが良い
・出入口に近すぎない
・音が鳴るテレビやオーディオ機器から離れている
◎飼い主さんのライフスタイルによるうさぎの住む環境
・1人暮らしの場合
1人暮らしの場合は、仕事などで、半日以上は自宅を空ける状態になります。
そのため、うさぎが運動不足になり、体調をくずす場合もあります。
パーテーションやサークルで区切って、ケージを出てリラックスできる空間を作ってあげるのは良いです。
パーテーションの高さは、うさぎが飛び出れないような高さを選ぶのが必要です。
・子供がいる場合
小さな子供は、うさぎを驚かせる行動をする可能性もあるため、保護者が目の届くところで遊んでもらいましょう。
・多頭飼育の場合
複数のうさぎを飼育する場合は、ケージを1つずつに分けたり、パーテーションで仕切ったりしましょう。
うさぎの繁殖力は高いため、去勢や避妊を行うことをおすすめします。
◎日々の掃除
うさぎは、繊細なのもあり、掃除は大切です。
1日1回は、食べものの交換や水の交換、食べものの汚れを点検してあげましょう。
月1回は、ケージ全体も掃除してあげましょう。
◎においへの対策
悪臭はうさぎにとって、ストレスになります。
尿のアンモニア臭は、刺激が強いため、うさぎの目や皮膚の病気の原因にもなるので注意しましょう。
トイレの尿石の汚れは、尿石除去剤などを使い、綺麗に掃除してあげるのも必要です。
◎室内環境
室内は、危険がないかの確認をしましょう。
確認事項
・電気コード
⇒感電の危険があります。
・紙類
⇒食べてしまうと、おなかの中で固まってしまうので注意しましょう。
・ゴム製品、プラスチック類
⇒食べると、おなかの中につまります。
・タバコ、洗剤など
⇒口にすると、中毒を起こす可能性があります。
・観葉植物
⇒植物は、種類によって、中毒を起こすこともあります。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
換毛期は、うさぎのケアで1番に気を遣う時期です。
飼い主さんの環境によっても、影響がでる時期でもあり、ケアしてあげましょう。
日本は、春夏秋冬のため、温度・湿度の違いがあり、うさぎの健康管理は難しいかもしれませんが、かわいいうさぎのために楽しんで飼育しましょう。
今後も、うさぎ関連のことを伝えていきますので、楽しみにしていてください。